
https://www.netcarshow.com/mercedes-benz/2021-gla/
新型GLA のボディサイズは「4410×1834×1611mm(全長×全幅×全高)」とのことで、全長が「4495mm」、全幅が「1840mm」のレクサスUXよりもほんの僅かに短いですが、全長と全幅はほぼ「UX」と同サイズといえます。
違うのは全高で、日本の一般的な機械式駐車場の車高制限である、「155cm」を超えて、「161cm」となったのは残念ですが、絶対的な居住空間の豊かさがアップしたため、商品力は増しているのでしょうね。

インテリアは最近のメルセデスデザインを受け継いでおり、廉価価格帯である「GLA」クラスでもメインモニターとスピードメーターが繋がったツインモニターを採用しているのはインパクトがあります。
個人的には、これらの後付感あるデザイン性が今ひとつと感じますが、これを見ると「凄い!」と感じる方は多いのでは・・・モニター自体も高精細ですし、エアコン吹出口をはじめとする、インテリアのイルミネーションもなかなかの派手さです。

新型「GLA」は従来モデルより全高が「104mm」もアップし、見晴らしの良さや空間の広さが改善されましたが、全長は従来モデルより「14mm」短くなり、約「441cm」とコンパクトなサイズということもあり、ラゲージの余裕はなさそうです。また、フロアも高く、積載性は高くなさそうです。ただし、リヤシート3分割で倒せるのはいいですね。

なお、エントリーモデルとなるGLAクラスでも、「AMG」(「GLA 35 4MATIC AMG」)をラインナップするのは魅力的ですね。
いわゆる「63系・53系」などの過剰とも言えるパワートレーンではありませんが、「GLA 35 4MATIC AMG」は、最高出力225kW(306HP)/5800rpm、最大トルク400Nm/3000-4000rpmをも発揮するということで、コンパクトな「GLA」ではかなりのパワー感があり、スポーティさを望むユーザーに人気が出そうです。

AMGは足回りもノーマルとは差別化されているのがスポーティモデル好きにはたまりませんね!
次期レクサスNXやUXにもこういった差別化はしてほしいところ。こういうところは、真似していいと思うんですけどね。

AMG仕様のブラックを基調としたインテリアもなかなか派手です。
ステアリング部分を中心に、金属調の部分がノーマルより目立ち、個人的には好みではないのですが、うまい具合にハード樹脂とソフトパッド、金属調パーツ、そしてイルミネーションをふんだんに取り入れているので、好きな方も多いのでは。

シートも非常に薄型でデザインもスポーティですが、全体的なインテリアの質感(主にハード樹脂部分)は今ひとつな部分も見受けられます。

新型GLA、安全装備関係も充実しているようですし、次々と既存のモデルの隙間を埋めるように新型車を投入してくるのは凄いですね。
そして、レクサスの「Fモデル」拡充計画、ぜひ次期「UX」、「NX」にもPerformance指向のラインナップ充実を行って欲しいと改めて感じました。
従来のV8系の「Fモデル」と スポーティな外観をした「F SPORT」の中間に位置するモデルのニーズが果たしてどれほどあるのか、という問題もありますが・・・
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