のんびりなまけにっき２

レクサス恒例の夏〜秋の年次改良、フラッグシップセダン「LS」の改良についての話題です。

最近はめっきり「LS」を見る機会が減り（当方が都市部から転居したせいもありますが・・・）、同様に輸入車勢も含め、ラージクラスのセダンを街なかで見かける機会は激減して、「アルファード等の大型ミニバンや各メーカーが力を入れている大型SUV」への置き換えがますます加速している印象です。


レクサス「LS」については、2022年冬頃からタイヤ・ホイールの「ボルト締結化」は話題になっており、あわせて「Lexus Safety System+3.0」の目玉装備といえる、PDA（プロアクティブドライビングアシスト）の標準装備化も聞こえてきておりましたが、ニューモデル　マガジンX　最新号では、より具体的な改良内容が明らかになっています。

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紙面では一見「LFA」に注目しがちですが、密かにレクサス「LS」の年次改良情報も掲載されています。
このタイミングでまさか「フル液晶メーター」採用とは・・・


なお、ご存知の方も多いと思いますが、もともとLSの「アドバンストドライブ（Lexus Teammate[Advanced Drive]）搭載車」は「12.3インチのフル液晶メーター」を標準装備していましたから、これを他のグレードにも適用することに驚きはありません。
ユーザーに届くタイミング的には、新型「LBX」や「GX」、「LM」よりも2024年モデルの「LS」が一番最初に搭載することになりそうですが、レクサスならではの表示機能（フォントも含め）がトヨタブランド車との差別化がしっかりされているかも気になるところ。

とはいえ、”F SPORT”に関しては・・・


※レクサスLS　カタログ　P50より
https://lexus.jp/models/ls/


その他詳しい改良情報は紙面に記載されていますので、新型レクサス「LS」をご検討中の方は「ニューモデル　マガジンX　2023年10月号」をぜひチェック下さい！


なお、レクサス公式webサイトにおいても、LSはすでに「要問合せ」になっています。



https://lexus.jp/news/info/delivery/


レクサスLS（2024年モデル）については、今回の改良でレクサス「RX」や「RZ」等で採用された先進装備や機能もおおむねをカバーすることになりそうですから、2017年秋のデビューから6年目、いよいよモデル末期に近い状態と思われます。


個人的に残念なのは、鳴り物入りで登場した「LiDARセンサー」を備えた（Lexus Teammate[Advanced Drive]搭載車）のアップデートが事実上終了してしまったことです。自動運転を目指したシステムの進化は結局・・・？もっと高頻度でOTAでの「進化」を期待していたのですが・・・
実際、世間やSNS上でも「自動運転系」のネタや関心はほとんど聞こえなくなってきている印象ですが、中途半端な感が拭えません。


新型レクサス「LS」の2024年モデルでは、レクサスの最新技術が投入されたフラッグシップセダンとしてふさわしいアップデートになるものと思いますが、BMWやメルセデスのフラッグサルーンと比べると、見た目や先進性ではかなり離された（2世代ぐらい？）という印象を受けます。
決して後追いする必要はないと思いますが、比較されると厳しい部分があると思います。


それにしても、次世代のフラッグシップセダンはどのようになるのでしょうか。果たして次期「LS」は存在するのでしょうか。
少なくとも、「走り」や「ハンドリング」を重視した現行「LS」や先代「クラウン」のように古典的な「FR高級セダン」としてのニューモデルの開発はなさそうですし、VIPの移動手段としての役割がレクサス「LM」に取って代わられるのは間違いなさそうですから、今後の高級セダンとしてLSがどのように進化をするのか、非常に楽しみです。