2024年10月30日、レクサス「UX300h」の特別仕様車「”F SPORT Emotional Explorer”および“Graceful Explorer」が発表となりました。
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LEXUS、「UX300h」に特別仕様車“F SPORT Emotional Explorer”および“Graceful Explorer”を設定
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/41712619.html
ガソリンモデル「UX200」の販売終了、そして残念ながら販売状況が芳しくない「UX300e」。
唯一残ったハイブリッドモデルの「UX300h」ですが、、2024年に入り、新型車「LBX」のデビューと、UX自体、2018年の発売から6年が経過し、外観の変更が一切ないことも影響してか、「UX300h」へパワートレーンの換装が実施されたにもかかわらず販売がなかなか上向きません。
街なかでは圧倒的な勢力のある「NX・RX」、そして着実に販売数を伸ばしている「LBX」の狭間にある「UX」、特別仕様車の設定でなんとか勢いを取り戻してほしいものです。
さて、”F SPORT Emotional Explorer”および“Graceful Explorerは、レクサスファンの方なら聞き覚えがあるかと思いますが、約2年前の2022年7月の改良で設定された特別仕様車です。
当時は「UX300h」の設定がなかったため、「UX300h」としては初の特別仕様車となりますが、同じネーミングは少々ややこしいですね。
当時「UX250」の 5,268,000円でしたので、今回の「UX300h」の同特別仕様車は 5,452,000円と「184,000円」のアップとなっています。パワートレーンがそもそも異なりますし、Lexus Safety System+3.0へのアップデート、12.3インチフル液晶メーター、ボディ剛性強化、静粛性強化などマイナーチェンジ相当の改良がありましたので価格アップは当然のことといえます。
当時と比べるため、価格を一覧表にまとめると、以下のとおりです。
”F SPORT Emotional Explorer”特別装備に関してですが、以前のものとほぼ同じです。
改めてみると、スポーツシートに関しては文句なしにかっこいです。
シートベルトの「フレアレッド」も特別感があっていいですよね。
素材は本革ではなく、「L-tex」ですが、過去の”F SPORT Emotional Explorer”と同じと考えれば、質感は遜色ないものと思います。(まだ実車展示がないのが残念)
■特別仕様車切削後期ホイール+オレンジキャリパー
こちらも以前の”F SPORT Emotional Explorer”とまったく同じホイールですが、「オレンジブレーキキャリパー」(MOP:44,000円)が標準装備となっています。
■特別仕様車専用ドアミラー、ドアウィンドフレームモールディング・ドアベルトモール
ドアミラーカバーの下部がブラックに仕上がっているのは、以前の”F SPORT Emotional Explorer”と同じですが、中央部のメッキだった部分が、スモーク塗装になっているようです。(この部分は、他車種に流用も可能?)
これは嬉しい変更ですね!
さて、気になるのは「特別仕様車」の価格ですが、レクサスブランドではおおむね、「装備差アップ=価格アップ」の傾向がありますが、戦略的な車(競合車が多い車種)においては、オトクな特別仕様車も存在し、「UX」はその代表的な車種となります。
■UX300h ”F SPORT Emotional Explorer” 標準装備のうち、もともとはメーカーオプションとして標準装備されているもの
・バイトーンカラー 77,000円
・オレンジブレーキキャリパー 44,000円
・パノラミックビューモニター 55,000円
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合計 176,000円
さらにメーカーオプションでも選択できない、以下の「特別装備」が追加されるため、ベースモデルとの差額「35,000円」以上は確実にお得です。
フェンダーアーチモールだけでも10万円以上の価値がありますし、前席シートのベンチレーション機能は高級車ならではの快適装備。
・ボディカラー同色フェンダーアーチモール」(推定:10万円超)
・前席運転席・助手席 ベンチレーション機能(推定:5万円前後)
・切削光輝アルミホイール
・ブラック塗装&スモーク塗装ドアミラー加飾
・カラードシートベルト (推定:5万円前後)
・特別仕様車専用ブラックステンレス製ドアウィンドウフレームモールディング・ドアベルトモール
・本革ステアリング 特別仕様車専用アクセントフレアレッド・フレアレッドステッチ
・本革シフトノブ 特別仕様車専用アクセントフレアレッド・フレアレッドステッチ
・Ltexスポーツシート 特別仕様車専用アクセントフレアレッド・フレアレッドステッチ
ということで、「UX200/UX250h」に設定されていた”F SPORT Emotional Explorer”は、今回も非常にコストパフォーマンスに優れた設定で、”F SPORT”が欲しい方にとっては実質的に「値下げ」といっても過言ではない設定です。
唯一、「本革」と「L-tex」の違いはわずかにありますが、最近の「L-tex」はかつてのようなビニールっぽさがほとんどありません。
多少手触りと匂いが異なるぐらいで、非常にクオリティが高くなっていますので、「UX」の車格的には十分かと思います。
個人的には、KINTO FACTORY で設定されている、インテリアアップグレードの「インストルメントパネルパッド(助手席側パネル)」、「コンソールサイドパネル(運転席側・助手席側)」もフレアレッド仕様だと完璧と感じましたね。
▼KINTO FACTORY
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/UX001/UX001_09/
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Ux300h乗り