過去に購入したレクサス車で、走行距離が2万キロを超えたのは「HS250h」以来ですので、大変愛着を持っています。
燃費もリッター20km/L程度ですし、荷物もバッチリ積載できる、後席も十分大人が座れる、適度な上質感と乗り心地と、特段の不満もなく非常にバランスの取れた車であると日々感じます。

レクサス「NX」は発売後、頻繁に年次改良が行われており、着実に商品力がアップしていることや、最近では「RX」が2026年モデルで基本性能がかなり進化したということもあり、「買い替え」も気になるところではありますが、初期型「NX」に対する不満は多くはありません。
デザイン(意匠)などカタログ上のスペックが変わらないとなかなか買い替えの動機がないというのもありますが・・・

さて、近々発表になると想定される、レクサスNXの2026年モデルの改良内容は軽微となる見込みですが、その先の「2027年モデル」は期待できそうですね。
というのも、レクサス「ES」の新型モデル(「ES350h /ES350e/ES500e」)が発表されることの影響がありそうです。
新型「ES」では、先進安全装備がアップデートし、現在採用している「Lexus Safety System+2.5」から、1世代以上進化する、「Lexus Safety System+4.0」を採用予定とのことです。
売れ筋モデルの「NX」であるならば、2027年モデルにおいて、「Lexus Safety System+4.0」の採用が期待できそうです。
そうなると、ハードウェアも刷新されるでしょうから、クルマの見た目の変更がなくても買い替えの動機としては大きいです。
加齢による運転能力や判断力の低下は確実にあるでしょうから、そういったところを最新のデバイスで補うのはより安心・安全に運転できることとなります。
現時点で公表されている「Lexus Safety System+4.0」等の主なアップデート概要
・レーダークルーズコントロールに「エコラン機能」、「地図情報連携」による減速支援機能の追加
・レーンチェンジアシストの使い勝手向上
・プリクラッシュブレーキの作動検知速度の拡大
・ドライバーモニターのモニタリング領域の拡大
・ドライバー異常時対応システムに、「路肩に寄せて停車する機能」の追加
・ブラインドスポットモニターに「自車の側方」検知機能を追加し、右左折時の巻き込み事故を防止
・パノラミックビューモニターに3Dでの確認機能を追加(停車時のみ)
そのほか、「12.3インチ フル液晶 スピードメーター」の採用はもちろん行われると思いますし、レクサス「RX」で採用されたような静粛性の強化なども期待できそうです。
ただ、個人的にはスピードメーターは今の8インチ式でも、表示内容さえ増やしてもらえれば特に気になりません。
現行レクサス「NX」は3タイプのスピードメーター表示がありますが、当方は、メーターリングがシンプルな「タイプ3」を常用しています。
ただ、あまりにもシンプルすぎるのが欠点です。

たとえば、以下のようなこんな感じでガジェット機能を追加し、1つないしは2つのサブ画面を同時表示してくれるだけでも随分違うように思います。
わたしは情報量が多い方が好みなので、無理に12.3インチ化せずとも、メーターの表示内容については、(OTA機能により)ぜひ改善して欲しいなぁと思います。
ハイブリッドカーですので、「燃費」に関する項目と、「走行用バッテリー残量」についてはぜひ「同時」に表示できるようにしてほしいものです。

この記事へのコメント
dragon
なまっくす
コメントありがとうございます。
2021年ごろからでしょうか、レクサスやトヨタは「マイナーチェンジ」という用語を使用しなくなったようです。
それに伴い、特にレクサス車に関しては機能改善のためヘッドライト/テールランプおよびホイールデザインを若干意匠変更するぐらいで見た目の変更は行わないようですね。
ユーザーとしては買い替え時が難しいですが、それだけ十分に練られたデザインで仕上げているのでしょうね。
>現状のNXが発売から3年半、車両の外装意匠のマイナーチェンジは行わないのでしょうか?以前なら3年ぐらいで外装意匠変更や仕様の大幅変更をしていたと思いますが、今は新しいモデルに開発部隊の人・物・金 を投入しているため、現モデルの外装意匠変更のような大掛かりな(投資が大きい)変更はしないのかもしれないですね。