のんびりなまけにっき２

当ブログでは「第４世代レクサス」と便宜上称しておりますが、2021年冬から納車が開始された新型レクサス「NX」以降の第４世代レクサス車の特徴である、インターネット回線を通じたソフトウェアのオンラインアップデート（OTA）について。

新型レクサス「RX」や「RZ」など最近発売された車種において、すでに新型レクサス「NX」（初年度モデル）に適用済のソフトウェア更新（アップデート）が2023年9月27日に実施されました。



詳しいアップデート内容はレクサスの公式webサイト、「レクサストータルケア」ー「メンテナンス」ーソフトウェア更新　にて確認ができます。



https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/


より詳細なアップデート内容については、PDFファイル形式で公開されています。

▼2023年9月27日配信内容
https://lexus.jp/total_care/g-link/update/pdf/SUL-230927-00.pdf


特に、レクサス「RX」においては早期納車された著名YouTuberの方を中心に、「高速道路のPA・SA・インターチェンジ等の通過予想時間が表示されていない」ことについて話題となっていました。

メーカー側（開発者サイド）で考えると、車種ごとに備える装備や機能も違うために、一律にアップデートできるほど単純ではないのは理解できます。
特に新型「RX」や「RZ」では、渋滞時支援のドライバーモニター機能がついたり、ドライブレコーダー機能が付加されるなど機能面での違いもありますし、Lexus Safety System+3.0の内容にも若干違い（機能追加）が生じています。


しかし、消費者であるユーザー側目線においては、新型「NX」と「RX」、そして「RZ」はナビ／オーディオシステム自体ほぼ見た目は同じなのに、車種によりアップデート時期が違うのかはなかなか理解しがたいものがあると思います。
（スマートフォンでいえば、iPhone11と12と13、14で、それぞれOSのアップデート時期が異なったり、新型iPhone15を購入したのに、実はOSの内容が他の機種よりも古い、というのと同じようなイメージかと思います）

また、一部改良が実施された新型NX（2023年3月以降生産モデル)においても、初年度モデルの「NX」で適用済のアップデートが実装されていなかった、とうのもなかなか理解が難しい点と思います。（これが「逆」ならまだ理解できますが・・・）


とはいえ、今回のアップデートでおおむねレクサスの新マルチメディアシステム搭載車においては全車ソフトウェアの内容が統一されたようですから、これでいったんスタートラインは揃ったことになりますね。

さて、こうなると2023年秋以降期待の新型車レクサス「LBX」や「LM」が発売された場合、今回「RX」や「RZ」で適用された最新のソフトウェアがちゃんと実装済でリリースされるのか・・・というところが気になります。

本来ですと、新型車種なのに、他車種で出回っている最新のソフトウェアが適用されていない、新型車なのに、ナビ／オーディオの機能面が劣っているというのは疑問に思うところかと思います。（特に、「LBX」や「LM」は、複数台のレクサス車を所有する方がメイン層と思いますので・・・）。



レクサスの新ナビゲーションシステムは、画面も高精細で見やすいですし、地図自体の精度や、ルート案内および到着予想時間が正確であること、画面動作がキビキビしていることなど、基本性能においては優れた部分も多数ありますので、あとはアップデートの頻度や車種ごとの更新時期の違いなどをしっかり揃えていただくだけでもかなり魅力が高まるものと思います。
（あとは「２画面分割表示機能（ナビ画面＋オーディオ画面表示等）」をなんとかリリースしてくれれば・・・）