マガジンX3月号 レクサス「IS」マイナーチェンジをスクープ!

【追記:本記事は2019年2月当時のもので、最新の次期ISに関する記事は以下の通り】
■新型レクサス IS(ビッグマイナー)2020年秋発売決定か?(2020/2/24)
http://www.namaxchang.com/article/473735366.html

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マガジンX 2020年3月号は、新型ハリアーなどのスクープもそうですが、レクサス関係では2020年10月〜11月頃に発表と噂のレクサス「IS」マイナーチェンジモデルについて、2ページを割いて特集しています。
https://www.mag-x.com

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本ブログでも何度か「ISのマイナーチェンジ」については言及していますが、噂レベルではなく、カー雑誌で情報が出てくるのは「いよいよ」という感があります。

しかし、現行レクサスISが発売したのは2013年5月。
そして、最初のマイナーチェンジは発売から3年半後の2016年10月。
そしてさらに4年が経過した「2020年10月〜11月」頃に2度目のマイナーチェンジということになります。前モデルのレクサスLS(LS460/LS600h)も2度の大きなマイナーチェンジを経て約11年間の長いモデルライフでしたから、「IS」も同様の道を辿ることになりそうです。

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時期的に本来であれば、LS、ES、UXのように新世代プラットフォーム(TNGA)で登場するべきですが、ここで「大規模」と呼ばれるマイナーチェンジを敢行するということは、少なくともあと3年程度はモデルチェンジしない・・・ということを示していることになります。

かつて出せば売れる、と言われた新型クラウンの販売も奮っておらず、「特別仕様車」の連発、RSの「廉価グレード設定」など、クラウンですら苦しんでいる中、従来路線の「FRセダン」はもはや大きな販売が期待できず、次期クラウンが前輪駆動(FF)方式となるという噂も否定できない状況です。そのため、次期ISが2024年頃にフルモデルチェンジして発売されたとしても「前輪駆動(FF)」モデルかつ「電動化」モデルというのはかなり可能性が高くなってきたように思います。

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そういった意味では、今秋に大規模マイナーチェンジする「IS」は純粋なガソリンエンジンを登載した、最後の新型・中型FRセダンになる可能性があります。
同クラスのライバル車がフルモデルチェンジで大きく商品力を挙げていますので、出し惜しみのない、「やはりスポーティなFRセダンはいいな」と思わせる、大改良をぜひ期待したいところです。しかし、現行プラットフォームのままでどこまで商品力を上げることができるのか、楽しみの反面、不安も大きいのが素直な気持ちです。

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この記事へのコメント

  • クーペ、セダン好き

    クラウンがFR化されるのは本当ですかね?
    私はあまりその噂は聞きませんし、流石にそれはないのではないかと思います。
    もしそれをするならクラウン廃止でカムリと統合の方があり得るかもしれません(車名的にもクラウンとカムリは同じ意味ですし笑)
    FRのロングノーズなデザイン、ハンドルに全くトルクを感じない素直な操作性、タイヤの均等な摩耗、などFRには良い点が多々あります。
    その分コストがかかりますで、廉価車種などからは淘汰されましたが、ある程度の価格・車格以上の車種ではFRは継続していくのではないか、と思います。
    また、そうであってほしいと思っています。
    いよいよGSが今年で絶版となりますが、GSとESではやはりGSの方が魅力を感じますし、またFRセダンとして復活してほしいです。
    2020年01月25日 11:51
  • 石畳

    かなりの数を見かける新型クラウンも、そんなに売れてないんですね。



    2020年01月25日 13:37
  • ブザービーター!

    最近なまっくすさんのブログを発見して以降、ブログアップを毎回楽しみにしております。
    私は2015年式のIS【AVE30】を所有しているので、FMCがさらに3年ほど先になるのは、やや残念に思います。ドイツ御三家の同クラスのセダンに技術と販売で遅れを取っている現状から、一日でも早いFMCを期待したいです。
    2020年01月25日 23:26
  • じんたろう

    2020年01月26日 21:24
  • 夜中

    いつも楽しく拝見しています

    IS Fも最新のベストカー誌にて来年発売決定と断じて報じていて、モデル末期のISで本当に作っていたのかと少し驚きました

    来年マイナーを控えた今年のLC コンバーチブル発売といい、レクサスはモデルサイクルの中途半端な時期に魅力的な車を出してくるので買うタイミングに悩まされます…
    2020年01月26日 22:02
  • なまっくす

    to クーペ、セダン好きさん

    コメントありがとうございます。
    クラウンのFF化は私も半信半疑でしたが、新型クラウンが新プラットフォームに移行し、走行性能も定評あるにもかかわらずメーカー想定の想定より苦戦しているので、コストの掛かるFRから脱却する可能性はあると思い始めてきました。

    昔からのクラウンオーナーさんがどんどんクラウンを卒業される中、新規のFRセダンオーナーは相当数減少していると思われますので、実質的に日本専用車であるクラウンのFF化というのはそう遠くないように感じます。

    しかし唯一の望みはMIRAIがFR化となったことでしょうか。私もFRセダンはぜひ残してほしいと思いますので、IS、GS、クラウンすべて廃止になるということは考えたくないのですが・・・
    2020年01月27日 00:42
  • なまっくす

    to 石畳さん

    新型クラウン、月販目標は月4500台なのですが、2019年度はおおむね月販売台数は「3000台」にとどまりました。また、2019年下期からは販売台数が更に下落しており、月2000台を割るケースも出ており相当な危機感があると思われます。
    発売からまだそんなに時間が経過していないにもかかわらず特別仕様車がどんどん出てくるのも驚きです。

    町中では確かによく見かけるようになったのですが、スポーティすぎる外見とクラウンのネーミングが合致していないように感じます。コストパフォーマンスは非常に良いと思うのですが・・・
    2020年01月27日 00:55
  • なまっくす

    to ブザービーター!さん

    ブログの閲覧ならびにコメントありがとうございます。
    ISは永らく「フルモデルチェンジ」or「マイナーチェンジ」で意見がわかれていましたが、数々の情報を総合すると、「マイナーチェンジ」でほぼ確実になったと思われます。
    それに伴い、フルモデルチェンジが3年ほど先、もしくはモデル消滅、といいうどちらかの路線になることになり、どちらにせよISを愛する方には厳しい状況になると思います(私もそのうちの一人です)

    レクサスは唯一ジャーマン3勢に対抗できる日本初のブランドと思いますのでなんとかミドルサイズのFRは残して欲しいところですが、電動化やらライフスタイルを充実させるためのブランドに転換していますから、FRセダンありきではなくなってきているのかもしれません。
    2020年01月27日 01:00
  • なまっくす

    to じんたろさん

    新型ISについてはなかなか情報が漏れてこないですが、フルモデルチェンジではないというのはほぼ確定、よってTNGAモデルでないということになりそうです。
    フルモデルチェンジとなると、ISクラスの車ではニュルブルクリンクや北米の著名な道路での走り込みを相当前からしていないといけませんが、今回はそれがなされていない(スクープされていない)ことから、旧プラットフォーム&パワートレーンのまま、日本国内のクローズドコースで鍛えられているものと推測します。

    しかし、ご提示いただいたリンク先のISののCG画像はとてもかっこよいですね!私もこれで、ハイブリッドシステム&装備レベルが新型クラウンと同様のものであれば食指が動きますね〜
    2020年01月27日 01:07
  • なまっくす

    to 夜中さん

    ベ○トカー誌はまだ見ていないのですが、同誌はほぼ毎年新型ISFの発売を報じているように思います。(結局今までずっと発売していない・・・)よってそろそろ本当に当たって欲しいのですが、現行プラットフォームでISFを制作したとしてもパフォーマンスではライバル車と比較にならないと思いますので、狙うポジションが非常に厳しいように感じます。(仮に800万円台ということであれば十分魅力ですが・・・)

    一方、GSFが発売停止してしまうと4ドアのFモデルがなくなるわけなので、大規模マイナーチェンジしたISに「F」を設定するという案も面白いとは思いますが、販売台数の問題と、残りのモデルライフの短さから開発にかかるコストが捻出できるとは思えないこと、そもそも継続的にネーミングを存続できないブランドにファンが付いてくるのかという疑問もありますので、相当にハードルが高いと感じます。
    2020年01月27日 01:17
  • IsKid

    なまっくすさま、いつも貴重な情報ありがとうございます。

    ただ、ヤリスはじめTNGA仕様のトヨタ車が続々と発売されている中でプラットフォームが一新されないMCだとあまり食指が動きませんね、てかレクサスの置き去り感半端ないです。

    今年末には1回目の車検がきますが、その機会にISとお別れするか?あるいはもう乗りつぶすくらいまで乗るか?ゆっくり考えたいと思います。
    2020年01月28日 16:40
  • なまっくす

    to IsKidさん

    ちょうどレクサスは開業当時から頑張ってきたFRセダンの存続の危機にたっていますので、ここ数年の改良内容は非常に寂しいものがありますね。

    ISのはボディサイズの変更を伴う大きなマイナーチェンジのようですが、プラットフォームを変更せずに果たしてTNGAのモデル並みのクオリティを追求できるのか・・・ですね。現時点ではセダン人気が復活する気配はなさそうですが、ブランドの核となるFRセダンの開発はぜひ続けてほしいところですね。
    2020年01月28日 21:49
  • レクサスは数年前からジャーマン勢の追っかけを辞めてライフスタイル系へとブランドシフトしていますが、そこが逆に足を引っ張っていないか心配になりますね。RXのMCの時も安全装備やナビが最新でも一部の設備(ステアの意匠等)が旧世代のままでチグハグと指摘もありましたし、第3世代に合わせるならFMCしてほしい所です。
    個人的に2024年まで伸びるのであれば、テスラのモデル3対抗馬として電気のラインナップを追加して欲しいです。
    2020年01月30日 18:19
  • なまっくす

    to 匿名さん

    コメントありがとうございます。
    確かに、フルモデルチェンジ前にMC・年次改良した車種のアップグレード具合が車種によりバラバラなのは気になるところです。ウィンカーやヘッドライトの仕様などもバラバラですし、ブランド全体としての装備や意匠がまだまだ統一されていないと感じます。

    次期フルモデルチェンジ後のISのはEVという説は少し前から出ていますし、テスラにも対抗できるような新型EVはぜひ登場してほしいところですね。

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    >レクサスは数年前からジャーマン勢の追っかけを辞めてライフスタイル系へとブランドシフトしていますが、そこが逆に足を引っ張っていないか心配になりますね。RXのMCの時も安全装備やナビが最新でも一部の設備(ステアの意匠等)が旧世代のままでチグハグと指摘もありましたし、第3世代に合わせるならFMCしてほしい所です。
    >個人的に2024年まで伸びるのであれば、テスラのモデル3対抗馬として電気のラインナップを追加して欲しいです。
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    2020年02月02日 23:22