国内でも屈指の人気レース「スーパーGT」では2020年から「GRスープラ」が参戦し、レクサスLCは引退します。
また、「RCF」は大きなマイナーチェンジが行われたものの、「GS F」は改良が行われないまま2020年には販売が終了との噂も。

こうしたことから、一時は「Fモデルの終焉」も予想されましたが、ここに来て風向きが変わりつつあります。
まずは、impress car watchの記事(11/22付)
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1219791.html
内容はほぼ「UX300e」プロトタイプの試乗内容なのですが、最後に重要な情報が・・・
以下引用
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レクサスを代表する1人である佐藤恒治氏は、レクサス初のBEVを中国市場から投入する意味を次のように語る。「レクサスでは3つの柱を掲げています。①原点回帰、②電動化、③Fモデルの強化です。このうち、②の電動化はHV/PHV/BEV/FCVのすべてを意味し、BEVがナンバー1であるとは考えていません。BEVを早急に導入しなければならないという焦りから、レクサスの各モデルを販売しているすべての市場へ同時に導入するのではなく、BEVニーズがとくに高い地域から販売する戦略を打ち立てました。中国ではBEVのニーズが高いことから、それに対応すべく今回UX300eを導入しました」。
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以上引用
なんと、レクサスインターナショナルの佐藤氏は当時、「Fモデルの強化」を3本柱として挙げています。
そして、2020年1月から、佐藤氏は、執行役員としてレクサスインターナショナルの事実上のトップに就任されます。
このことから、「Fモデルの強化」は確実に実行されると思いますので、今後のレクサスの新型車(またはマイナーチェンジ)において、「Fモデル」が強化されることは間違いないでしょう。
また、某会議において、「LC F」の発売がアナウンスされたとの情報もちらほら・・・?
発表は2021年、「V8 4Lツインターボエンジン」であることはほぼ確定のようですね。
なお、もう一つ噂された「LS F」は現時点では具体化していないとも。(「GRクラウン」が見送られたことも影響しているのでしょう)

(https://www.autoblog.com/2018/07/23/lexus-lc-f-prototype-caught-testing-spy-photos/#slide-7382984)
現在、プレミアムブランドの欧州車では、ダウンサイジングを進めつつ、SUVモデルやコンパクトモデルにおいてもハイパワーモデルを設定しています。
レクサスでも今後「SUV」や「コンパクトクラス」においても「Fモデル」の発売が期待できるかもしれませんし、スポーティな「F SPORT」グレードにおいても他のブランドのような見栄えのよい足回り(キャリパー/ローター)やスタンダード車に比べエンジンチューニングを施した仕様などの追加も期待できるかもしれませんね。
*本記事は憶測を多分に含んでいますのであくまで「噂」レベルとご理解ください。
この記事へのコメント
マルチネス
先日は長文のコメント失礼致しました。
現在トヨタのスポーツはGR系がありますがこちらはあくまでもスポーツ一辺倒(これは褒め言葉のつもりです。)で、レクサスのFシリーズはスポーツとラグジュアリーを両立したモデルに位置づけられていると感じます。
Fシリーズですが、この価格帯、そしてキャラクターにも関わらず意外(?)にそこそこ売れているようでこれは良い流れです。
それだけにGS Fの放置具合はかなり辛いものがあります。
(RCの次はRC FかGS Fを狙っているのですが)
LC Fもおそらくかなり高額(2000万は超える?)にはなりそうですが、欲しい人は買うモデルになると思います。
今現在多くの自動車メーカーの財政状況も厳しく排ガス規制も含めこういう車を造ることができるメーカーはトヨタのみと言っても過言ではない。
電気自動車の未来も近いですが、ぜひ頑張って欲しいところです。
GT
2022年からの様々な問題は どうやって切り抜けるのでしょうか 教えてください 私は現在 純粋エンジンカーとして最後と思って GTRニスモ を来年検討しています まだそこまで焦らなくても良いのでしょうか
ダイフサ
個人的には、LS-Fは必要ないと思っています。LSはやはり、重厚感のあるゆったりと落ち着いた乗り心地をどこまでも追求して欲しいです。まさしく、「原点回帰」ですね。
なまっくす
RCFとGSFはコンスタントに数が出ていますが、流石にGSFはほとんど手が入らないのは残念ですね・・・
「Fモデルの強化」が、GSFの後継車を指すのかどうかわかりませんが、4ドアのハイパフォーマンスカーもぜひラインナップしてほしいところですね。
まさに、ハイブリッドカーの比率の高いトヨタグループだからこそ、レクサスで贅沢なガソリンエンジンが登載できるということもあるので、ぜひ独自性のあるモデルをこれからも残してほしいですね。
なまっくす
なるほど、騒音規制の問題ですね!
「フェーズ3」はEV車でもクリアが難しいとされているそうですが、確かに本当に実施されるのでしょうか?
2022年以降、太いタイヤとハイパフォーマンスタイヤを装着したガソリンエンジン搭載のスポーツカーが規制をクリアできないのは明らかなので、そうなるとGTRのような車が今後登録できなくなってしまいますね。NISMOモデルであれば、将来的な価値も高そうですね。
メディアでもそれほど話題になっていないようですが、切実な問題ですよね。
なんらかの移行措置が適用されるのではと思っているのですが・・・
D
メルセデスのAMGやBMW M、AudiのSやRSと比べてレクサスはハイパフォーマンスが本当に弱いですね。(クーペやステーションワゴンといった派生モデルも少ないというのはありますが…)
F SPORTも外観とサス、ダンパーを少し変えたぐらいで、最も重要なエンジンはもちろんブレーキやマフラーも標準グレードと差がないのはどうかと…。スポーツモデルを謳うなら走行性能に直接関わるこのあたりは最低限強化してほしいところです。
来年は国内開業15年を迎えますし、オーナーとしてはなんちゃってからそろそろ脱却して欲しいと思っています。
なまっくす
コメントありがとうございます。
F SPORT グレードはもう少し違いを出してほしいと思う方は結構いらっしゃると思います。確かに来年は15周年、「Fモデル強化」の話もでてきたことですので、まずは「F SPORT」の商品力を上げてほしいですね!