「NX」に関しては、日本国内でもついに公道走行をしていることが発見されるなど、半年後の発売に向け準備が進んでいるようです。
うっかりリーク事件から、未だに正式発表がない状態ですが、流石に近々発表は間違いないと思われますが、新型NXには、レクサスおよび日本車初の装備が実装されるのでは?・・・という情報が入ってまいりました。

現在、その中で有力と考えられるのは「ARーヘッドアップディスプレイ(HUD)」
ドライバーから見える実際の背景に、ヘッドアップディスプレイの表示機能を組み合わせる「AR(拡張現実)」を組み合わせたもので、皆様御存知のとおり、メルセデス・ベンツやアウディなどごく一部の高級車で先行採用されています。

以前こちらのブログでも取り上げた、スピードメーターの上部の「隙間」およびダッシュボードにある横長の巨大ヘッドアップディスプレイ投影装置から考えると、従来のHUD投影装置よりも大型と思われる「AR-HUD」が採用される可能性はあるのかも・・・ううむ、なるほど!
しかし、現在採用されている車種はいずれも高額ですし、仮に採用されても当初は高額なメーカーオプション価格もしくは「version.L」専用装備などになる可能性が高そうです。

アウディQ4「E-Tron」類似の構造になっていそうです。な、なるほど・・・

なお、ARヘッドアップディスプレイ採用で話題を呼んだメルセデス・ベンツ新型Sクラスに、ARヘッドアップディスプレイを納入したのは日本のメーカー「日本精機」であることも公表されています。
日本精機「「DMD方式」を用いた、日本精機初のAR-HUDの採用~
https://www.nippon-seiki.co.jp/news/top_news_cat_r/日本精機、arヘッドアップディスプレイを納入/
トヨタ/レクサス陣営でのHUDの納入は「矢崎総業」社が中心になると思いますが、その他、コンチネンタル、デンソー、パイオニア、ボッシュ社などの著名な各サプライヤーも開発を進めているでしょうから、今後の自動運転技術と組み合わせられることの多い、「AR-HUD」の技術もますます注目を集めることになりそうです。(個人的には、2012年に民生品で世界初のAR-HUDを発売したパイオニアに頑張って欲しいところですが・・・)

https://jpn.pioneer/ja/corp/news/press/2012/0508-1.html
さて、最近でのトヨタブランドでも多くの新型車にTNGAプラットフォームの採用とともに「先進安全装備/LEDテクノロジー/コネクティッド/大画面モニター/HUD/電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」などが普及し、レクサスブランドとの装備差が縮小していましたが、仮に「AR-HUD」が新型NXに採用されるとなると、レクサスブランドの先進性の高さをPRする大きな武器になるかもしれませんね。
かねてからレクサスブランドで採用の噂がある「高度な音声認識機能」、「ジェスチャー機能」、「非接触型操作デバイス」など、電動化とともに到来する「第4世代レクサス」の新技術にも注目ですが、果たして「NX」で実際にどのような新技術が採用されるのか楽しみで仕方ありませんね!

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