今回は2024年のレクサス各車の動向をざっと勝手に予想してみたいと思います!
長年続いた年5万台前後から脱却し、レクサス車の販売が好調で今は多くの方に身近なブランドとなった感があるレクサスですが、2024年も多くの販売が期待されます。好調なSUVモデルを中心に今後もたゆまぬ「Aiways ON」に期待したいと思います。
■レクサスLX

*https://lexus.jp/models/lx/ より
2021年10月の発表以後、注文が殺到し、未だに販売再開されていない人気車種。
ベースとなるランドクルーザー300系もいよいよデビューから3年を迎えるため、改良が予想されます。
「LX」についても同様の改良が予想されますので”F SPORT”の日本導入、”OVERTRAIL”の新設定などが期待されます。
商標登録済のハイブリッドシステムを搭載した「LX700h」の設定も待ち遠しいところ。
■レクサスRX

*https://lexus.jp/models/rx/ より
デビューから1年が経過、話題を呼んだ抽選販売の記憶も新しいところ。
初年度の年次改良が軽微な変更だったため、2024年夏頃に実施される改良はユーザーからの声や今春の「NX」の改良を踏まえたUPDATEが期待されます。
現時点では弟分の「NX」や「RZ」との差がそれほど大きくない印象なので、今後の伸びしろは大きそう。
"version.L"、”F SPORT”以外のグレード設定、「12.3インチフル液晶メーター」の設定も待ち遠しいところ。
■レクサスRZ

*https://lexus.jp/models/rz/
初のBEV専用車として登場するも、2026年に新世代のBEVの登場がアナウンスされているということもあるのか、想定以上に販売が苦戦しているのが残念。(なんといっても、デビュー初年度にもかかわらずレクサス「LC」より販売数が少ない・・・)
航続距離が増えたFF駆動モデル「RZ300e」の新設定が完了したばかりですが、今後は更にお買い得感を増したエントリーグレードや特別仕様車の設定などでの挽回が期待されますが、レクサスファンとしては、ぜひ「ステアバイワイヤ」の早期導入を望みたいところ。(報道では2024年内には実現の見込みがあるとのことです)
ステアバイワイヤ仕様の導入とともに、先進性を高めるうえで「12.3インチフル液晶メーター」の追加設定も待ち遠しいところ。
■レクサスNX

*https://lexus.jp/models/nx/
デビューからちょうど2年が経過、今はレクサスの販売台数の多くを占めるようになった大ヒットモデル。
日本におけるレクサス車の販売が長年5万台前後で推移していたものを引き上げたのは「NX」の功績といえます。
2024年春には2度めの年次改良を実施予定とされ、2024年1月初旬には商品概要が明らかになりそうです。
「NX」の改良は今後のレクサス車の年次改良の方向性にも影響がありそうですから、大いに注目です。そして、主力の「NX350h」およびPHEVの「NX450h+」の価格設定がどうなるかにも注目したいところ。
■レクサスUX

https://lexus.jp/models/ux/ より
2018年11月、レクサスの新たなエントリーモデルとして登場以降、多くのユーザを獲得した「UX」は「LBX」というニューカマーを迎え、2024年モデルで「UX300h」を新設定するとともに大きな年次改良を実施し、外観は変わらないものの「走る、止まる、曲がる」といった基本性能を中心に快適性能や先進安全性能もUPDATEを行うなど古さを感じさせない進化を遂げるなど、レクサスの「Always ON」を体現する車種といえます。
「LBX」とともに、その進化に注目が集まりそうな1台と感じます。
■レクサスLBX

*https://lexus.jp/models/lbx/
レクサスのブレイクスルーを担った新型「LBX」は試乗車が1月中旬から配備予定で、モータージャーナリストの評判もよく、期待の1台ですが、販売店によっては想定した販売状況ではないようで、価格と見合った商品内容になっているかが未知数なモデル。
現時点ではレクサスを知るオーナーには装備面での不満が多く、一方、他のブランドオーナーからは価格面での不満が聞かれるように思いますので、スペックでは測れない良さをどのように体験・体感できるかが今後の販売の肝ではないかと思っています、
新型「UX」がマイナーチェンジに相当する改良を実施したため、「LBX」は価格的な優位性を活かすためにも上位モデル以外のグレードの導入も望みたいところ。2024年は、ハイパフォーマンス版の1.6Lターボモデル(”F SPORT Performance"(?))や、中間グレードの「ELEGANT」や「ACTIVE」の販売も楽しみです。
■レクサスLS

https://lexus.jp/models/ls/
2017年秋デビュー以後、すでに6年が経過したフラッグシップセダン。
ほぼ毎年、乗り心地や静粛性、ハンドリングなど基本性能のブラッシュアップを行っているものの、話題になることが少なくなっており、当初の悪いイメージが払拭されていないのは残念ですが、改めて各装備を見ると「LS専用装備」も多く、日本が誇るフラッグシップモデルには違いありません。
また、一時期大きな話題となった自動運転技術への取り組みである「Advanced Drive」装着グレードには、最新の「Lexus Safety System+3.0」へのUPDATEが見送られた、AWDにも標準装備となった後輪操舵の「DRS」が非装備など、2024年モデルでの進化が採用されていないのも気がかりなところ。
さらにレクサス「LM」、「LX(Executive)」といった、LSの価格を上回る車種、グレードが販売されたことで、VIPの移動手段、ショーファーカー的な役割がLSから他のモデルに移行しつつあり、高級セダンとしての「LS」の存在意義が問われる時代となっています。
特にインテリアの面では、あまり進化がなく、ライバルの欧州車に大きく機能面、先進面で出遅れているため、早期フルモデルチェンジでの挽回が待たれます。
■レクサスES

https://lexus.jp/models/es/
2018年10月にデビュー後ちょうど5年が経過し6年目に突入する「ES」。
戦略的な売れ筋モデルのため、そろそろフルモデルチェンジが期待されるところ。
日本では「カムリ」の販売が終了、そして「ES」が継続販売されるのであれば、2023年には年次改良を実施し、「xus Safety System+3.0」へのUPDATEなどが行わたはずですが、それがなかったことから2024年には大きな変更(フルモデルチェンジ?)があるのではと予想します。
第5世代のハイブリッドシステムを搭載した2.5L新ハイブリッドシステムを搭載するのか、またはかつてから噂されていた「DIRECT4」を搭載するのか・・・2024年はレクサス「ES」の動向に大注目です!
■レクサスIS

https://lexus.jp/models/is/
2005年夏、レクサスが日本開業時から販売を続ける唯一の車種が「IS」。
2013年5月に発売以降、2020年11月のデビューからすでに3年が経過しており、今なおスタイリッシュなデザインは目を引きます。
しかしながら、ハードウェアの設計も2013年当時のままの部分も多く、インテリアを中心に古さを感じさせる部分も多数。
走りの部分では大きく進化していますが静的質感の面では同価格帯のライバル車から大きく引き離されている部分も散見されるため、PHEVやBEVの比率が高まり先進的な内外装を備える車種が増える中いかにして商品力を保っていくかが課題となっています。
2023年には残念ながらマルチメディアシステムの刷新が行われなかったことから、近々フルモデルチェンジとの噂も聞かれますが、私的にはもう少しモデルサイクルが長くなるのではと予想しています。
一方、生産体制もずいぶん安定してきたようですので、そろそろ「特別仕様車」の設定も楽しみなところ。
2022年8月に新設定された「IS500」はその後改良が行われていませんが、2024年はインテリアカラーの追加やユーザーの声を踏まえた改良などをぜひ期待したいところです。
■レクサスLM

https://lexus.jp/models/lm/
ついに日本導入された「LM」!
まずは4人乗り仕様から発売、価格も驚愕の「2,000万円」と、レクサスLSのショーファーカー的な役割は今後は「LM」と、長年続いたフラッグシップセダンとしての役割の終焉を感じさせるラグジュアリームーバー。
年明けにはようやく各ディーラーにも徐々に配備が始まるようですが、ただ、運転手付き前提のクルマのため、販売状況が地域によって偏っているようですので、今後は一般使いもできる、「7人乗り仕様」や「LM350h」の早期設定が待たれるところです。
■レクサスLC

https://lexus.jp/models/lc/
レクサスの変革を込めて2017年にデビューしてからまもなく7年になろうとしているフラッグシップクーペ「LC」。
2022年秋、このまま販売終了かもと予想されたのが一転、2023年6月に実質2度めのマイナーチェンジ(年次改良)を敢行した「LC」
スペシャルな特別仕様車「EDGE」の設定など、まだまだ開発陣が「LC」を進化させようと研究されているのは嬉しかったですね!
デビュー以後、一度も外観の変更がないままですが、現時点ではこのまま年次改良を続け、電動化以降元年の2026年〜2027年頃まで販売が継続されるものと予想します。
特に2023年の改良(2024年モデル)でのインテリアの一部変更(アナログクロックやアンビエントライトの廃止)は賛否両論、今後はフラッグシップクーペにふさわしいインテリアのリニューアルにも期待です。
■レクサスRC

https://lexus.jp/models/rc/
2014年11月に発売、デビューから4年後の2018年10月の改良でマイナーチェンジを実施。
IS同様、デビューの2014年以降、フルモデルチェンジされておらず、いよいよデビューから10周年を迎えます。
「RC」は地味ながら着実に走行性能のブラッシュアップが行われていますが、せっかく外見が美しいクーペなので、インテリアにも華がほしいところです。2023年には「IS」/RC/RCF」いずれも改良が行われなかったのは残念ですが・・・
マルチメディアシステムの刷新も行われなかったことから、いよいよ2024年には販売が終了しそうな予感です・・・
「IS」と同様、数少ない「10.3インチディスプレイ&ディスクスロット」を備える車種となります。
■レクサス RC F

https://lexus.jp/models/rcf/
2014年11月に発売、デビューから5年後の2019年5月にマイナーチェンジを実施。
それからすでに4年が経過したレクサス唯一の「Fモデル」
2023年10月には、走りの進化を追求した“Enthusiast(エンスージアスト)”と、上質かつ洗練された“Emotional Touring(エモーショナルツーリング)”の2モデルを限定販売したのは記憶に新しいところ。
2022年12月の年次改良でLexus Safety System+2.5へのUPDATE、ハブボルト締結、タッチディスプレイの採用、RCFは待望の電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドを採用するなど「完成形」といえる改良を実施。
デビューからちょうど10年を迎えますが、「10周年記念モデル」の発売に期待、「F」の行く末にも注目です。
■レクサスGX

https://lexus.jp/models/gx/worldpremiere/
レクサス2024年目玉の新型車!
レクサスLX、ランドクルーザー300/250系と同様、大変入手困難と噂されていますのでどうしても欲しい方は早めの行動が吉です。
日本導入グレードと価格設定(1000万超は確実!)にも注目です!
レクサスの新たなライフスタイルを提言する「OVERTRAIL」にも人気が集まりそうです。
▼OVERTRAIL Project
https://lexus.jp/models/overtrail_project/
この記事へのコメント
うめてん
NXの乗りやすさは抜群ですがセダン/クーペ好きとして
電動化した新型IS/RCの登場は期待したいですね
誤植にしては気持ち悪い…
なまっくす
返信遅くなりすみません。本年もよろしくお願い致します。
私も次期IS/RCは注目していますので、ぜひSUV派の方にも魅力的に見えるスタイルと性能でデビューしてほしいですね!
今のコンセプトモデルに近いならばかなり理想的です!
>明けましておめでとうございます。
>NXの乗りやすさは抜群ですがセダン/クーペ好きとして
>電動化した新型IS/RCの登場は期待したいですね
なまっくす
すみません、ご指摘ありがとうございました!
>”性的質感”
>誤植にしては気持ち悪い…