LC500 Convertible 2025年モデルは実は「ここ」が変わっていた!

現在納期が「最大8ヶ月」まで伸びている、レクサス「LC500 ”Convertible”」について、今更ながら気づいた点がありましたのでシェアいたします。
2024年12月に実施された「LC500/LC500h」の年次改良で今更ながら新発見した部分がありました。



th_E767D459-6AF3-4A81-8022-55A741D66E28.jpg

いわゆる「2025年モデル」については、クーペでは床下ブレースの追加によるボディ剛性のさらなる強化が行われた程度で、コンバーチブルにはついては特に改良なし、という認識だったのですが・・・
ニュースリリースにも、「LC500(クーペ)」のことしか言及されておらず、課題であった助手席側のインストルメントパネルについてもしっかりと改良され一安心でしたが、合成皮革を使用する「LC500 コンバーチブル」については言及されていませんでした。

スクリーンショット 2025-11-03 10.43.54.png

https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/41937702.html

助手席側インストルメントパネルは、2017年発売の「前期モデル」、2020年発売の「中期モデル」いずれも、上質なアクリルパネル内に綺麗にインストールされたナビゲーションモニター、アナログクロック、そしてアンビエントライトが非常に上質感を出しており(ツインモニターでないのは残念でしたが)、LC・LSで共通まさにレクサスのフラッグシップ、といった質感が感じられました。

th_0D4B1151-BCCD-4B94-A532-CBA70F9692B9_1_105_c.jpg


しかし、2023年発売の「後期モデル」(2024年モデル)では、タッチパッドの廃止など操作性の改善や大画面化の要望とともに、モニターがタッチパネル化され、メインモニターが外付けされたことにより、当初のデザインは台無しとなり、いかにも後付け感ある、残念なデザインになってしまいました。
デザイン面で、こちらの方が「良くなった」と感じる方はほとんどいらっしゃらないと思います。
問題なのは、「のっぺり感」のある助手席前インストルメントパネルの素材であり、LCの雰囲気に似合わないと感じていました。

th_85073A8D-A071-44ED-8CD3-0525DE8FDD3D_1_105_c.jpg

2024年12月の年次改良で、クーペに関しては、この部分の表皮材が「アルカンターラ」になったことにより、陰影がはっきりとしてかなり見栄えは改善されました。手触りも非常に良好です。しかし、「クーペ」だけなのは残念・・・と思っていたのですが。

th_2E47084B-E118-4641-9ED6-241C5E0EDE46_1_105_c.jpg

実は先日たまたま「LC2025年モデル」の展示車を見る機会がありまして。
なんと助手席側パネルを見ると、助手席側パネルに「柄」が入っているではありませんか!!

th_AB8BB3CD-F553-457A-B3C1-D4F829B53D4D.jpg

拡大すると、このとおり。
運転席・助手席側のドアとリムメイン部分の「柄」と同じに統一されていました。
「柄」が追加されたことにより、周囲の合成皮革部分と色合いが変化し、「のっぺり感」が感じられず、ツートンカラーのようにも見え、新鮮な印象でした。

th_5BB745F7-89A7-4699-974C-F21B68DE6402.jpg


LC”Convertible”は、もともと「ドアトリム」は、オープンカーのため埃や汚れ防止のため、「アルカンターラ」ではなく「合成皮革」を使用していたのですが、合成皮革というネーミングながら、さらさらとしておりかつ立体感・陰影のある表皮加工がされた、他の車種にはない、独特かつ上質な仕上げでした。

th_8812618C-D2C8-408C-9368-AD6EFC28F570_1_105_c.jpg


今回、助手席側インストルメントパネルに、ドアトリムと同一の「柄」の合成皮革を使用したことにより、(同一色が連続することによる)「のっぺり感」は薄れており、クオリティは向上していると感じました。ドアトリムからの「連続性」のある色合いになったのは非常に好ましいですね!

どうせなら「アルカンターラ」の方が良かったのではと思っていましたが、現車を見ると、「Convertibele」に関しては、むしろこちらのデザインの方が好ましいと思いました。
よって、2025年〜2026年モデルの「LC500 Convertible」オーナーさんは、質感低下はそれほど気にならないのではないでしょうか?

th_1990F173-E534-4BEA-8D30-24D1007ABE3C.jpg


なお、特別仕様車 LC500”PINNACLE” では、助手席側インストルメントパネルには「グラデーション刺繍」が施されていることから、助手席側インストルメントパネルの殺風景さには一定の改善要望があったものと推測されます。
なお、”PINNACLE”では、グラデーション刺繍はほどこされていますが、ベースは「柄」ははいっていません。そのため、刺繍以外の部分がその上下の合成皮革部分と繋がっているようにもみえて、個人的にはあまり好みではありません。

th_523A0945-1EA5-431B-8E27-7D7664ECC9E6_1_105_c.jpg


理由としては”PINNACLE”に関しては、運転席・助手席側のドアトリムにも「柄」が入っていないためと思われますが、こちらは賛否ありそうですね。

th_5A51F325-172F-4D48-B333-CD7BF9A38BD3_1_105_c.jpg


しかし、せっかく見栄えの良い方向に改良されているのであれば、2024年12月のニュースリリースにてしっかり明示すればよかったのではと思います。
インターネット上で本件を調査したのですが、この2024年12月改良モデルで、LC500 ”Convertible”の助手席側インストルメントパネルに改良が施されたことを言及しているメディアは「WebCG」1媒体のみ。
https://www.webcg.net/articles/-/51308#google_vignette

記事中、助手席側インストルメントパネルの素材が「ルーミッシュ」と記載があることから、メーカー側からの情報提供があったものと推測されます。

「ルーミッシュ」に関しては、「共和レザー株式会社」の商品であることは素材マニアの方ならご存知かと思います。(LC500”PINNACLE” クーペ のメーターフードには、同社の「シルフィ」が採用されています)

th_C403AAAB-D283-40A5-A3F5-2242E0E8659C_1_105_c.jpg

このように、ニュースリリースに言及なくても改良が行われているのは嬉しい限りなのですが、「助手席側アンビエントライト」は廃止となっているままなのはやはり残念です。
特に、ここ最近のレクサス車は、次々とマルチカラーのアンビエントライトを採用し、新型「ES」以降は、光の演出を強化していることを考えると、もともとレクサス車の中では比較的イルミネーションの採用が早かった「LC」に関して、イルミネーションの演出が足りないのは残念です。

th_0649AA14-1F5E-4FDB-8721-3735ADE40CCF_1_105_c.jpg

LCに関してはこのままモデル終焉と思われますが、先日サプライズ発表された「IS」2026年モデル(IS300h)のように、万一再度サプライズ改良されるのであれば、2ドアクーペならではの「アンビエントイルミネーション」をぜひ強化してほしいものです。


総括すると・・・

◾️「LC500 "Convertible"」の助手席側インストルメントパネルについて
  2024年12月の改良により、「柄」ありの素材「ルーミッシュ」に改良されている

th_AB8BB3CD-F553-457A-B3C1-D4F829B53D4D.jpg

今更ながら気づいた点ですので、もっと情報収集能力を上げないと・・・と感じた次第でした。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック