のんびりなまけにっき２

いよいよレクサスの基幹セダン「ES」のマイナーチェンジの時期が近づいてきました。



https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35079918.html?padid=ag478_from_kv

現行モデルは2018年10月24日に販売を開始しましたが、とうとう「2021年5月30日」でオーダーストップとなりました。なお、新型については、公式サイト上では「2021年秋」とされていますが、「8月25日前後」に発表されると予想されます。




現行「ES」は2018年10月に発売以来、2021年3月までの約2年半の間に、高価格なFF駆動のセダンとしては期待以上の「約18,000台」（＊）の販売を記録。発売当初の月販目標台数は「月／350台」ですが、この期間の平均月販売台数は「月／600台」を超え、現行モデル末期の2021年に入っても、おおむね月販目標台数レベルを販売するなど、日本では想定以上のヒットといえるでしょう。

＊自販連、CG誌等のデータを元に当方調べ




改良内容に関しては、ニュースリリースの通りで、外観変更は少なく代わった感はあまりありませんが、「ちょうどよい」ESが更に進化するのは非常に魅力的で、現行モデルのネガティブポイントの多くの部分が改善され、特に初年度モデル（2019年モデル）のオーナーさまはだいぶ違いを感じることができそうです。

ざっと、初年度モデル（2019年）とマイナーチェンジ後の2022年モデルの違い（あくまで予想）を一覧化してみました。





外観がほとんど変わらない反面、多くの部分でオーナーさまの不満点が改善されていると感じます。
惜しいのは、先進予防安全装備の「Lexus Safety System+」の機能が、2.5相当（新型IS相当）にとどまること。
これがLSで採用された「Lexus Safety System+A」の領域まで踏み込んでほしかったところ・・・
2017年にLSで採用された「Lexus Safety System+A」は未だ一級品の性能であり、採用から4年が経過しようとしているのですから、そろそろミドルクラスのクルマにも導入してほしいところです。
しかし、それ以外は質実剛健な改良と思いますので、多くのユーザーの方におすすめできるのではと思います。スポーツセダンでもないにもかかわらず、ブレーキのフィーリングや剛性についても大幅に改善を施しているというのはクルマの基本性能を底上げする意味でも嬉しいですね。

【YouTube動画】　新型ES Presentation　



なお、「NX」についてはまだオーダーストップにはなっていません。
ということは、「NX」の発売は当初予定通りではありますが、必然的に2021年9月以降、ということが確定ですね。