今月29日まで、東京・レクサスインターナショナルギャラリー青山に展示中の「レクサスGX(GX550 ”OVER TRAIL+")
実車は乗り込みもできるのでじっくり確認できるのは嬉しい点です。
私的には、インテリアカラー「シャトー」を見たかったのですが、「ブラック」内装でも十分質感の高さがうかがえました。
ただ、車格的には、やはり「LX」や「ランドクルーザー300系」とは特にインテリアの質感においては差別化されている印象ですので、上質感を求める方は現時点では価格差がほとんどない「LX」との選択に悩むことになりそうです。
以下、主要な各パーツをチェックしてみました。
▼ステアリング
ステアリングですが、第4世代レクサス車共通の意匠で、質感は十分。
ヘッドアップディスプレイと連動する「タッチトレーサー機能」はありませんでした。
私的には穴開きのディンプル本革を使用してほしかったと思いますが、あれは”F SPORT専用”なのでしょうね。
▼ムーンルーフ
”OVER TRAIL"でも標準装備のムーンルーフは開放感を高めてくれます。
▼スカッフプレート
LEXUS LXから引き続き採用されているなつかしいタイプのスカッフプレートイルミです(古くからは、レクサスHS250h時代から採用されているような・・・?)
古いタイプのロゴで、かつ大型SUV車のみ継続採用されているのは不思議に思います。
▼フットレスト/ペダル類
”OVER TRAIL"では標準仕様と特に違いはないものと思われます。
足元照明はマルチカラー対応ですが、乗降時は白色系の照明になるのはレクサスのおもてなし?
▼助手席側パワーシートスイッチ
スイッチ自体はLEXUS NXから採用されている新タイプとなり、トヨタブランド車に採用されているものよりも上質です。
ただし、レクサス「LC、LS」に採用されている金属調塗装は使用していません。
▼運転席側パワーシートスイッチ
レクサスLSやRXなどでも採用されている「クッション長可変機構」を採用。
リフレッシュシート(マッサージ調機能)とあわせ、リラックスした空間を提供してくれますね。
▼センターコンソールパネル
レクサス第3世代ふうなセンターコンソールパネルは質感も高く、レクサスらしさを感じさせます。
ドライブセレクトモードダイヤルや各種スイッチ類など、デザイン性も操作性も良好と感じました。
▼アクセサリーソケット&USB端子
なにげに上質な「フタ」で隠されているアクセサリーソケット。
またUSB端子はType-Cに統一され、スペースもうまく活用して設置されているのは好印象。
▼インナードアハンドル&イルミネーション
うれしいことに、しっかりマルチカラーのアンビエントライトが内蔵されていました。
仕様は、第1世代、第2世代レクサス車でおなじみのタイプとなり、ドアハンドル上部にスリットが入っているタイプ。
イルミネーション自体は接照明なので控えめです。
▼ドアポケットイルミ(?)
ドアポケットにはどうみてもイルミネーションが設置される予定の「カバー」が設置されています。
”OVER TRAIL"には非装着なのか、将来的なディーラーオプションの設定を示唆するものなのか・・・?
DIY派の方は、マルチカラーのLEDのインストールがおすすめできそうです。
▼助手席前小物入れ
助手席のダッシュボードには、細い小物入れがあります。
欲を言えば、ここに下から照らす間接照明があると実用的にも見栄え的にも良いとおもうのですが・・・
▼アウタードアハンドル
最近のレクサス車(新型NX以降)はドアハンドルにLEDが埋め込まれていますが「GX」では不採用となっています。
このあたり、ランドクルーザーとの仕様やパーツ共用の影響を受けているものと推測しますが、ブランドの共通化という意味では、統一してほしいと感じます。
▼ドアミラー下 LED照明
最近のレクサス車では廃止されているドアミラー下を照らすLEDが確認できます。
その他、パノラミックビューモニター用のカメラやセンサー類も確認できます。
▼リヤステップ照明
ランドクルーザー250と同様、リヤのサイドステップには足元を照らすLEDが内蔵されていました。これは嬉しいですよね!
▼後席エアコン操作パネル
従来のレクサス車にはなかったタイプです。一部カラー表示ができるタイプで操作性も良さそうです。
”OVER TRAIL"のため、リアのシートベンチレーション機能はないものと思われます。(LUXURYグレードにはある?)
▼リアエアコン吹出口
ルーフに設置されています。なお、ルーフの素材はレクサス「NX」「ES」等と同じく、ミドルクラスに使用されているファブリック素材となります。
アウトドア用途と考えれば、汚れが拭き取りやすい利点はありそうですが、手触りは今ひとつです。
▼リヤドアサンシェード
手動式のサンシェードを備えています。アウトドアユースのクルマなので標準装備はうれしいですね。
▼マッドガード
リヤタイヤ後ろには、泥除けの「マッドガード」が設置されていました。
今のところはオプション設定はされていないようですが、ロゴ入りやカラー対応などがあると良さそうです。
この記事へのコメント
quick-nobu
GXの詳細ありがとうございます。
実車を確認できないのでとても助かります。
先週ですが、先行販売の抽選申し込みをしてきました。
100台ということもあり当選は不可能なレベルですが、秋の一般発売への商談がスムーズに行けることへの布石として申し込みました。
でも万が一当選したときにはどうしようかな 笑
なまっくす
今回のGX、ベージュとグリーン型しかないのと、日本では今ひとつ人気のなさそうな”OVER TRAIL"ということで、爆発的な人気とまではいかないようですが、注目度は高いですね!
おっしゃるとおり、店舗としてはまずは抽選に応募した方からと思いますので、応募する意義はあるかなぁと思います!
どれぐらいの倍率になるんでしょうね?
>こんにちは、quick-nobuです。
>
>GXの詳細ありがとうございます。
>実車を確認できないのでとても助かります。
>
>先週ですが、先行販売の抽選申し込みをしてきました。
>100台ということもあり当選は不可能なレベルですが、秋の一般発売への商談がスムーズに行けることへの布石として申し込みました。
>
>でも万が一当選したときにはどうしようかな 笑
なまっくす
オフロード用途や主要輸出国のメンテナンス体制を考えると、旧来式の方がよいのかもしれませんね〜
多くがオルガン式になってきていますので何らかの理由がありそうです。
>さん
>
>オルガンペダルじゃないんですね