近々アップデートさせていただき、再び共有させていただきたいと思います。それにしても皆さん「ナビ/オーディオ」以外はおおむね満足度が高い車ということが伺えますね。
引き続き納車情報をいただける方はこちらの記事にコメントいただければ幸いです。
http://www.namaxchang.com/article/488914506.html
なお、新型レクサス「NX」に関して、以前から時間の問題とはいわれていましたが、近々受注停止になる模様です(一部販売店ではすでに停止済?)。本件に関しては後日情報を整理の上共有させていただきたいと思います。
さて、今回は、かねてから実行したかった、純正のアンビエントライトのドアポケットへの増設。
欧州車などでは、当然のようにドアポケットにもアンビエントライトがついていますが、ようやく装備されたマルチカラーのアンビエントライトも新型「NX」では、「前後ドアトリム」と「センターコンソールトレイ」、「フロントフットライト」にとどまり、物を格納するドアポケットには照明はありませんでした。(新型「RX」ではあるようですが・・・)

アンビエントライトの増設にあたっては、純正の既設の配線から分岐します。
まずはオーナメントパネルを取り外し。
薄型の内張り剥がしを使用しますが、実は「手」でもいけます。

このような形で外れます。パネルが脱落しないよう、白いフックで固定されているのが面白い構造です。
左側に見える紫色の部分パーツがマルチカラーのLED、そしてそこに接続されている「黒いコネクタ」から配線を分岐します。

さて、マルチカラーLED増設施工のポイントはなんといっても「ハーネス」を作成するということ。
といっても作業自体はそれほど難しくはありません。DIY初心者には難易度が高い「ハンダ」や「ギボシ端子」は一切使用していません。
今回、純正部品(コネクタ)と汎用パーツを利用して作成したのがこのハーネス(車両側)。
プロの方が見たら卒倒しそうな素人作業ですが、ちゃんと電源側にはショート防止のためのヒューズ入れていますし、部分的ビニール皮膜を使用しています。

LEDに接続する側のハーネスはこちら。

コネクタは「オスコネクタ(Male)」と「メスコネクタ(Female)」がありますが、これに、端子が接続された配線を1本1本挿入していくという地道な作業があります。
コネクタが1つ200円超、この配線が1本200円超するので、1つのコネクタを制作するだけで1,500円程度かかります。

▼楽天 住友電装025型5極TSシリーズMコネクタ
▼楽天 025型TSシリーズ非防水Mターミナル-CAVS0.3電線つき(5色あり)
▼楽天 住友電装025型5極TSシリーズFコネクタ
▼楽天 025型TSシリーズ非防水Fターミナル-CAVS0.3電線つき (5色あり)
端子同士の接続は、圧接形中継コネクタ(ニチフ製)[NDC2420]を使用しています。
カー用品店で販売しているエーモンの接続コネクタのOEM元製品と思われ、数が多いのに安価です。

端子の色はなるべく純正のマルチカラーアンビエントライトに揃えたほうが誤接続を防ぐことができるので、5色使います。(ピンク色はないので、やむなく「黄色」で代用)

次に、パワーウィンドウスイッチパネルを取り外しますが、これも実は「手」で外せます。

パネルの裏に、スイッチ用のコネクタがあるので取り外します。
結構スペースがありますね〜 この空間があれば、ドアトリムポケット内へマルチカラーLEDの設置や配線処理が可能です。

さて、施工にあたって留意するのは1点。
それはドアポケットにつながる「穴」を開けることです。そのため、パワウィンドウスイッチパネルを取り外した中にの部分から穴を開けます。
幸い、新型「NX」の場合はドアトリムを外さなくても施工できるので、勇気さえあればそれほど難しくありません。
穴をあけるといっても、「ドリル」は難易度が高いので、「クラフトリーマ」を使用します。
▼Amazon クラフトリーマ
位置決めをして、クラフトリーマでゴリゴリ穴を開けていきます。(意外に面白い)

ある程度穴があいたら、下からも穴を開けます。
粉塵が舞わないように「マスキングテープ」で保護しておくと楽ちんです。(マスキングテープに粉塵が付きます)

LEDライトの先端部分の大きさになるまでクラフトリーマで穴を開けて・・・まぁこんな感じですかね?
ちょっときつめで、徐々に調整するのが良いですね。

下から見るとこんな感じで、結構きれいにできます!普段は目に見える部分ではありませんが・・・

さて、無事に純正のマルチカラーアンビエントライトを仮装着できたら、LED側は幸い平面なので強力な「両面テープ」で固定します。(その他、ビニールテープ、テサテープ等で固定しておくとなお良いです)
ドアトリムは、開閉時の振動の影響を受けますので、しっかり固定しましょう。

バッチリ点灯しました!!
点灯しない場合は、コネクタの接続が間違えていないか、接触不良となっていないか、ヒューズが切れていないか等をチェックします。

ドアポケット内部が照らされることで、ムーディになるだけではなく、何が置いてあるかもしっかりわかりますので大変実用性が高いです。

写真は「P」レンジの減光前ですが、ドアポケットであればしっかり照らしてくれます。

設置難易度はそれほど高くありませんし(ドアトリムを取り外す必要がない)そのため、ディーラーオプションで設定されていても購入する方は多そうです。

後日動画でもご紹介させていただければと思います。
なお、装着後1〜2時間ほど夜間走行しましたが、特段のトラブルは発生していませんので、純正LED1個の増設であれば電源容量の問題はないのではと想っておりますが、施工の際は自己責任でお願いいたします。

この記事へのコメント
pi_pun
いつも有益な情報ありがとうございます。
純正のマルチカラーLEDですが、共販での購入でしょうか?
発注番号(部品番号)が分かるようでしたら、教えて頂けないでしょうか?
私から発信できる情報がなく、いただくばかりで申し訳ありません。。
なまっくす
マルチカラー(フットランプ用)は
81080-78010 です。
1個1400円ぐらいと意外に安価です。
pi_pun
同じ要領で、後部座席のフットランプもできそうです。
いまは、通常のLED(みね商店さん)を使用したバージョンです。