外観の意匠変更は伴わないものの、心臓部となるバッテリーの刷新など、マイナーチェンジ相当の改良を実施し、実質的な価格も従来モデルの「RZ450e、RZ300e」から引き下げられるなどレクサス車では珍しい価格の引き下げも実施されました。
▼LEXUS、「RZ」の新型モデルを発売するとともに、LEXUS Electrified Programのサービス内容を拡充
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/43750597.html
今回は、ニュースリリースでは触れられていない点について何点か言及してみたいと思います。
◾️従来モデルから実質値下げ!
競争が著しいBEVでは価格改定が行われる車が多いようです。「bZ4X」でも価格の引き下げが行われましたが、今回、RZのマイナーチェンジ相当の改良(2026年モデル)においても「約30万円」の実質的な価格の引き下げが行われています。
バッテリーの増強や静粛性の強化などを実施し、全方位で商品力を高めた上の値下げはまさに「BEV」の置かれている環境そのものといえます。
まだまだ絶対的な価格は高価ではありますが、「補助金」を考慮すると、「NX450h+」よりも価格が安くなるのは魅力的!(NX450h+も補助金で実質的な価格はさらに安くなりますが・・・)
RZ450e ”version.L”(AWD)・・・880万円
→RZ500e”version.L”(AWD)・・・850万円(▲30万円)
RZ300e”version.L”(FF)・・・820万円
→RZ350e”version.L”(FF)・・・790万円(▲30万円)
◾️”F SPORT”には「遠方上方配置メーター」採用!
注目のステアバイワイヤは、日本版”F SPORT”では標準装備! 一時期はオプション装備では?と囁かれていましたが、勇気を持って標準装備にしたのは素晴らしいですね!国産BEVでは唯一といえる装備ですから、差別化にもつながります。
また、ノーマル仕様とは配置を変えた、「遠方上方配置メーター」を採用しているのにも注目です!
◾️動物性本革を引き続き排除!
”F SPORT”の素材がどうなるか密かに注目していましたが、「RZ」のコンセプトどおり、動物性由来の本革は不採用。
異形ステアリングは、さらさらした感触の合成皮革を使用。シートも一見本革ですが、こちらもL-tex(合成皮革)を使用するなど徹底しています。
「RZ550e」においては、シートにブラックのウルトラスエードが使用されていないのは意外でした。
惜しむらくは、”F SPORT”のインテリアカラーが「ブラック」のみということです。
「BEV」ならではの明るめのインテリアカラーの追加設定も期待したいところです。
◾️静粛性アップ、トノカバーも刷新!
レクサス「NX」2026年モデルで採用された 防音効果のある新トノカバーを「RZ」でも採用しているようです。
実際に効果のあるアイテムですから、BEVならではの静粛性に加え、さらなる快適さが期待できそうです。
◾️新ボディカラー「ソニックセレナイト」<090>登場!
以前、北米使用の「RZ」でも記事化いたしましたが、日本版でも同様に、トヨタブランドの「プレシャスホワイトパール」がレクサスでも採用されることとなりました。
なお、北米では「Oxygen White」(オキシゲンホワイト)というネーミングです。
もっとも、カラーコードが<090>で同じとはいえ、レクサスの方は塗装工程に力が入っているため、トヨタブランドの塗装とは仕上がりが異なる可能性があります。とはいえ、トヨタブランドとレクサスブランドで長年続いた「別カラー」が徐々に統合されているのはちょっと寂しさを覚えますね・・・
「LBX」の場合はカラーコードがトヨタブランドと同じ場合、カラーのネーミングも同じでしたが、今回の新型「RZ」のソニックセレナイトは、カラーコードはトヨタブランドと同じにもかかわらず、ネーミングは別というのは少々ややこしいことになっています。
▼レクサス、ソニッククォーツに変わり「プレシャスホワイトパール」採用か?
https://www.namaxchang.com/article/519263507.html
◾️インテリアの「差し色」DOP新設定!
カップホルダーイルミネーションの設定はありませんでしさが、社外品でありそうな、「ブルー」と「レッド」の加飾があるインストルメントパネル、ダイヤルシフトノブ、ステアリングベゼル が当時設定!
「ステアリングベゼル」が53,900円と信じられないぐらい高価なのですが、これは不思議ですね・・・・(まさかステアリングスイッチ部分丸ごと交換?)
単体価格では10,000円もしないように気もするのですが、実物を見てみたいですね。
◾️フォージドバンブーが充電器に!
”F SPORT”のインテリアパネルに、密かにフォージドバンブー(Forged Bamboo)が使用されるのでは・・・と期待していましたが、それは叶いませんでした。しかし、なんと、ディーラーオプションでレクサスデザインの「充電器」が設定され、これにフォージドバンブー(Forged Bamboo)が使用されることに!
でもどうせなら、インテリアパネルに使用して欲しかったですね・・・
さて、気になる「RZ550e ”F SPORT”」を始めとする新型「RZ」。
実車についてはすでに各店舗に配備済みのようで、12月・1月登録車のほぼ全数は、試乗車枠のものと思います。
特にRZ550e”F SPORT”の新ステアリング(ステアバイワイヤ)は早く体験してみたいですね。
すでに発表されている「ES」のBEVモデルとの競合も予想されますが、実質的な値下げともいえる価格で販売開始されたのは朗報ですね。
私も年明けに試乗を予約済みですので、ぜひチェックさせていただきたいと思います。
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