のんびりなまけにっき２

出遅れること３ヶ月ほどでしょうか？5月25日に正式発売される予定の、三菱自動車の新型車「デリカミニ」を見てきました。
東京オートサロンで話題になったのは知っていたのですが、もともとこのクラスの車には興味がなかったということもあり、まったくチェックしてませんでしたが、転居に伴いクルマを日常的に使用するようになったため、車両サイズが小型なクルマを探していました。（レクサス「NX」クラスでもかなりボディサイズが大きく感じる道路や駐車環境に直面することがあるので・・・）

当初は、新型「プリウス」や「カローラツーリング」、「ヤリスクロス」あたりが先進安全装備も充実していますし、かつリセールも良さそうで価格的にも良いので検討していたのですが、納期がどれも長期間かかるのがネックでした。

また、これらの中古モデルはどれも価格が新車とあまり変わらないか、場合によっては新車を超えるプレミアがついているのでそのようなクルマを購入する気もおきず、悩んでいたところですが、そういった中TV-CMを開始した、デリカミニ、「かっこかわいい」感じがとても気になりだしました。
・・・ということで発売前に特別展示してある早速近隣店舗に見に行ってきました。




展示車は、「ブラックマイカ」のデリカミニ。
ディーラーオプションで「エクステリアパッケージB」や「デカールパッケージ」等が装着されていました。




フロントバンパーの「シルバー」の部分が「エクステリアパッケージB」や「デカールパッケージ」で変更されている部分なので、濃色のボディにはアクセントとして大変似合いますね！私も「エクステリアパッケージ」は装着したいところです。



とにかく、ヘッドライトが可愛いです！
このあたりのデザインだけでかなり気に入ってしまいました。
なお、最上級グレードには、「アダプティブハイビームシステム」（AHS）がメーカーオプションで装着可能というのにも驚きました。
峠道を走るときには、AHSがあるだけでかなり安心感が違います。




ホイールは１５インチのものが装着。４穴なんですね！
このホイールには「アルミホイールデカール」が装着されていましたが、工賃込みで「26,950円」となかなか高価です・・・
「デカール」ということで、悪路を走行したときの小石や小枝による損傷がないのかも気にあるところですが、アクセントとしてはなかなか良さそうでした。




とても「いい！」と思ったのは、ディーラーオプションの「マッドフラップ（レッド）」です。
レッドのマッドフラップはスポーティでちょっと心がくすぐられます（笑）



もしデリカミニを購入するのならば、燃費面では少々影響がありそうですが、必ず付けたいオプションと思いました。
山道や峠を走ることもあるので、かなり下回りが汚れるんですよね・・・
「NX」では峠を走るたびにこんな感じなるんですよね・・・



車両後方の「給油口」にある「デリカミニ」の文字はディーラーオプションのデカールです。
好みが分かれると思いますが、遊び心のあるオプションですよね！（結構高価で22,550円！）



インテリアの質感はかなり気になるところですが、自分の想像する「軽自動車」の世界からはむしろ予想よりもクオリティが高くて驚きました。
（内装色がブラック１色なのはちょっと残念に感じましたが）




パワーウィンドウスイッチパネルも、クリアブラック塗装されていますし、各種スイッチ類も十分な質感を保っていると感じました。
ステアリングホイール自体のデザインも良好です。




軽自動車といえば限られたボディサイズに豊かで実用性の高い収納も魅力ですが、このデリカミニも多数の収納スペースがありました。
特に、ディーラーオプションでも設定されている「インパネトレイマット」はデザイン的にも実用的にも優れていると感じました。クルマの販売が好調に進めば社外品のアイテムも多数設定されそうですよね。




天井にはサンルーフに設定はないものの、プラズマクラスター機能がついた「サーキュレーター」が備わっているのにも驚きました。




ラゲージはリヤシートを倒すと思ったより広くて安心しました。
ただ、シートのスライド方法がなれないせいか、なかなかスムーズに行きませんでした。慣れが必要なのかもしれません。
シートバックの素材は上級グレード（Prremium）ではPVC素材（ポリ塩化ビニール）を使用しているようで、汚れにも強いのが嬉しいですね。




なお、リヤシートですが、上級グレード（Premium）ですと、後席左右どちらも「電動スライドドア」を搭載し、しかも、床下に足を入れるだけで開くハンズフリーオートスライドドアを搭載しているのにも驚かせられました。今どきの軽自動車は本当に凄いですね・・・




しかし、今どきの軽自動車のスペックの高さには驚かせられました・・・
先進安全装備については、「ブラインドスポットモニター」に相当するものは備わらないものの、上級グレードの「Premium」であれば、360度カメラ（パノラミックビューモニター）や、デジタルインナーミラーも備えていますし、トヨタ／レクサス系で言えば、Lexus Safety System+2.0〜2.5に相当する以下の機能を備えています。

・レーダークルーズコントロール（全車速追従機能付）
・車線維持支援機能（LKA）
・衝突被害軽減ブレーキシステム）（歩行者検知付）
・踏み間違い衝突防止アシスト
・オートマチックハイビームシステム［AHB］／［AHS］
・標識認識システム
・先行車発信通知
・車線逸脱警報システム（車線逸脱防止支援機能付）
・前方衝突予測警報［PFCW］


しかも、「電動パーキングブレーキ＆ブレーキホールド」システムも備えています！
私の中では、あとは「ブラインドスポットモニター」を備えていれば文句なしでした・・・

「デリカミニ」は三菱自動車の車としてはかなりの人気を集めているようで、5月25日の発売デビュー前にもかかわらずすでに「9000台」の受注があることが話題になっていました。


▼三菱自動車、新型「デリカミニ」の価格は180万4000円から すでに約9000台を受注
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1491515.html


販売店員の話でも、トヨタディーラーと違い、店舗数の少なさから考えると異例の受注数ということで驚いているとのことでした。
しかし、納期は4月末の時点であれば、なんとか2023年内（11月〜12月頃）ということと、トヨタグループのように1年〜2年といった絶望的な納期ではないことは救いです。また、若干の値引き（10万円前後）、そして公式webサイトでも報じられている早期契約特典（ディーラオプション5万円分＋サイドデカール＋ミニランタン）ということで、なかなか心くすぐられる使用でした。




当方の場合は、仕事で峠道も走行するので、「AWDかつターボエンジン搭載車」、そして装備充実のグレード「T Premium」の一択となり、車両本体価格は「2,238,500円」となかなか高価な価格となりました。


デリカミニの場合は、エクステリアの充実を中心として、豊富なディーラーオプションが準備されているのと、全体的にディーラーオプションの価格が高めに感じるので、ある程度厳選しても、諸費用込みで280万円は確実に超えそうでした。（カーナビゲーションシステムや、ディスプレイオーディオが別売りで結構価格が高め、ということも要因ですね）




人生初の「三菱ディーラー」でしたが、応対もフレンドリーかつ丁寧でなかなか居心地もよく、大型連休中にしっかり検討してみようと感じました。