モーターショー(モビリティショー)でも先進的な装備として一部界隈に注目を集めていた、路面描画プロジェクランプ/標識灯路面描画ランプが、「シグナルロードプロジェクション【SRP】」として、トヨタブランドの新型車(マイナーチェンジ相当) カローラクロス に採用されることとなった模様です。

https://www.toyota.com.tw/showroom/COROLLA_CROSS/
新型「カローラクロス」はすでに、事前発表前に先行予約が開始されているとの情報もあり、最上位グレードに「前席ベンチレーション」、そのほか待望の新グレード「GR SPORT」を採用など、エクステリアの変更のみならず、クラスを超えた装備をまとっているということで話題のようですが、まったくの新装備、「路面描画プロジェクションランプ」の採用には驚きました・・・
(イメージ)

夜間など視認性が低下する場面で、フロントウィンカーやバックランプ等を路面に照射し、車両の進行方向を示すもので、歩行者などドライバーへの注意喚起にも寄与する優れもののの装備と思います。
てっきり、レクサスの新型BEVで初搭載するものと思っていましたが(TZやHZなど)まさかの「カローラクロス」への採用とは・・・
普及価格帯の車に先行投入した方が社会的にも意義があるものと思いますが、今回はオプション扱いではなく、上位グレードへの標準装備ということであれば、それほど高額なデバイスではなさそうですから、今後、続々と新型車への採用されそうですね。
今回、カローラクロスで採用の「シグナルロードプロジェクション【SRP】」の提供サプライヤーは不明ですが、トヨタ/レクサスブランドで採用例のある、市光工業または小糸製作所のどちらかであると推測されます。
市光工業のニュースリリース
▼2024年5月14日付ニュースリリース
市光工業、「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」に出展
https://www.ichikoh.com/asset/81249/view

小糸製作所のニュースリリース
▼2023年10月4日付ニュースリリース
小糸製作所、次世代モビリティ社会の安全・安心に向けて、ヘッドランプによる視界支援技術やセンサ事業の新製品を「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に初出展

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000130558.html
当方も、上記ショーで実際の映像を見ましたが、大変ワクワクしましたし、実用性も高いと思いますので(特にT字路での右左折や、後退時のバックランプ)はやく普及を進めてほしいと思っていました。
今回のカローラクロスへの採用はフロントウィンカーと推測されますが、照射されるランプの意匠(デザイン)など各ブランドでの差別化などにも期待したいですね。
この記事へのコメント
シートベンチレーションも装備出来ますし、欲しい装備は全て付けられるように見えます。
これで、GRが登場すれば、ますます注目されますね。
BYD
航続可能距離も長いし、保証も充実。
値上げばかりのメーカーが多くなり余計に気になっています。