5.0L V型8気筒エンジンを搭載した「IS500」が初の年次改良をうけ、2025年モデルとして発表されていますが、一部販売店では展示車・試乗車の配備も順調にすすんでいるようです。
ご契約された方の情報も複数いただいており、日本導入からまもなく3年目となりますが、まだまだ根強く、順調なセールスを誇っているのは素晴らしいですね。

さて、「IS500」2025年モデルの見分け方で一番わかりやすいのはなんといっても「ドアミラー」全体がブラックになったことでしょう。
IS500”First Edition"では特別装備として同様にブラック塗装がされていましたが、その後発売された”通常版”では、ドアミラーカバーの下部や根元はボディ同色塗装でした。(どちらが良いかは評価は分かれそうですが)

あわせて、中央部のメッキ部分が「スモーク加飾」に変更となったことでしょう。
こちらは LEXUS UX300h 特別仕様車“F SPORT Emotional Explorer”」で先行採用され、今回「IS」2025年モデルでも採用されたものです。
中央部が「スモークメッキ塗装」されているのは、なかなか印象が変わりますね!
なお、同形状の他車種(第3世代レクサス車のセダン、クーペ)への流用も可能のようです。

”ENKEI”社製の19インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)はなかなかカッコイイデザインです。
「IS500」は”First Edition”のイメージが強いのですが、こちらの通常盤+オレンジブレーキキャリパーの組み合わせもカッコいいですよね。

リヤホイール。
こちらはフロントと異なり、対向キャリパは不採用で一般的な片押しタイプなので「LEXUSロゴ」は入りませんがしっかりオレンジ塗装されています。

インテリアに関してはニュースリリースでは「本革シート」のメーカーオプション設定以外は一切言及されておらず、「サイレントアップデート」されていないか確認してみたのですが、見た目の変更はありませんでした。(予告なくパーツ変更されている場合もしばしばあるので)
「フレアレッド」や「ホワイト」の本革シートの実車もぜひチェックしてみたいところです。

パワーウインドゥスイッチや、ドアハンドルレバーも変更ありませんでした。
(私的にはここを今はなき「GS」とパーツ共用してくれていたら・・・と思います。結構質感が異なるんですよね)
高品質な「ウルトラスエード」の加飾場所も変更ありません。エンボス加工がされた、ドアトリム部分の合皮部分が「ウルトラスエード」になるとかなり質感がアップするのですが・・・

「ドアカーテシランプ」、「フットランプ」も引き続き「電球」(非LED)の採用。
パワーシートのスイッチも旧タイプ(第2世代レクサス車)のものが継続採用されています。
細かいところではありますが、このあたりはエクステリアの進化に追いついていない印象をあらためて受けますね。

とはいうものの、「IS」のエクステリアのデザインは今見ても現行レクサス車の中でトップクラスの格好良さと思います。

「IS500」に搭載される5.0L V型8気筒エンジン(2UR-GSE)はこれまで幾度となく「廃止」が噂されてきていましたが、その他の純ガソリンエンジンモデルが次々と廃止されていくなか、世界の環境規制が高まる中、いよいよモデル廃止もやむなしではないかとの噂が強くなってきました。
今年度の改良を見る限り、いよいよ来年(2026年モデル)で最終(”Final Edition"?)モデルとなる可能性も高くなってきましたので、エクステリアデザインに惚れ込んでいる方は今が「買い」かもしれませんね。

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