レクサス新型「LX」の発表まであと数時間!
公開は日本時間で、10月14日(木)午前1時30分・・・とのことですので、発表まで寝ずに起きていらっしゃる方も多そうですね。
公式YouTubeもアップロードされていますので、こちらでチェックです!(リマインダー登録をおすすめ)
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【YouTube動画】The New LX WORLD PREMIERE
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LXに関しては、約1年ほど前から「2021年末には発表予定」との噂でしたので、結果的に発表が遅れたランクル300系と近くなりましたが、コロナ禍にも関わらず予定どおりに発表するのは少々驚かせられました。
海外では各メディアで既報のとおり、「LX600」と「LX500d」の発表が濃厚と思われますが、日本市場においては、当方の調査の限り「LX570」と「LX600」の商標が登録されており(厳密には「LX470」もあり)、「LX500d」については確認できませんでした。
▼特許情報プラットフォーム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp
なお、密かに「GX550」が、2021年9月1日付で商標出願済です。こちらもそのうち動きがあるのかも?
さて、LXといえば最大の関心は「パワートレーン」となります。
アイシン製の10速ATの搭載は確実と思われますが、組み合わせられるエンジンは謎に包まれたままです。
現時点では、ランドクルーザー(ランクル300系)と同様、レクサスLS500で初搭載した「3.5Lツインターボガソリンエンジン」(V35A-FTS)が有力のようですが、公開された映像では「LX600」というネーミングを付けているのため、謎が残ります。

ランクル300系においては日本市場では「ガソリンツインターボ」と「ディーゼル」では「ディーゼル」の方が約30万円ほど販売価格が高く設定されています。
「LX500」と「LX500d」ということであれば何の違和感もないのですが、今回登場が予想されるのは「LX600」と「LX500d」です。(つまり、数値上はディーゼルのほうが格下と見える)これでは釣り合いが取れないようにも思います。
そのため、「LX600」に搭載されるエンジンは、ランクル300の「ガソリンツインターボ」ではないのでは?というのが当方の予想です。
仮に「3.5Lガソリンツインターボ」仕様のまま「LX600」というネーミングで発売してしまうと、レクサスのフラッグシップセダン「LS」のツインターボモデルの立場がなくなってしまいますし、流石に3.5Lツインターボで排気量「6L相当」というのは盛りすぎのように思います。軽量でよりパワーが出せるFR/AWDセダンのLSで「LS500」にもかかわらず、重量級のSUVのLXが「LX600」では説明がつかないのではないでしょうか?
今後のレクサスの高性能車種のパワートレーンを牽引する意味でも(環境は厳しいとは思いますが)なんとか「V8 ・4.0Lガソリンツインターボ」の「LX600」であって欲しい!
【追記】
コメントいただいておりますが、もうひとつ有力なのは、新型タンドラ・ハイブリッドに搭載された、「最高出力389PS、最大トルク479lb-ft(650Nm)を発生する新開発のV6 3.5Lガソリンツインターボ(V35A-FTS)と、そのエンジンにモーターシステム「i-FORCE MAX」を組み合わせることで、最高出力437PS/5200rpm、最大トルク583lb-ft(790Nm)/2400rpmを発揮するというもの・・・これであれば「LX500」を超えるスペックなので、少なくとも「LX550」(LX600?)は名乗れそうですね。(THS2システムと違い、1モーターのハイブリッドシステムなので、ネーミングに「h」がつかない?)
やはりこちらが現実的ですかねぇ?

https://pressroom.toyota.com/vehicle/2022-toyota-tundra-i-force-max/
(トヨタ北米ニュースリリースサイト<https://pressroom.toyota.com>から引用)
その他、ランドクルーザー300系では不採用となった、車高調整機能の「アクティブ ハイトコントロール サスペンション」(AHC)の採用有無や、従来「LX」では設定のなかったスポーティグレード「F SPORT」の設定(これはおそらく濃厚)、ランクルを上回る21インチや22インチタイヤ&ホイールの採用にも期待が集まります。
一方、レクサスNXで採用される「e-ラッチ」(安心降車システム)や、「14インチディスプレイオーディオPlus」などは、LXやランクルの主戦場である中東地域のニーズやメンテナンス体制などの情勢を考えると、不採用ではないかと予想します。
日本仕様が発表されるかどうかはわかりませんが、今回のワールドプレミアで少なくとも外装・内装が明らかになるのは確実。
大きさも、価格も、所有が極めて難しいクルマではありますが、十数年に1度のモデルチェンジでしょうから、本当に正式発表が待ち遠しいですね!
私も本来は関心外のクルマではありますが、ランドクルーザー300系の流れから注目せざるをえません。
今後のレクサスのSUVの方向性を示すモデルにもなりえますので、LXやランクルファン以外でも要チェックのワールドプレミアになるのではないでしょうか?しっかり体調をととのえて視聴したいと思います。
■新型LXリリース情報はこちら
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/36143482.html
■新型LX特設サイトはこちら
https://lexus.jp/models/lx/worldpremiere/
この記事へのコメント
とるこあいす
437 hp (326 kW; 443 PS) /790 N⋅m (583 lb⋅ft) とのことで、600にふさわしいエンジンかと。
いずれにせよ楽しみです!
読者
駐車場のサイズの関係で新型ランクルもLXも指をくわえて眺めるしかなかったので、GXには期待しています。
なまっくす
するどいご推察ありがとうございます!
確かにトヨタ・タンドラの新パワートレーンかもしれませんね。
「i-FORCE MAX」により、437PS/5200rpm、最大トルク583lb-ft(790Nm)/2400rpmを発揮する・・・これはハイブリッド機構とはいえ従来のTHS2とは異なるので、「h」はつかないということなんですかね?なるほど、それも現実味がありますね!
なまっくす
GXですが、日本で「GX400」も2017年に商標登録された経緯がありましたが結局動きがなく・・・しかし、SUVラインナップが増強され、次期GXフルモデルチェンジとともに日本導入という可能性はあるかもしれませんね!