レクサスの新マルチメディアシステム(ディスプレイオーディオ、ディスプレイオーディオPlus)のソフトウェア・アップデートが2024年10月23日に配信されています。
適用車種が限られていますが、その中になんと、まだ日本国内では生産(販売)されていない「GX」(GX550)も含まれているという少し不思議な内容となっています。
RZ(2023.3-2023.11)
RZ(2023.11-).
LC(2023.5-).
RX(2022.11-).
NX(2023.3-).
LS(2023.10-)
LBX(2023.11-)
UX (2024.1-)
LS(2022.10-2023.10)
GX(2024.4)
▼レクサス公式webサイト
レクサストータルケアーメンテナンスーソフトウェア更新
https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/
もっとも、GXは「説明書」も公開されていますし、発売されているような状態でもあるのですが・・・
上記アップデートの表記だと、「GX」向けのソフトウェアは「2024年4月」にはリリースされていることになりますので、既に半年が経過しています。
これは、近々、レクサス「GX」の日本市場向けが生産開始される(された?)証明となるのでしょうか?
アップデート内容は既に2024年4月に「RX(2022.11-)、RZ(2023.02-2023.11)、LS(2022.10-2023.10)、LC(2023.6-)、LM(2023.10-)、NX(2023.03-)」などに向けて配信された内容と同じようですから、目新しい内容ではありません。
当方所有の「NX」(2022年モデル)、「LC」(2024年モデル)どちらも適用済の内容です。
なお、レクサス「LBX」と「GX」では初めてのアップデートとなりますね。
最新の車種であるにもかかわらず初期では最新の内容ではないというのはやはり不思議に思います。
さて、レクサス「NX」はそろそろ初回車検を受ける方が出てくる頃ですが、かねてから要望の強かった「2画面分割表示」のアップデートがやってくることはあるのでしょうか・・・?
世間では「ポンコツ」と揶揄されることもある新ナビゲーションシステムですが、度々の不具合改善アップデートのお陰で初期に比べれば格段に使いやすくなっていると感じます。そのため、当方としてはそれほど悪い印象を持っていませんし、到着予測時間がかなり正確であることなど、私的には信頼性を持っています。
ただ、当初目玉だった「OTA」のオンラインアップデートが、実質的にはほとんど不具合対応修正や、旧ナビゲーションシステムで実現していた内容への復元など地味なアップデートが中心であり、「おおっ!これは進化したぞ!」という点がほとんどないのは残念なところ。
唯一、レクサスNXにおいて、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)の制御が無償アップデート(2024年6月)されたのは素晴らしいと思いましたが、それに続く第2弾のこれぞ「OTA」!と思えるアップデートをぜひ期待したいですね。
レクサスNXも初回車検到来後は、「G-LINK」契約を継続しない顧客も少なからずいらっしゃると思うので・・・
(有償での「LINK契約」を更新しない場合は、「OTA」でのアップデートも受けることができないため)
この記事へのコメント
gf5950
OTAは自分ももっと色々とアップデートされていくことを期待したので、期待値に届いてない感じがありますね。
エネルギーフロー周りなんか、数ヶ月でアプデで直してくるだろうと思ってたら
一年半ぐらいかかってて「ええ…。」って感じでした(ノД`)
まぁアプデこないよりはマシなのですが、
ソフト周りの開発が遅いのはもう諦めるしかないんでしょうか…。
トヨタ系列は母体の大きさから、石橋を叩きに叩いてからでないと世に出せないのかと。
他社並とまではいかなくとも、もう少しフットワーク軽くならないかと思ってます。
コアな層だけが各自自己責任インストールしてね、の体でオープンβ版のソフトウエア公開とかやって欲しい。
無理でしょうが(´-ω-`)