レクサスのフラッグシップセダン「LS」。
現行モデルのデビューは2017年10月、そこからほぼ毎年「Always on」での改良を実施しすでにすでに7年が経過しました。
直近では昨年2023年10月の改良で、ボディ剛性強化や乗り心地の進化のほか、「12.3インチフル液晶メーター」や「ドライブレコーダー機能」、「デジタルキーの設定」「Lexus Safety System+3.0」への移行などマイナーチェンジ相当の改良を実施したこともあり、2025年モデルの改良は僅少と考えられていました。
▼LEXUS、「LS」を一部改良
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39828662.html
残された改良となると、「14インチモニターへの換装」、「マルチカラーアンビエントライトの採用」、「輻射ヒーターの採用」ぐらいかなぁと思うのですが、いずれもダッシュボードやドアトリムの大掛かりな換装が必要ですので、さすがのフラッグシップモデルと言えど、改良を行うことはできないのでしょう。
投入が比較的容易な「12.3インチフル液晶メーター」は昨年の改良で実施していますから、(できることはすべてやっており)現行LSとしては、これで「完成形」といえるのでしょう。
ユーザーの志向も、セダンから、ラグジュアリームーバー「LM」やSUVモデル「LX」など居住性・快適性重視の仕様に移行しており、「LS」の市場が大きく復活する見込みもなさそうですから、今後の大きな改良も難しそうです。
11月7日に北米で公開されたニュースリリースによると、レクサスLSは北米市場で「35周年」を迎えるとのことです。
1990年当時は、日本市場では「セルシオ」の名称で販売されていたので「35周年」と聞いてもあまりピンときませんが、レクサスが日本で開業したのが「2005年8月」ですから、日本市場においては「20周年」を迎えることとなります。
そうなると、かつてレクサスの一部車種で「10周年記念モデル」があったように「レクサス開業20周年記念モデル」があってもおかしくないように思います。ただ、そうなると実際の発表はもう少し先(2025年6月〜7月頃?)でしょうか?
なお、北米でのレクサスLS2025年モデルは価格の改定(おおむね1,000ドルの値上げ)の他、表立っての改良はないようです。
日本市場での2025年モデルの発表は今の処ありませんが、実はカタログ自体は「2024年10月」に改定されています。(詳細な改定内容は不明です)
特に2025年モデルでの改良内容もないようであれば、ニュースリリースも行われないのかもしれません。
レクサス日本開業「20周年」(特別仕様車?)の発表に向け、余力を残して、サプライズがあることを期待したいですね!
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