レクサス、新型「ES」発売、驚きの日本仕様!

満を持して発売された、レクサス「ES」(2027年モデル)!
ここまで待たせたからには、日本仕様について再考してくれたのか・・・と思いきや、主要スペックの変更はなく、この点は個人的に残念でした。
日本仕様のみ、なんとか全高をわずかでも下げて、せめてノーマルルーフ機械式駐車場に格納できるようにするなど、「非SUV」ならではの利点を活かして欲しかったところです。

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▼LEXUS、新型「ES」を発売(2026/6/11)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/44452094.html  より


レクサスの主戦場である都心部においてはこの新型「ES」を格納するサイズの駐車場が極めて不足しており、中でも「全高」については深刻な問題があります。
特にクルマ需要が高いエリアでは、SUVが格納できる「ミドルルーフ/ハイフール」駐車場は月3万円〜5万円という高額な賃料にもかかわらず、数年待ちということも珍しくないなか、ノーマルルーフでも格納できる「ES」や「LS」はレクサスブランドでは貴重な存在だったのですが・・・


さて、今回の日本仕様はざっと見た感じですと、かなり驚きました。
先行発売された海外仕様と基本同じような方向性ではありますが、日本市場はハイブリッドモデルが強いため、日本独自の装備やグレードが展開されることを期待しておりましたが、実際はハイブリッドモデルの「ES350h」において相当な制限があります。


なんといっても、次の点が驚きです。

 ・1)”標準”グレードしか存在しない
 ・2)メーカーオプションが実質的に存在しない
 ・3)BEVの「ES350e」と価格が同一
 ・4)“Rr Comfort package”のネーミング

この中でも「3)価格」については、先行発売された諸外国でもほぼ同傾向にあったので、(驚きはありますが)既定路線ではありました。
また、「(BEVの方が)価格が高いのにリセールヴァリューが低い」、という日本のBEVが売れない理由を打開した販売方針ともいえ、価格設定は素直に喜ばしいかと思います。

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驚きは、1点目、「ES350h」がワングレード、メーカーオプションがほぼなし、という点。
ハイブリッド車が強い日本においては、あえてハイブリッドモデルではなく「BEV」を選択したくなるような構成にしているともいえ、これで「ES350e」および「ES500e」が売れるかどうかの壮大な市場調査とも言えると思いました。

仮に手厚い補助金がなかったとしても仕様、スペック、価格的にもBEVモデルの「ES350e」の方が優位でありますから、レクサスのBEV路線の本気度を感じる戦略ではないでしょうか。

次に2点目、メーカーオプションが実質存在しない、というもの。
”標準”グレードであっても、新開発の高精細AHS(可変ヘッドライトシステム)はメーカーオプションだったり、ホイールもインチアップできたり・・・ということで、豪華装備は不要でも、エクストラコストを支払うことで、選択肢が増えるのが通常ですが、「ES350h」においてのメーカーオプションは以下の通り、3つしかありません(驚)

・ボディカラー(ソニックカッパー)
・リヤスポイラー
・レスオプションパッケージ(マークレビンソンを非装備へ)

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特に高精細AHSが「ES350h」では装備できない、というのはちょっと割り切りすぎでは、と感じます
(「ES350h」が790万円という価格面を考慮すると従来方式のAHSが標準装備でも良かったのでは・・・)

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「ES350h」は”標準”グレードしか存在しないのに「マークレビンソン」が標準装備、というのも日本仕様では初の試みです。

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たとえば、先行発売している「北米市場」においても、「ES350h」において、”Luxury”(日本でいう”version.L”)は存在していませんでしたので、まったく予想できなかった、とまでは言えませんが、「ES350h」がワングレード設定というのはやはり驚きでした。
この判断が、吉とでるのか・・・

ES350hにおいても、装備を強化した”version.L”仕様や“Rr Comfort package”があればそちらを購入する、という方も結構いらっしゃるのではと思うのですが、現状ではボディサイズの肥大化によりユーザー層が限られること、「BEVはインフラの面でちょっと・・・」という方もまだまだ多いこと、そして「ES350h」が”標準”グレードしか設定されていないことで、試乗せずに購入するロイヤルカスタマーが手を出しにくい、という点で、新型「ES」自体、なかなか手を出しずらいクルマになっている印象があります。

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もっとも、そのために「ES350h」と「ES350e」を同価格、補助金を考慮すれば「ES350e /ES500e」は割安感あり、という戦略なのではと感じますが、皆さんの感想はいかがでしょうか?


(追記)
マイカー始動ロック、AreneOSでの不具合はまだ解消していないのでしょうか・・・
新型「ES」においてはまだ使用できないようです。

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この記事へのコメント

  • ダイフサ

    いや~、HEVにバージョンLがないのには驚きました。おかげで装備は現在私が所有する旧型ESのバージョンLと比べ劣るものが多く、そのくせ高い!!
    DRSも付いてなくて最小回転半径が6.0m、それでいて旧型より15cm以上長いんだから、日本の都市部では取り回しが利かないですよ。

    今の日本では、BEVよりもHEVの方が圧倒的に需要があるのに⋯(少なくとも私は現時点においてBEVを選ぶ気にはなれない)

    元々サイズ的に厳しいとは思っていましたが、これで決定的となりました。旧型ESをまだしばらく乗って、また数年後次の車を考えたいと思います。

    2026年06月12日 00:31
  • ついに発表されましたね!国からの補助金でまさかの500eが350hと並ぶ価格になることが何よりの驚き。500eを購入しようとしているものにとっては嬉しいサプライズですね。
    ただ外国の仕様を見て不安に思っていた通り、500eだと後席のシートヒーターベンチレーションは諦めないといけませんね。
    今後のマイチェンで追加されることはあるのだろうか‥。
    2026年06月12日 06:40
  • 旧ES

    率直に残念。外観デザインは慣れれば良いけど、これだけ北米を含め、HEV回帰の状況なのに、HEV装備が総じて貧弱。
    巨大なこの車の販売台数は伸びないはずなのに、このまま数年販売されるなら、レクサス離れが心配😟される状況に見えます
    2026年06月12日 07:28
  • NXRX

    今回セダンということよりも、内装や装備関係で、NXとRXと同等以上のインパクトのある登場を期待していたけど、、、
    モリゾーさんが、以前発表されてた全方位をみた販売戦略にはなっていない気がつします。
    このまま、もし、販売台数が伸びない場合、その際にようやくテコ入れされるのでしょうか。
    いやあ、フルモデルチェンジの初期型は、興味津々だけど、マイナーチェンジでようやくでは、販売台数伸びなくて、GSの如く、終焉を迎えてしまうかもしれない
    2026年06月12日 15:30
  • 南信州曲道愛好家

     米中向けのセダンで、もともと日本では台数が売れないモデルです。日本向けになにか特別を望むこと自体無理があると思います。ES350hが皆さんの望む仕様になっていたとしても大した台数にならないでしょう。日本では大きすぎますし、セダンの日本の需要は知れているからです。売れすぎてクラウンが売れなくなるのも困りますしね。
     それよりも、なんとかBEVを売りたいのでしょう。マルチパスウェイを実現するには、日本の販売現場のBEVの経験値を上げておきたい。そんなトヨタの思惑も透けて見えます。日本向け主力のRX/NX/LBXでは、こんな冒険はできませんから・・・
    2026年06月13日 17:14
  • なまっくす

    to 南信州曲道愛好家さん

    新型レクサスES、日本市場で引き続き設定されるだけでも幸せなのかもしれませんね。クラウンで代替できるのはそのとおりですね・・・
    今回のレクサスES、まさに「BEV」を販売できる土壌づくりや環境づくりを進めているモデルに感じます。
    ただ、やっぱりボディサイズの制限が大きいのがネックなので、今後もしっかりと市場調査を進めて欲しいと思います。
    (仮に今回のESの売れ行きが芳しくない場合、なにが理由販売がすすまなかったのかをしっかり分析してほしいですね!)


    > 米中向けのセダンで、もともと日本では台数が売れないモデルです。日本向けになにか特別を望むこと自体無理があると思います。ES350hが皆さんの望む仕様になっていたとしても大した台数にならないでしょう。日本では大きすぎますし、セダンの日本の需要は知れているからです。売れすぎてクラウンが売れなくなるのも困りますしね。
    > それよりも、なんとかBEVを売りたいのでしょう。マルチパスウェイを実現するには、日本の販売現場のBEVの経験値を上げておきたい。そんなトヨタの思惑も透けて見えます。日本向け主力のRX/NX/LBXでは、こんな冒険はできませんから・・・
    2026年06月21日 11:26

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