ボリュームは少ないながら、「IS・LC」の年次改良や「TZ」登場時期等の記載がわずかですがありましたので、レクサス・ファンの方はぜひチェックしてみてください。
▼ニューモデル マガジンX 2025年5月号

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「IS」に関しては、以前、同誌の記事内容にもあった、フロントグリル周りやエンブレム搭載位置の変更や、リヤエンブレムの「 L E X U S」文字への換装等というものですが、モデル末期である「IS」にそのような変更がされるのかは疑問でした。
今となっては、唯一、旧マルチメディアシステムを搭載し、(リモートタッチシステムも継続)、兄弟車の「RC/RCF」は2025年11月をもって販売終了ということもあり、大幅な需要増が見込めない「FRセダンモデル」において、コストをかけてまでの改良は行われないと思われます。
2026年モデルとして改良するのであれば、2026年7月からEDR(イベントデータレコーダー)の義務化が適用されるはずであり、コストをかけて「IS」にも適用することとなりますが・・・

・・・というのが当方の感想ですが、つい先日話題になった レクサスが「BEV専門ブランドからの方向転換」の記事を見た後だと、もしかすると、ここで一旦改良コストをかけても「延命措置」が図られる可能性も確かにあるのかも?と思うようになりました。

ただ、そうなると延命措置としてもやはり「LC」のように、マルチメディアシステムは換装すべきですし、今となっては10年以上も前のハイブリッドシステムをそのままとし続けるのも商品的にどうかと思います。
デザイン的にはいまだに秀逸ですので、できれば2025年モデルで手を入れて欲しかった部分ではあります。
「IS500」に関しては2025年モデルで「本革シートの導入」やドアミラーの意匠変更(色調変更)が行われましたが、アルミホイールの変更はなく、極めて小変更にとどまりましたが、「RCF」が販売終了となるため、ブレンボ製ブレーキシステム(ブレーキキャリパー/ローター)の導入は可能性としてはありそうです。

もし実現するのであれば、アルミホイールにも「鍛造アルミホイール」の採用などもあるのではと予想しますが・・・
継続販売されるのは嬉しいのですが、本当に「IS500/LC500」に搭載している「V8エンジン(2UR-GSE)」の継続はできるのでしょうか?

「IS」、「LC」ともに本来は2026年モデルが最終という予想も根強いですが(私も覚悟していますが)レクサスの「BEVブランドからの方針変更」ということであればどちらもあと数年は継続販売というのは、あり得る話ではあります。
「IS」、「LC」ともに2025年モデルの改良内容が実に地味だったのは、これを示唆してのものなのか、それとも単に最終モデル直前だからなのか・・・今後の続報を待ちたいところです。

なお、マガジンX 2025年5月号には、さりげなく「レクサスES」の2025年フルモデルチェンジ時期、 「レクサスTZ」のニューモデル投入時期も予想されています。
これらの情報、当方はまだまったくつかんでおりませんが、BEVモデルの「TZ」(日本未発売の3列シート車「TX」の電気自動車版?)が登場するとなると魅力的と感じる方もいらっしゃるでしょう。
マイナーチェンジ相当の改良を行う「RZ」の投入に加え、新モデル「TZ」を搭載しつつ、セダン・クーペに関しては「延命措置」ということになるのでしょうか。
この記事へのコメント
レクサスマイスター
レクサスのセダンはご想像通りで窮地に
立たされております、GSはあっさりと消滅
しましたが、LSはそれなりに歴史がある車
なのでSUV化への逃げは避けたいらしく、
検討の日々が続いているそうです。
ISやLCのV8モデルは年内で終了と聞いては
いますが、電動車の売れ行きの悪さで商売に
ならないとなるとモデル終売は伸ばしたいの
が本心なんでしょうか?
私の聞いた話では、ISのプラットフォームは
そのままで電動車が年末に出る?ような話し
を聞きました。
てっきりモデルチェンジかと思ったんですが
まだあのプラットフォームを弄るのかと、
少し呆れました…
V8・4.0ツインターボやLFA2とかの噂も
どこ行っちゃったんでしょうね?
この辺でSUV屋さんじゃないプレミアム
メーカーの顔も見てみたいところです。
欧州のようなパワートレーンが豊富な国
だと隠し球も面白いんですが、トヨタ・
レクサスじゃ強力なパワーユニットは1個か
2個くらいなんでナンチャッテスポーツしか
作れないですからね…(王冠スポーツ…何処がスポーツ?(笑))
セダンをダメにしたのは世論ではなく
SUV屋さんを始めたレクサスに問題が
あるような気もします…