令和5年(2023年)から令和7年(2025年)に生産したLBX、LM350h、LM500h、LS500、LS500h、RX350、RX350h、RX450h+、RX500hの一部車両が該当とのことで、特に「LBX」と「LM」ではかなり多くの車種が該当となっています。
https://lexus.jp/recall/2025/recall_250716.html
不具合内容は、以下のとおり、実際発生すると大変困る内容です。
物理的なアナログ系の計器や表示デバイスをデジタルに全面的に移行した結果の欠点とも言えます。
<不具合内容抜粋>
メータ稼働時間が長くなると、回路基板上の素子が早期に劣化することがあります。そのため、始動の際のメータ起動時にメータ画面が表示されず、速度計や警告灯等が確認できないおそれがあります。
なお、改善には、通信によるプログラム対応で可能とされています(OTA)
これにより、ほとんどのユーザーは販売店に出向く必要がなく、プログラムによる自動更新が可能となります。
ただし、万が一、プログラム更新後に画面が映らなくなる可能性も示唆されており、その場合はメーター自体を新品(対策品)に交換するとのことで、もしかするとハードウェア自体にも手が入っているのかもしれません。
(この場合、メーター交換歴が残ることになると思われ、中古市場での販売の際は下取り価格の影響が懸念されるところです)
車両により時期は異なりますが、現在販売されている車種では対策済みのようで、これから納車される方は心配の必要はありません。
特に「RX」に関してはほぼ対象外と言え、ごく一部の展示車・試乗車枠の車両のみが該当と思われます。
対象車を見ると、国内で販売(または登録)された車両の台数がおおよそわかるのも面白い点です。
あまり知られていませんが、レクサス「LS」は2023年10月の改良でフル液晶メーターが採用されていますが、セダン離れが進む中、内外装の意匠変更も行われていないため、かなり販売台数が少ないですね・・・・
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39828662.html
「LBX」については大部分が該当していますが、MORIZO RR (型式:GAYA16)についてはわずか16台のみの該当。
通常の「LBX」と「MORIZO RR」は別ラインで製造されていることもあり、車両により、早期にプログラム変更またはハードウェア自体の変更がされたものと思われます。
一方、レクサス「LM」に関しては最近まで販売されていた車両の大部分が該当しており、車種により格差があります。
なお、「LM350h」という日本未発売の車両が掲載されていますが、リコール届出上、日本国内で登録された車両は(販売していなくても)届出する必要があるものと推察されます。日本での販売も待たれるところですが・・・
さて、トヨタ/レクサス車は、中古車としても高い品質を誇ることで世界各国で知られていますが、こういった電子機器に関しては必ずしもそう言えないのかもしれませんね。
今回は販売まもなく(新車保証期間内)でも表示・点灯しなくなる可能性がある、というものでしたが、「10年後、20年後」は果たしてどうでしょうか。
アナログ方式の場合は、ユーザーや自動車整備工場での修理も可能でしたが、フル液晶メーターとなると、メーター部品丸ごとの交換になるかと思いますので、保証期間が切れた後の中古車での購入の際は悩ましいところですね。
ナビゲーションシステムやオーディオシステムの故障と異なり、いわゆる「スピードメーター」の故障は通常運転にも大き影響を及ぼしますので、リコール対象となったものと思いますが、安全性に直結する部分だけに、今後より一層の品質確保が求められます。
といっても、何十年も劣化なく動作する(または修理が可能な)液晶ディスプレイを開発・発売することができるのだろうか・・・と思ってしまいました。
そう考えると、車両の重要な部分については、必ずしも一体化、デジタル化が優れているとは言えないのかもしれません。
なお、現行レクサス「NX」などは主要な計器類は液晶ディスプレイとは別のアナログ方式で表示されているので、今回のリコールの対象ではないのは幸いです。
この記事へのコメント
養鶏組合の親友
ハリアー80
他の車種は確認しておりませんが、車種によって、対応可能時期が異なるようです。
ディーラーに出向かなくても対応可能なのかは確認していないのですが、準備できるまで、気長に待ちます。
南信州曲道愛好家
最近レクサス販売店、強気ですよね。人不足と商品力のなせるわざでしょうか?Zを見にいった日産の方がはるかに親切でした。
やはり競合が事実上いないのが強気にでれる状況を作り出しているのではと思います。ACURAとINIFINITIの日本での開業が待たれます。日産やればいいのにね。
なまっくす
2026年モデルLCのご契約おめでとうございます!
お住まいのエリアによっては、店舗まで行くのが難しいケースもありますよね・・・
店舗でのしっかりとした納車や説明をしたいということかもしれませんが、すでにレクサス車に熟知されている方だと煩わしい方も多そうです。
入金連絡がないのは個人の問題かもしれません・・・
ビジネスの世界ではちゃんとしてほしいですよね・・・
生産開始時期については、まだ確定していないと思われますが、そこはわかりやすく丁寧に説明してほしいですよね。
今後の対応が改善されることを祈念しておりますが、2026年モデルのLCの完成度は満足いただけるものになっているかと思います!
>先日岡山のディーラーでLCの契約しましたが、契約も納車もディーラーでないと対応しないとはかなり強気に感じました。先に諸経費のみ振り込みを要求され翌日に対応したのですが、入金確認の電話も無しです。いつ納車になるかわからない、いつ造り始めるかもわからないと言われました。
なまっくす
コメントありがとうございます。
ハリアー80系の場合、OTAによるワイヤレスアップデートが可能かどうか情報を待ちたいところですね・・・
実際のところはほとんど発生しない程度の不具合と思いますが、仮に発生すると影響が大きいため、ぜひ早期の対応を望みたいですね!
>今回のリコールの件、トヨタお客様相談室に確認したところ、ハリアー80系ハイブリッドの準備ができるのは今秋までずれ込む。また、秋のいつ頃かはまだ未確定とおっしゃっていました。
>他の車種は確認しておりませんが、車種によって、対応可能時期が異なるようです。
>
>ディーラーに出向かなくても対応可能なのかは確認していないのですが、準備できるまで、気長に待ちます。