ただし、”OVER TRAIL+"以外のモデルの正式な発売は2024年秋とのことで半年待つ必要があります。
すでにレクサス販売店では簡易カタログの配布も開始されています。

”OVER TRAIL+"は初年度限定100台と極めて競争倍率が高くなりそうですが、「転売ヤー」の影響を少なくするため「転売益」や「リセールバリュー」が低めな仕様としているのは興味深いですね。
・ボディカラー:「ムーンデザート」と「テレーンカーキマイカ」の2ボディカラーのみの設定。
・グレード:オフロード/アウトドアユースに特化しリセールバリューが低めな「OVERTRAIL+」のみ
街乗り用途がメインの方は2024年秋の通常モデルの発売まで待つ必要がありますので、悩ましいところですが、”OVER TRAIL"の外観・インテリアに惹かれた方にはかなり魅力的に映ると思います。
今までのレクサス車にはない無骨な角張ったデザインと機能面を重視したインテリアなど、魅力的に感じる部分は多いです。

装備面では「機能詳細カタログ」や「説明書」がまだ公開されていないので不明な点も多いので、レクサスインターナショナルギャラリー青山に展示中の実車で確認したいところですが目立った装備・機能は以下の点でしょうか?
■フロントリフレッシュシート
レクサス車では「LS」にしか採用されていない前席リフレッシュシート(通称:マッサージ機能)を備えているのは目新しい点です。
上級グレード”OVER TRAIL+"の快適性をあげる重要な装備かもしれません。

■マークレビンソン サラウンドシステム
なんと標準装備!16スピーカーということで、ランドクルーザー250のJBLオーディオとは差別化が図られています。

■クールボックス
ランドクルーザー300やレクサスLX600でおなじみの「クールボックス」が標準装備!アウトドアやロングドライブには重宝しそうです。
ランドクルーザー250には備わらないという点でも優位性があります。

■ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム[AHS]
トヨタブランド車のレベルアップが激しく、機能的な差別化が少なくなっていますが、今のところレクサス専用装備がブレードスキャン式AHSです。今回「GX550」には標準装備ということで、電灯や灯りのない場所でもより安心してドライブができますね!

■E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System
レクサス初装備!ランドクルーザー300 GR SPORTで採用されているものですが、スタビライザーを電子制御で特にオフロードの走破性を強化するもので、GXでも”OVER TRAIL"専用装備と推測されます。

■測距キー・システム 、傾斜センサー
盗難防止装置として主に「リレーアタック」に効果があると推測される測距キーが「RX」、「LS」に続き採用されています。
(カードキーは不採用な模様)
また、デジタルキーは今のところ記載がありませんが、採用されている予感がします・・・
また、同じく盗難防止装置として「傾斜センサー」が備わるのもGXの特徴で、ランドクルーザー250とは差別化されています。
(とはいえ、物理的なセンサーは、近の盗難技術にはあまり役にたたないのかもしれませんね・・・)
超納期で今のところ受注再開の目処が立っていない ランドクルーザー300、レクサスLX600は、第2世代の先進安全装備(Toyota Safety System、Lexus Safety System+)でしたが、これが一気にレベルアップした第3世代(Lexus Safety System+3.0)にレベルアップしており、「プロアクティブドライビングアシスト[PDA]や強化されたレーントレーシングアシスト[LTA]などが備わってオフロード以外の快適性や安全性も大幅に高まっているところも魅力的です。
このあと実車を見てレポートしたいと思います!
(私的には、マルチカラーのインテリアイルミパッケージの設定が本当にないのか気になる!)
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