2021年に投入予定の新世代EV(電気自動車)「EQS」でオプションにて搭載予定とのこと。

さて、レクサス「GS」は2012年に(当時)量販車世界最大の「12.3インチワイドディスプレイ」を採用して話題を呼びましたが、それ以後、レクサス車では車載ディスプレインに関しては大きなアップデートがありません。
(2019年に「RX」のマイナーチェンジで「タッチディスプレイ」を採用したのはマイナーチェンジといえるでしょう)

レクサスLC/LSでは、インパネ内にディスプレイの存在を感じさせないほどきれいにインストールして、さすがフラッグシップという感じで、今後のツインモニターなど仕様など、マルチディスプレイ戦略が期待できる仕様でした。

しかし、2020年のレクサスLSは「原点回帰」のマイナーチェンジで商品力を向上させたものの、ダッシュボードやインパネの改良は最小限にとどめ、ワイドディスプレイに関しては、タッチ式の採用とともに、「後付感満載」でお世辞にも美しいとは言えない方向に改良されてしまい、今後のレクサスブランドのディスプレイがどうなるのかわからなくなってしまいました。

テスラ社を初め、特に電気自動車(BEV)に関しては先進性のイメージのため、操作性を簡略化し、複数の大型ディスプレイを採用していますが、長方形のディスプレイを横に複数設するような形式、「寿司屋のカウンター」的なデザインが増えてきていて、少々デザインが似通ってきた印象も。
▼ニッサンアリア

▼e-honda

そして今回発表されたのが、メルセデスベンツの、「MBUXハイパースクリーン」これはさすがに驚きますね・・・
メルセデスベンツ・Sクラスの内装の先進性にも驚かされましたが、このハイパースクリーンのデザインと多機能ぶりはガジェット好きにはワクワクしますね。

impress car watch など、いくつかのサイトで早速公開されています。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1299300.html
レクサスの新型「NX」では、更に大型化したディスプレイ(14インチ程度)を搭載するのでは、という噂もありますが、大きさにも限界がありますので、今後は長方形サイズではなく、車のデザインにあわせた異型のディスプレイも次々登場するのは間違いなさそうです。

いっぽう、フラッグシップのレクサスLC、LSではもともとナビゲーションディスプレイの隣の空間(助手席前)が「謎」でしたが(結局は単なるイルミネーションパネル、新型LSではイルミ機能廃止)、この空間をなんとかうまく使って、レクサスならではの「先進性」を出して欲しいところではありますが・・・

この記事へのコメント