2005年8月30日にスポーティなセダン「GS」およびスタイリッシュなクーペ「SC」の2車種で開業し、翌月には待望の「IS」を追加。
そして2026年春にはフラッグシップの「LS」も追加て日本でのブランド展開をスタートしました。
FRのセダン/クーペのみだったラインナップはその後大きく様変わりしましたのは皆様ご存知のとおり。
そんなレクサス開業の翌年、2026年に事業展開をしたのは、今はレクサスオーナーのカスタマイズパーツ取扱店/施工店として知名度が飛躍的に高まった「シンクデザイン」(Thinkdesign)さん。
創業20年を間近に控え、この度、神奈川県伊勢原市(国道246号沿い)の新店舗に移転されたとのことで、ちょうど当方の「LC500」のオートマチックトランスミッションオイル交換も兼ねて訪問してきました。
今後、レクサス「RX」「NX」「LBX」(MY26)などで同社を訪問されるレクサスオーナー様も多いと思いますのでご参考になれば幸いです。

まず、新店舗ですが、さすがにレクサス純正ナビゲーションシステムでも反映されていません。
しかし、「Googlemap」では登録されています。
「Googlemap」から、トヨタ/レクサスの公式ナビアプリ「moviLink」へ「共有」機能で連携できますので、これでレクサスの純正ナビでも案内が可能です。
店舗は関東地区でも有数の幹線道路「国道246号」沿いにありますが、山間部に近いため、中央分離帯はなく、「片側1車線」ではありますが、大動脈だけあり、日中は渋滞していることが多いとのことで、事前に詳細地図を確認のうえ、アクセス路を調べていただくのが良いかと思います。
<詳細地図紹介>
http://www.think-design.jp/assets/thinkdesign_route_2025y.pdf
当方は、日曜日の朝9時予約のため、幸いにもまだ渋滞前でしたので、国道246号を「御殿場方面」から、右折で店舗入りできましたが、通常は国道246号を東京・厚木方面からアクセスするのが良さそうです。
「東京・厚木方面」からでは、チェーン店「かつや」の看板が見えたら、左側に店舗が見つかります。

「御殿場方面」からでは、交通量の多い時間帯は右折入庫になるのでおすすめできません。
こちらも、「かつや」を過ぎるとシンクデザインさんの新店舗はまもなくです。近々「看板」が設置されるとのことで、それが目安になると思いますが、スタイリッシュなネイビーの建物は比較的わかりやすいです。

入り口は大型の両開きドア。
「THINK DESIGN」のロゴがあるので間違えることはありませんね。

新店舗は作業スペースと、来客用のラウンジ(待合室)が完全に分離しています。
大変おしゃれな外見なので、一見するとクルマ関係の店舗とは思えないほどですよね。

建築業界誌のカタログに出てきそうなスタイリッシュな待合室に驚かせられます。おしゃれ〜!

暖色系の照明で、おちついた室内空間。
フロア中央には立派なお花も(なんと・・・造花ではない!)!
クルマ関係のショップの待合室は殺風景な店舗も多いですが、こちらは女性の方でも抵抗感ない素敵な空間にしあがっていると思いました。

床材も立派なものを使用しています。「ライトグレー」と「ダークグレー」の素材を使い分けをし、クール&モダンな感じと、床や天井は温かみのある天然木材を組み合わせており、自動車関連業種にふさわしい、ショールーム的な印象があります。
またところどころサテン調の「金属」を組み合わせた仕上がりの部分も多く、カスタマイズショップらしいセンスを感じます。

待合室はまだ完全に整っているわけではないとのことでしたが、同社の製品や歴史を感じるアイテムがショーケースに展示されていました。
写真ではなかなか伝わらないかと思いますが大変クオリティの高い本革およびアルカンターラステアリングも手に触れて質感を確かめることができます。

同社の昔からの常連さんには懐かしい、「GS」シリーズのインテリアパネルも!(スイッチの日本語表記が懐かし過ぎる!)
これはスイッチ面とのツラ合わせが非常に難しい製品だったかと思います。高クオリティですが、懐かしいアイテムです。
最近は、インテリアパネルの面積も減ってきていますが、わかりやすいラグジュアリーさを感じは、逆に新鮮味を感じます。
(同社の「シグネチャーモデル」といえるかもしれませんね)

さて、待合室には立派なカウンターも備え付けられており、カフェサービスもありました。
充電用コンセントやケーブルの貸し出しもあったので、スマートフォンの充電も可能です。
グレー基調の壁材もおしゃれですよね!
あまり見たことのない家具や板材で、ワンオフ加工ものが中心とのことで、こだわりを感じます。

テーブルを下から見るとこのような造形になっており、見えない部分へのこだわりを感じます。
まさに、同社のカスタマイズパーツや作業へのこだわりが垣間見える部分ではないでしょうか。

待合室はそれほど広くはないのですが、2〜3組はゆったり過ごせるスペースはあります。
写真奥の「黒い壁」こちらも見たことのない素材ですが、この奥がオフィスとのことです。
手前左側が、お手洗い(トイレ)となります。

3人掛け用のソファも。
ただ、こちらは(十分な質感ですが)一般的なものなので、ぜひセミアニリン本革やウルトラスエード張りなど、個性を活かしたソファが導入されることを期待します!

待合室、とてもスタイリッシュなので見入ってしまいました。
天井はありがちなダウンライトではなく、ライン状態のLEDを採用。自動車のカスタムブランドっぽいですねぇ。

壁の間接照明もおしゃれ!
灯具は、オーデリック社のもので、和の雰囲気が素敵です。波紋のような天然素材らしい質感が壁面とマッチしています。
おそらく品番は「OB255 373LR」。家庭用にも使えそうで参考になりました。

トイレと待合室を仕切る扉もスタイリッシュです!
ドアノブはなく、左側にあると黒い取手部分でスライドさせます。

バリアフリーな構造となっており、「巾木」の細さにも注目!
建具と接する部分はダークブラウンの素材、床に接する部分は、細いアルミ素材になっているなど、マニアックな構造となっています。

トイレ前の通路にはニッチ壁が設けられており、ミニカーなどが展示されていました。
季節ごとに展示物などが変わると面白そうです。
コンセントプラグやスイッチプレートはPanasonicのアドバンスシリーズ等で統一、グレー基調でとてもスタイリッシュです。

トイレはおもてなしの空間としては非常に重要と思います。
宿泊先のホテルや商業施設でも真っ先にチェックしてしまうのがトイレ(笑)
シンクデザインさんの新店舗では大変こだわった作りをされているので嬉しくなってしまいました。
便座は、TOTOの タンクレストイレ ネオレスト「RS3」(型番:CES9530)
RSシリーズは「RS1」「RS2」「RS3」があるのですが、「RS3」は高額なので、一般的な店舗では珍しいと思います。(ほんのりLEDライト、オート便座開閉、温風乾燥機能が特徴です)レクサスディーラーでも使用している店舗がありますね。

スタイリッシュな「ステイックリモコン」付きなのはさすがです。

待合室のトイレ側には「ドア」があり、そこを開けると、作業場につながっているのも面白いところ。
ドア素材は著名ブランド「YKKap」のアパートドアシリーズ(プラチナステン)。
snap-on社の工具箱にマッチしたドアデザインを選定されているようで、こだわりを感じますね〜!

さて、作業スペースは立派な真新しい SNAP-ONツールズ社の門型2柱リフトが鎮座しています(型番:EELR536AJP2 でしょうか?)

店舗前は綺麗にコンクリート仕上げがされており、車は2〜3台は駐車できそうですが、車の出し入れのスペースも必要なので、複数台での訪問は遠慮した方が良さそうです。(近隣にコインパーキングなどがないので注意が必要です)
なお、前述のとおり「かつや」があるほかコンビニ「ファミリーマート」も徒歩圏内です。

最後は、シンクデザインさん新店舗 「KAKUICHI」のスタイリッシュなガレージ前で。
レクサス車が納車になった後の定番のカスタマイズパーツは施工実績の多いお店にお任せするのが一番かと思います。
東西どちらからもアクセスしやすい場所に移転されましたので、私もまた定期的にお邪魔しようと思っています(作業は予約が必要です!)

http://www.think-design.jp
この記事へのコメント
浮田英之
なまっくす
コメントありがとうございます。
LCはそのとおりで、しばらく受注停止しているようで・・・
まもなく再開するとは思うのですが、それが最終版になるのか、小変更になるのか、ドキドキです!
最近はフロアマットのサービスも減ってきたみたいですね・・・
>昨日高松のディーラーで問い合わせたらLC500は受注していないんだそうですね。注文したら4か月で納期ではないみたいで。フロアマットのサービスすら出来ないと言われました。
御茶屋
クーペ 50台
コンバーチブル 50台
その後一般向けに
クーペ 50台
コンバーチブル 50台
合計200台販売されて終了らしいです