のんびりなまけにっき２

2022年1月12日に発売された新型「LX」
すでにご予約された方からのコメントも寄せられておりますが、ランクルの「4年待ち」とまではいかないかもしれませんが、日本への割当台数の少なさや生産数の問題から数年待ちが確定している人気モデル。
早い方では2021年3月〜4月頃に納車されるものと思われます。



生産数が限られているにもかかわらず、レクサス販売店の「顔」としての役割もあるのか、NXとは異なり、展示車・試乗車の配備が非常にはやく、多くの店舗で展示車・試乗車を見かけることができますが、超長納期でユーザーを待たせるのですからユーザーへの配備を早くしたほうが良いのではと思いますが・・・（購入者層はごく一部の方ですし）

さて、レクサスインターナショナルギャラリー青山にて、最上級グレードの「EXECUTIVE」が展示されていましたので動画撮影と各部をチェックしてまいりました。お近くに「EXECUTIVE」がない方のご参考になれば幸いです。

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【YouTube動画】LEXUS　LX600 ”EXECUTIVE”　新たなVIPモデルをチェック！




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フロントマスクは、もうそれはそれは、ものすごい迫力がありますね！
NXに続く、フレームレスな新スピンドルグリル。シンプルなDesignですが、とても似合っています。
カメラ、センサー類がうまく目立たないように配置されているのは素晴らしい！



EXECUTIVEにはレクサス最大サイズとなる22インチの鍛造アルミホイールを装備。
ブレーキキャリパーも「LS/LC」と同様塗装されており、フロントには「LEXUSロゴ」が入っています。
ホイールの塗装もとてもキレイですね。




インテリアの質感も当然高いです。
価格差があるので当然ですが、ランドクルーザー300系より更にクオリティが高められています。
新インテリアパネル（アートウッド）「鷹羽」のクオリティは素晴らしいですね。
パワーウィンドウスイッチ内側のグリップ兼小物入れの内側がラバー素材になっているのも新鮮でした。




ナビゲーション/オーディオシステムは、レクサス新型「NX」と同様のシステムに変更。
NXが14インチに対し、LXは12.3インチなので多少サイズは異なりますが、十分見やすいです。
64色から選択可能なマルチカラー対応アンビエントライトも備わっていました（テーマカラーの名称も同じ）




後席はさすがのスペースと質感。
特にシートはセミアニリン本革ですが、クッションもぶ厚く、特にヘッドレストは他のモデルとまったく違った仕上がりです。
新世代レクサスでは「LX」専用のサンフレアブラウンのカラーもとても似合っていると思います。





あまりPRされていませんが、レクサスLSの「EXECUTIVE」」と同様リラクゼーション機能（マッサージ機能）がついています。
オペレーションパネルは固定式のタッチパネルで一昔前のデザインという感じです。周辺のパネルの質感も十分ですが、「1800万円」という価格を考えるとさらに高い質感を求めてしまいます。



なお、上質な室内空間の中でちょっと期待はずれだったのは「天井」や「グリップ」の素材。
1800万円もする最上級グレードなのですからウルトラスエード/アルカンターラといった素材や、グリップにも「本革巻き」または「本杢素材」を使用してほしかったと感じます。ここは標準グレードと変わらない部分ですので残念。
（もっとも、メインマーケットからはそのような需要がないのかもしれませんが）



また、スピードメーターの仕様は2017年秋に発売されされた「LS」に準じた仕様で、インフォメーションディスプレイの切り替えやカーソルの移動に若干のラグ（わざとなのか？）を感じるタイプです。また「表示エリア」もそれほど広くありませんので、情報量も少なく、目新しさがないのは残念です。




最近のSUVブームとコロナ、半導体不足も重なり人気車種は1年待ちが当たり前となりつつありますが、その中でも格別の入手難易度を誇る「LX」ですが、やはりランドクルーザーとの差別化はしっかり行われていました。
1800万円という「EXECUTIVE」の値付けについては賛否分かれるところと思いますが、VIP送迎にも使える新たなショーファーカーとしての役割も担う可能性がある「LX」。
幅は約2メートル。そして全長は5メートル超えと、駐車環境もハードルが高いですし、人気故に盗難対策も必要であり、所有するハードルがとても高い車ではありますが、レクサスラインアップの中でもひときわ存在感を持つモデルに仕上がっていると感じました。