のんびりなまけにっき２

レクサス恒例の毎週金曜日更新の「工場出荷予定時期」に関し、変化が生じています。
レクサスのフラッグシップクーペ「LC」の状況が「詳しくは販売店にお問い合わせください」に変更されています。
ここ数ヶ月安定して「約2.5ヶ月〜4.0ヶ月」程度で推移していましたので、突如の表記変更となります。

一般的にはこの表記に変更されたときは、改良等なんらかの理由により受注停止が迫っている（もしくは受注停止済み）であることがほとんどですが、2024年12月16日にMY25年モデルを発表し、2025年1月6日から販売開始した「LC」が年内に再度改良を行うのは珍しい（初めて？）のケースであり、不自然な感じがします。





https://lexus.jp/news/info/delivery/

MY25モデルでは、LC500の床下に追加ブレース、クーペモデルの助手席側インテリアパネルに「アルカンターラ」を採用するなど極めて小さな小変更でしたが、この時期での改良とすればいったい・・・？


https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/41937702.html

なお、LCにおいては、2023年初夏に実施されたマイナーチェンジ相当の年次改良において初期モデル（2017年生産車）や中期モデル（2020年生産車）とは見た目の変更はホイール程度で意匠変更はほとんどないにかかわらず、中身は大きく進化し、特に乗り心地や先進予防安全装備、マルチメディアシステムが進化しています。（アナログクロックの廃止やナビディスプレイ等、簡素化されたインテリアの質感は退化との意見も多いようですが）



なお、MY25モデルにおいては広報車（LC500 SPackage　ホワイトノーヴァガラスフレーク／ブルー＆ホワイト内装）を準備しており、著名モータージャーナリストの試乗動画がアップロードされていますのでその進化具合は非常に参考になるかと思います。
私も所有して約１年９ヶ月が経過しましたが、おおむね同感想です。



なお、LCに関しては当初、ほぼ毎年といっていいほど「特別仕様車」が発売されていましたが、ここ最近は特別仕様車の設定頻度が少なくなっているのが残念です。（特に”EDGE”は抽選倍率も高かったですし・・・）




さて、話題を戻して、この時期の「LC」受注停止はいったい何を示唆するのでしょうか？
ニューモデルマガジンX（2025年5月号）での報道のように、外観の小変更を行い、数年延命されるのか、それともモデル販売終了が近いのか・・

継続販売を前提とする改良での小変更であれば、前回の改良から時期が短すぎるのは不自然に感じます。
一般的な考えでは、「RCF」と同様、V8エンジンの生産停止・販売終了に向けた「ファイナルエディション」に向けた最後の改良のための受注停止にも見えますが、果たして？

私的には、仮に「ファイナルエディション」を発売するのであれば、RCFのような１グレードの「決め打ち」ではなく、北米などにあるような「Bespoke Build」を採用していただき、内外装カラー、インテリア、ルーフカラー、ホイール等を自由に組み合わせできる仕様にしてほしいところです。



私的にはほんの僅かの時期（2022年秋〜2023年春頃？）で日本でも設定された「北海道Edition」のホイールが一番好きなので、ぜひ復活してほしいところです。



さてさて、「LC」どうなるでしょうか？　ちょっとドキドキしますね・・・