先行発注の方の納期目安は「9月上旬」以降判明の模様ですが、発売は「11月5日」以降ですから最速の方で「11月中旬〜下旬」頃でしょうか?
これから注文される方の納期は確実に年明けとなると思われますが、将来的なリセールバリューを考えると年明け納車の方が有利とも考えられます。
※すでに納期が「来年3月頃」になっているとのコメントもいただきました。今後生産調整が行われると思いますが初期オーダーが想定より多いのかも知れません。また、グレードや車種により納期差がある可能性がありますね。
判明次第レポートさせていただきたいと思います。

現時点では特別仕様車「F SPORT Mode Black」に注目が集まっているようですが、実際の受注割合も気になるところです。
気になるのは、「BBS製鍛造ホイール(マットブラック塗装)」の納期でしょうか。このホイールの供給がうまく行けばいいのですが。

さて、新型ISですが、あまりにも情報がないので、モータージャーナリストの試乗動画等を閲覧して改めて気づいた点をざっと上げてみました。
■リヤウインカーは電球で確定
点灯画像は見えませんが、モータージャーナリスト島下泰久氏の試乗動画で、リアウィンカーが電球であることが確認できます。
【YouTube】世界最速試乗!レクサス IS 300h F SPORT by 島下泰久
静止画では明らかにオレンジ色のバルブがクリアレンズの奥に見えます。500万円を遥かに超える新型車でリアウィンカーが電球の車を見つけるのは難しいかもしれません。もっとも、走行性能にはなんら問題はありませんが・・・

■ルームランプはタッチスイッチ式にアップデート
プレカタログ(リーフレット)では、特に記載がありませんが、RC/NX以降採用されているLEDのタッチスイッチ式にアップデートされているようです。
現行ISでコストダウンを感じる部分でしたのでこれは嬉しいですね。
ただしルームミラーはRCやLCで採用しているスタイリッシュな「フレームレス」タイプではないようです。

■ハブボルト式への変更による従来のホイールとの互換性
モータージャーナリスト清水和夫氏の動画の中「今まで変更をしなかったのか」という問いに対し、開発主査が以下のように回答しています。
推測するにPCDが「114.3」から、LSやLCのように「120」に変更されている可能性もありそうです。
・信頼性に自信が持てなかった
・ずっとこれでやってきたから
・今までのホイールが使えないから
・今後のレクサス車もハブボルトへ変更予定
【YouTube】レクサスIS プロイトタイプ 速報!! 熟成の新型(マイナーチェンジ)【新車試乗】2/2
ちなみに、ボルトはこういう仕様のようですね。
見た目は輸入車で使用されているものと同じに見えますが・・・

ボルトはしっかりブラック塗装されているようですが、むき出しのようですから、ディーラーオプションに設定されているキャップを装着するのも良さそうです。また、アフターパーツメーカーから「チタン製ボルト」などが出てきそうですね。

■重量増は10kgに留まる
プレカタログ(リーフレット)には記載のない車両重量は、広報用に公開されたようで例えば、IS300h F SPORTは現行モデルより「10kg増」。
足回りを中心に軽量化を図った新型ISですが、F SPORTモデルに関しては「19インチホイール」を装着したことで、最終的には若干重量増加となっているようですね。

■「レクサスクライメイトコンシェルジュ」がない
試乗動画であらためて気づいた点ですが、「シートヒーター/ベンチレーションスイッチ」に「AUTO」がありません。
これは、レクサスクライメイトコンシェルジュ機能がないことを示しています。
エアコンやシート空調、ステアリングビーターを統合制御する「レクサスクライメイトコンシェルジュ」は、かつては「LS・GS」などのハイクラスのクルマ用の装備でしたが、その後新型RXへの採用、そして第3世代レクサスでは「LC」、「UX」、「ES」へ採用するなど幅広い車種に採用されていますが、フルモデルチェンジを実施していないレクサスNX、RC、そして今回ビッグマイナーチェンジをする「IS」でも設定はありません。
レクサスGSから乗り換えされる場合はネックになる部分といえます。
完璧な制御をするわけではありませんが、意図せず自然に空調が統合制御されているのは季節の変わり目などで特に気持ちの良いものです。

■イルミネーションも消滅か?
最近のレクサス車のインテリア上の課題とも言える「室内イルミの少なさ」に関しては新型ISも期待できなそうです。
今回のマイナーチェンジに伴い、「RC」とセンターコンソール、シフトパネル周りを共通化していますが、同時にそれはイルミネーション機能がないことになります。ドアトリムにもイルミはありませんし、カップホルダー、リモートタッチ周りにもイルミはないでしょう。
もっとも、LEDルームランプ/スポットランプはあるのですが・・・

新型IS発売まであと2ヶ月・・・
レクサスISについては新情報が全然入ってこない状態ですが、新型レヴォーグのようにぜひ先行展示を実施してほしいところですね・・・
もう少し試乗動画や試乗レポートが出回るかと思ったのですが・・・

この記事へのコメント
BEZLH
私はかなり早く注文した方ですが、工場出荷が11月下旬、納車は早ければ12月上旬、という説明を受けています。ただし、時期はまだまだ流動的なようです。
早く乗りたいという気持ちはもちろんありますが、12月になるくらいなら来年1月にしてもらって、「21年式」になった方が何かと得かな、と思うところもありますね。
あいえす乗り
昨日ディーラーにて商談してきましたが、初期オーダーのみで既に納期が3月初旬~中旬になる状況との事でした。
レクサスの予想を大幅に超えるオーダーが入ったとの事です。
あまりにも納期がかかりすぎるのでISとは別のラインを新型ISのラインに変更する話も出ているとか…
私はまだオーダーしていませんが現車の車検が3月末なので今週中にでもオーダーしようと考えています。
ISに乗っている者としては反響が大きいのは嬉しい限りです。
なまっくす
なるほど!まずは年内の目処がたっているようで何よりです。
そして、たしかに12月の下旬とかですと1月中旬の方がいいですよね。なんといっても数年後のリセールのときはやはり年式で評価されますから・・・
とはいえ、はやく新車に乗りたい気持ちもありますし、少しでも早い納期になることを祈念しております。
なまっくす
なんと、もう4〜5ヶ月待ちとなるような事態に!
ぜひ生産体制を組み直してせめて発表前にオーダーした方には3ヶ月程度で収めてほしいですよね。
とはいえ、スタイリッシュなクルマは初期受注は多いものの、その後の受注が伸びないケースも多いですから、根本的な生産体制の見直しはむずかしいのかもしれませんね。
今後のご契約予定とのこと、ぜひ頑張ってください!
あるじい
IS350はLDHとか装備を省いたのであればMode Blackとか700万円切りで頑張って欲しかったというのが正直なところ。
現在のCワゴン(S205)が来年車検なので次の車はどうしようか考えていますがなかなかこれといった車種はないですね。
(FRのセダンかワゴンはすでに絶滅危惧種ですね)
会社の同僚(NX乗り)の両親の車は前期IS300hからマイナー後のIS300hVerLにされるとのことですが、初期オーダーは確かに売れているようです。
取り回しもよく気に入っているので最後の車として乗り換えを選んだとのことです(デザインに関してはちょっと若向きで心配のようですが)。
以前トヨタが小さな高級セダンっていう戦略してましたが、今ではISくらいしか選択肢ないですからね。
スタッドレス用のホイールは買い替えって言っていたのでPCDとか変わった影響でしょうか、ホイールは自分で入れ替えをするのでハブボルトの方が楽なのにとも言ってました。
最近はスペアタイヤレスになってきて自分で交換することも少なくなってきたのでこの点を気にする人はあまりいないでしょうがね。
PCDはヨーロッパでは112に統一されつつある(Benz, BMW(Mini), VW(Audi))ようですがトヨタは120(以前のBMW)でいくのでしょうか。
スープラ(まぁBMWですが)は112なので112の線もあるのかなと思ってます。
なまっくす
LDHなくなったのなら20万円安くするべきで、エンジン違いでこの価格差は日本車としてはちょっと厳しいように思います。おっしゃるとおり700万円は切ってほしかったですね!
現時点では売れ行き好調なのは良かったですが、今後どこまで継続できるか・・・ぜひFRセダンの火は絶やしてほしくないですね。
PCDですが、120なのか112なのか・・・BMWとの協業ということであれば112という可能性もあるのかもしれませんね!
kei
9月になっても注文数は衰えを見せないそうです。
生産計画見直して増産してほしいです。
なまっくす
新型IS、生産予定台数、ぜひ増やしてほしいですね〜
発売前オーダーの方で納期が半年は厳しすぎます!
とはいえその後の需要が続かないと増産体制は難しいんですよね・・・