なお、ちょうど先週末には、レクサス高輪2階にあるギャラリーにて、モータージャーナリストの方々を中心とした展示会があったようで、多くの動画がレポートさされていますが、当ブログでは、いつもの通り、レクサスLCオーナーとして少し違った視点からチェックしてまいりました。
LCとしては初設定の「マットホワイト」(HAKUGIN)はマット塗装とはいえ、大変きめの細かい塗装で手触りもツルツルとしてとても上質です。
特にボンネットのプレスラインがノーマル塗装よりも強調されてとてもきれいでした。
フロントバンパー
今回の特別仕様車独自装備の「カナード」は大変きれいな造形でした。
ただし、マットホワイトということもありものすごく目立つというわけではなく、LCの持つラグジュアリーさは残っていると感じました。
標準仕様で、カナード付きバンパーの登場も期待したいですね!
なお、北米仕様ということで、フェンダーにはリフレクターが付いていますが、これは日本仕様では導入されません。
フロントグリル
これは、過去に発売した特別仕様車「AVIATION」と同仕様となっており、従来からディーラーオプションでも準備されています。
特にロアグリルの部分は漆黒メッキで面積も広いことから「雨染み」が目立ちますので、雨のときはしっかりと拭き取ってから駐車する必要がありますね。
(青空駐車は結構厳しいかと思います)
ホイール
以前ラインナップされていた特別仕様車「AVIATION」で使用されていたホイールで、2024年モデルからは「マットブラック」塗装となっています。
この”EDGE”だけでなく、ディーラーオプションでも準備されているのが嬉しいですね。
なお、2024年モデルからは、ハブボルト締結方式に変更となっているので、厳密には従来の「AVIATION」ホイールとは互換性がないようです。
なお、ブレーキキャリパーは「ブラック」のみで、「オレンジ」は選択不可能です。
リヤホイール。
フロントと形状は同じでした。マットブラック塗装の鍛造ホイールカッコいいですよね。
タイヤはランフラットタイヤ、ミシュランの「パイロットスポーツS5」を履いていました。いつのまにかこういうタイヤが発売していたのですね!
ドアミラーは専用のブラック塗装となっています。
(通常はドアミラーカバーの下部はボディカラーと同色です)
2024年モデルでは。、「パノラミックビューモニター」が標準設定となったおかげで少しドアミラー自体がふっくらした形状に変更されていますが、哀歌あらずかっこいいドアミラーと思います。
特徴的な、固定式のカーボンリヤスポイラー。
こちらも「AVIATION」で使用されていたもので、同一形状のようです。
テールランプのガーニッシュはブラック系に塗装されていますが、完全なブラックではないところが(個人的には)上質さを感じます。
なお、テールランプのガーニッシュもディーラーオプションで準備されていますので、似たような仕様にすることは可能です。
リヤビュー。
ボディーカラーを除けば、特別仕様車「AVIATION」との違いはあまりありません。
テールパイプ(マフラー部分)の加飾がシルバーではなく、漆黒メッキになっているのは密かに嬉しいですね!
こちらはディーラーオプションでも準備がないので、今のところ特別仕様車”EDGE”専用アイテムです。
トランク開閉。
LCの残念な点として、重量増を避けるためとは言われていますが、トランクの「イージークローザー」が未だについていません。
2020年の改良に続き、今回の2023年は2度めの大規模な改良となりますが、やはり見送られました。
これほど巨大かつ高価な固定式リアスポイラーが付いているにもかかわらず、トランクを閉じるのには大変気を使います。
ライバルのBMW8シリーズでも電動のイージークローザーはついていますし、固定/電動スポイラーにかかわらず、このクラスの車であれば、オプションでも良いので、電動でのイージークローザーはついているべきかと思います。
LCの美しいデザインのひとつ、浮かんで見えるルーフガーニッシュはノーマルのシルバーとは異なり、ブラックで塗装されており、ノーマルとの差別化が図られています。
こちらもディーラーオプションでは準備されていないので、特別仕様車”EDGE”専用装備となります。
マットホワイト塗装は、ノーマル塗装と比べると、全体的に「直線的なプレスライン」がとてもきれいに目立ちますね!
さて、個人的にはエクステリアよりもインテリアに興味がありました。
今回の2024年モデルでは、LCデビューから6年が経過して初めてインテリアに手が入りましたので、不安と期待でいっぱいでした。
まずはドアトリム。
美しいダークブルーのアルカンターラが上質です!
パワーウィンドウスイッチの加飾は前期モデルと変わらず、サテンメッキではなく、メッキです。
これは改善されると思っていたので意外でした。レクサスでは「LS」、新型「NX」でサテンメッキに変更されていますね。
特別仕様車”EDGE”専用スカッフプレート。
日本仕様とはロゴが異なります。シートカラーは「勝色」とのことですが、当方が見る限りはかつて設定されていた「ブリージーブルー」や「ブルーモーメント」のブルーと同じように感じました。
これは、実際後日部品を取り寄せてみて(可能であれば)検証したいと思います。
フロントシートは、セミアニリン本革(サイド部)とアルカンターラ(メイン部)というレクサス車の中でも屈指の贅沢な素材で構成されています。
カラー的には「勝色(ブルー)」1色ですが、アルカンターラ部分は本革部分とは発色の違いや毛足の動きで色が変化するので、ツートーンカラーにも見えるのがアクセントあって良いと思いました。
ステアリングに関しては、前期モデルと同一。
少しでも変化があるかなぁ・・・と思っていたのですが全くありませんでした。
ステアリングスイッチも同一。レクサス車の中ではステアリングは独自意匠でクオリティも高いので文句はないのですが・・・
メーターフード
前期モデルの「ブリージーブルー」、「ブルーモーメント」内装ではなぜかメーターフードのブルーのアルカンターラは設定されず、合成皮革の「L-tex」でしたが、今回の特別仕様車”EDGE”では初めて、ブルー系のアルカンターラが採用されました!
ちょっとしたことですが、これは嬉しいですよね。
スピードメーターもまったく変更なし。
最近は12.3インチのフル液晶メーターが流行ですが、デザインがしっかりしないと「のっぺり・平面」に見えてしまうが難点と感じています。
その点では、可動式リングを備えるLCのメーターは文字の解像度を除けば大変クオリティが高く、メーターデザイン自体も格好良く。まだまだ一級品と感じます。
解像度が少々不足しているため、日本語フォントが異様にでかくて格好悪い、という課題は解決されていませんでした・・・(要はまったく同じ)
さて、刷新されたインテリアでの注目点は、リモートタッチパッドの変わりに設置された縦長のスイッチ類。
上部に「パノラミックビューモニター」、株に「シートヒーター類」のスイッチが設置されましたが、パネル自体の質感は良好で、この店は良かったと思いますが、特にスイッチ部分はもう少し金属加飾があっても良いのかな、とは思いましたが、最近の「UX」、「ES」、「LS」での取ってつけたような無機質なスイッチ類に比べると、かなりまともなデザインになっていると感じました。
ただ、シートヒーターのスイッチはその挙動で課題が見られ、これは別途レポートさせていただきたいと思います。
そして最大の注目点は今まできれいにインストールされていた10.3インチモニタが、12.3インチタッチ式ディスプレイとなり外置きされたこと。
これ自体は利便性向上のためにはしょうがないので、問題はもともとのきれいにインストールされていた「アクリルパネル」が廃止されてどうなったか、というところでした。
相当違和感があるんだろうなぁ・・・と覚悟していたのですが意外なことにこの「勝色(ブルー内装)」では、アルカンターラ素材巻きになっていることも理由としてあるのか、おもったより違和感がありません。
もちろん、ちょっとぐらいはアンビエントライトがあればなぁとは思いますが、思ったよりも気になりませんでした。
・・・とはいえ、では最初からこのデザインが成立するかというと、決してそうではないと思いますので、先に改良されている「LS」そうですがダッシュボードの全面変更をして違和感を払拭してほしかったところです。
他のブランドのフラッグシップモデルであれば、このような「壁」にするのではなく、「ツインモニター」を導入して先進性を出してきたり、華美なインテリアパネルを導入してくるのではと思いますが・・・
LEXUS陣営では、この部分にはそういった加飾を施すのではなく、シンプルにしたかったのでしょうね(地味すぎてコストダウンにも見えてしまうのが難点です)
ルーフ素材は当然にアルカンターラで、大変上質です。
特別仕様車”EDGE”では、センターコンソールパネルや、センターコンソールアームレストもアルカンターラで覆われているのが特徴です。
カップホルダー周りもアルカンターラなのはすごいですね・・・・とても上質な質感です。
シフトレバー周りもアルカンターラになっているほかは通常モデルと変わらず。
なお、シフトレバー自体は本革で、アルカンターラではありません。今回の特別仕様車用に、ブルーのアルカンターラーを調達したのであれば、ここは「AVIATION」のようにアルカンターラでも良かったのでは?と思います。
センターコンソールボックス内部は、充電用USBが「Type-C」に変更されているほかは変わりありません。
後部にはLEDの控え目なランプ、前部にはアクセサリーソケットがあるのも変わらず。
充電用端子はもう1つほしかったですね〜・・・
バイザーは当然アルカンターラですが、照明は意外なことに前期モデルから引き続き、唯一の電球です。
LCのみ他レクサスモデルとは規格が異なる電球を使用していますが、ここは「温かみのあるLED」に換装してほしかったところです。
ドームランプも変更なし。
他のレクサス車と異なり、左右シート照明、センターにはシフトレバー照明がさりげなくついているのもポイントです。(私的にはもう少し明るくても良いと思いますが・・・)
さて、リヤシートですがリヤシートのメイン素材もアルカンターラに換装されています。
滑りにくい素材ですので、荷物を置くにも便利ですよね!
(写真では少し黒っぽく写っていますが、ブルー色です)
特別仕様車でも、フロントシートを起こすためのレバーの意匠変更はありません。
ここは「Convertible」の金属加飾入りに統一してくれても良いのに・・・と感じました。(剛性感も足りなく、見た目も少し物足りませんよね)
さて、新型LC特別仕様車”EDGE”に関しては、6月8日から6月27日(火)まで希望者を募り抽選販売を行います。
すでに200台超の申込みがあるとのことですが、マット塗装ということもあり、お手入れの難しさや駐車環境に気を使うことから応募者は最近のレクサス限定車の中ではそれほどものすごい高倍率にはならなそうです。
とはいえ、実車を見ると気に入る方は結構いらっしゃるのではないかと思います。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39264050.html
実車を見るまではマット塗装に関しあまり興味がなかったのですが、実車を見ると、ノーマル塗装とは違う、まるで絹のような上質な塗装とボディのプレスラインがとてもきれいに見えること、そして想像以上に平滑な手触りで、とても気に入ってしまいました。
とはいえ、駐車時には雨を拭き取らなければいけない、洗車機使用が原則不可、微細な汚れが塗装に入り込む可能性がある・・・などかなり気を使って乗らないといけないのでとにかく所有・維持には覚悟が必要な車と思います。
愛知・名古屋駅前の「ミッドランドスクエア」のレクサスギャラリーには、「6月22日(木)から6月27日(火)」まで日本市場版の「LC500”EDGE”」も展示されるとのことですから、ぜひチェックしてみてください!

この記事へのコメント
ミッドランドスクエアで現車を見てきました。
HAKUGINとKACHIIROの組み合わせ、大変気に入りました。
マットホワイトは欧州車と異なり、すべすべした手触りでした。