日刊自動車新聞の記事、これは驚きました!
レクサス期待の次世代BEV車 「LF-ZC」、「LF-ZL」がどうなるのか、まずは注目です!

【引用】
トヨタ自動車が、2035年に高級ブランド「レクサス」を電気自動車(EV)専用ブランドにする方針の撤回を検討していることが分かった。30年には欧州、北米、中国で販売全車をEVとする中間目標を持つが、実需や現地の政策などを踏まえ、達成が困難と判断した。一方、中国では単独資本でレクサスのEV生産に乗り出す。トヨタブランドも含め、EV事業は先進国と中国を… 【引用終わり】
▼日刊自動車新聞 電子版 (2025/3/25)
https://www.netdenjd.com/articles/-/315278
日刊自動車新聞で報じているということは、検討されているのは事実なのでしょうが・・・
ライバルメーカーでもBEV事業の縮小などの情報が相次いでいますので予想できたこととはいえ、このタイミングでの発表は驚きです。
3月決算後の株主総会でも話題となりそうですね。
一方で、レクサスブランドにおいても、UX、NX、IS・RC・RCFなど内燃機関モデルのパワートレーンを次々を廃止(もしくは廃止発表)していることもあり、今回の方針変更(撤回)により、既存モデルがどうなるかにも注目したいところ。
これから新規に ガソリンエンジンモデルを開発することはなかなか考えづらいところではありますが・・・

先日、アウディ「SQ6」 やメルセデスベンツ「E350e」などの、既存の自動車デザインを受け継ぎながら先進的なインテリア・装備に進化しているのをみると、レクサスブランドがこれに追いつくためには「BEV化が必須なのでは?」と個人的には思っていたのですが、今回の方針変更が事実であれば、既存オーナーとしては嬉しい反面、前述の各ブランドのような先進性のある装備や、トヨタブランド車との差別化が行われるタイミングが遅くなってしまうのでは・・・
と危惧するところでもあります。
▼E350e

▼SQ6

現時点でレクサスブランド各車が保守的なインテリアデザインになっているのは、近い将来の次世代BEV化に向けた隠し球的な戦略かと思っていたのですが、今回の方針変更が与える結果で、果たしてどうなるでしょうか?続報が期待されます。

この記事へのコメント
dragon
とくめい
って、先日、新開発の2.0と1.5リッターエンジン公開してるけどね。
なまっくす
コメントありがとうございます。
当初は全方位にパワートレーンを備え、大きく乗り味やインテリア、装備などを変更しなかったことが結果的に功をそうしたと言えますね。
それにしてもBYDの勢いはすごいですね・・・
PHEVは日本車の得意とするところかと思っていたのですが、かなり魅力的かつ実用的な車種を投入しているのはすごいですね。しっかり日本メーカーも研究しているとは思いますが・・・
>EVのみにする事はかなりリスクが大きいと判断したのだと思います。BYDもPHEVの車種を増やしているので、これからHEV, PHEV, EV, FCEVのどれが伸びてくるかわからない状況にあると思われます。中国はEV, PHEV, 米国はHEV, 欧州はEV, PHEV, 日本はHEV, PHEV 東南アジアは… みたいに世界各地域で必要なパワートレインが変わってくると思われます。EV一本に絞るのは危険と判断したのでしょう。また このような状況判断ができるのがLEXUS, TOYOTAの凄さだと思います。
>
なまっくす
コメントありがとうございます。
ガソリンエンジンモデル、小排気量のものは環境性能的に残るまたは新規開発されることはあるかと思います。
また、新エンジンの情報ありがとうございます。
カーボンニュートラル燃料、そして水素燃料などのガソリンに代わる燃料を見据えたエンジンなんですね!
こういった形で、内燃機関モデルも進化していくのですね〜
>これから新規に ガソリンエンジンモデルを開発することはなかなか考えづらいところではありますが・・・
>って、先日、新開発の2.0と1.5リッターエンジン公開してるけどね。