日本カーオブザイヤー2019&Mazda 副社長インタビュー記事が熱い!

日本カーオブザイヤー(2019)が発表されましたね!

1位は トヨタ 「RAV4」

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トヨタブランドの車がカーオブザイヤーで選ばれるのは結構珍しいですし、評論家の間でも評判が高いマツダ「Mazda3」が濃厚と思っていましたが、RAV4とは!
もともと「カムリ」から始まったFF型の新プラットフォーム(GA-K)の評判は高いですし、審査員のコメントが非常に高評価です。新プラットフォームや新機構のAWD、あえてのオフロードテイストなどすこぶる評判の良さで同プラットフォームを活用して発売されるであろう「レクサスNX」(2021年?)にも期待がかかります。

http://www.jcoty.org/result/points/


2位は マツダ 「Mazda3」

私はまだ未試乗ですが、多くの方は1位か2位と予想していたのではないでしょうか?
審査員のコメントも熱い!やはりデザイン性とクラストップレベルの内装の質感がポイントですね。
これで「SKYACTIV-X」が延期されていなかったら・・・
Maxda3については、後ほどのITmediaの記事でも非常に詳しいです。

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3位は BMW 「3シリーズ」

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着実なモデルチェンジですが、新技術(ハンズオフ、リバースアシスト、ドラレコ機能)もさり気なく入れてくるあたりは素晴らしいですね。日本市場用に320iも入れてきましたし、内装の質感が一気に進化したのも好印象でした!
ただ、販売状況はそうでもないとの話を聞きますので欧州車の中でもセダン離れが進んでいるのかもしれません。
私の知る、かつてのレクサスISやGSオーナーさんのほとんどがメルセデス・ベンツやBMWブランドに乗り換えられてしまいました。そしてレクサスのセダンに戻ってくる方がほぼ皆無…というのはそれだけ魅力ある改良を着実に続けている証でもあるのでしょう。


全体的に、順位は結構妥当な感じと感じましたが、テスラ「モデル3」が入ってこなかったのは意外な感じです。販売数がまだ少ないというのがあるのか、モータージャーナリスト視点からすると表向きのスペック以外に足りない点があるのか。
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もう一つSNSでも話題になっているのが、池田直渡氏による、マツダ藤原副社長のインタビュー。(ITmedia ビジネスONLINE)
マツダファンならずとも通常の読み物としても楽しめる記事になっています。あえて現状のマツダ車の欠点などもズバリ発言されていてそれに関する具体的対応案なども示されており、聞き手の知識とスキルの高さが伺え、まさにプロの記事と感心します。
時間がない方は最終回だけでも必読!

第1回 CASEは「独自部分だけでも、クルマ1台分の開発費がかかってます」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/27/news044.html

第2回為替は「北米に工場を造っても、ほとんど変わらない」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/28/news038.html

第3回ラージの遅れは「7世代の技術を現行世代に入れる。もうそれをするしかない」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/29/news032.html

第4回 「マイルドハイブリッドの効果はちゃんと出てます」 
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/03/news040.html

第5回「第7世代への要望を不躾に言ってみる」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/04/news030.html

第6回 「日本の自動車生産を維持している自負はある」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/05/news038.html


記事を読む最新のMazda車に乗ってみたいと思うのですが、未だレンタカーは全然普及していないんですよねぇ。
このあたりなんとかしてくれないですかねぇ。(旧世代のマツダ車はたくさんあるのですが・・・)

この記事へのコメント

  • シュリンプマン

    なまっくすさん!

    こんな提灯記事、何で信じてるんです?

    CASE分が価格上昇の要因だと副社長言ってますけど
    マツダが採用しているのは「C」の部分だけで
    それもマツダコネクトで従来から採用されてます。

    自動運転「A」
    Shared & Services 「S」
    Electric 「E」

    何もマツダ3の価格上昇要因にはなっていません。

    9月に3が7533台の登録台数ですが
    10月1891台
    11月1588台と全く売れていません。

    マツダ全体でも11月は前年比67.5%の販売実績です。
    このままだと潰れますよ。マツダ。

    こんな記事信じるの止めましょうよ。
    2019年12月07日 21:40
  • マルチネス

    おはようございます。

    日本カーオブザイヤー熱かったですね。
    RAV4が優勝というのは私も順当だと思います。
    試乗して驚いたのはパット見はハイスペックでも無いのにも関わらず運転しやすく、乗り心地や操安性も良い。
    これからこのプラットフォームをベースにレクサスやトヨタのSUVも刷新されていくでしょうが、下手をすればこのクラスの他社の中途半端なSUVはあっという間に淘汰されると思います(笑)
    ハリアーやNXが楽しみです。

    個人的に二位は値段を抜きにしてもBMW3シリーズの仕上がりを考えるとこちらかなと思ったのですが(笑)
    そして三位にテスラを持ってきても面白かったかなと思いますが、この辺は何か事情があるのかも知れませんね。
    3シリーズは前回足踏み式PB云々について書きましたが、仮に3シリーズが足踏み式だったとしても現行のISとGSが勝つのは難しいのは分かる気がします。
    個人的にV6の350は兎も角、4気筒やHVとなると3シリーズに勝てる要素が少ないのは良く分かります。(HVだけでも最新のタイプに換装すればだいぶ違うでしょうけど)
    ただ新型M3、M4は噂では相当好き嫌いが分かれそうなデザインになる可能性がありそうですので、端正なスタイルにV8エンジンを積んだGS Fには頑張って欲しいですね。

    そして、ブログ主様のリンクされた記事、なかなか面白かったです。
    そして読んで「ああ、これは売れなくて当たり前だな」と感じたのが正直な感想。

    特に「マツダの最大の課題は、自動車偏差値が高い人じゃないと理解できない」点が。
    あくまでこの偏差値云々は筆者の一意見に過ぎないのでしょうが、的を得た意見かつマツダの体質を示していると感じました。(勿論悪い意味で)

    いや、別にこの発想そのものは悪くないのですが、売れている車が存在しないメーカーの目指す所では無いですね。
    そしてこの言葉は裏を返せば「マツダの車が売れないのは選ぶ人間の車偏差値が低いから」と読めてしまうのは私が捻くれているから?(笑)
    ただ個人的にマツダに好感が持てないのと、人に勧め辛い理由を見事に表現してくれています。

    個人的な意見ですが、車偏差値が高い人間に受ける車を作るより、売れる車を作る方が相当難しいと思います。
    それは車偏差値が高い低い云々という曖昧な物差しより、販売台数という客観的な数字の方が基準としては明確だから。
    何故ならポンポン車検毎に車を買い替える事が出来る層は兎も角、一般的に車は高い買い物である事が殆どで買う側は色々なファクターを考慮してシビアに判断するからです。
    その上でマツダは魅力が無いと判断され売れない、それが見事販売台数に現れているのでしょう。
    (一部指名買いあるかも知れませんが)

    勿論売れている=良い車と言い切るつもりは無いですが、売れているという事は一つの客観的な物差しによりその車の価値を表しているのは間違いのない事実です。
    まして趣味性の高い車なら車偏差値云々というのを売れない理由にするのも理解できますが、数を稼ぐ必要のある実用車(ロードスターを除いて)しかラインナップしていないマツダがそれ理由にするので有れば違和感しかないですね。ま、あくまで筆者の意見なのでマツダ自体の考えがそうなのかどうかは不明ですが。


    ただ逆に私がトヨタを評価しているのもそこだったりします。
    何かと厳しく評価されるトヨタ(レクサスも含めて)ですが、
    売れるジャンルについてはしっかりマーケティングリサーチをし、売れる車とは何かを真面目に考え、そして地道に改良を重ねています。
    泥臭いですがこの地道な積み重ねが今のトヨタの強さの理由では無いのかなと。
    ヤリスも恐らくヒットするでしょうが、更にそれこそ車好きの琴線に触れるようなスポーツモデルをラインナップするとの事。
    車は走れば良いやという層からそれこそ偏差値が高い層まで万遍なくカバーしています。
    マツダは1車種でも良いのでそういう車を作れば良いのに何故やらないのか?
    不思議でしょうがないです。
    ラインナップを増やしたり、改名する前ににやる事があると思うんですけどね。
    2019年12月08日 06:41
  • かずぽん

    私もRAV4 HVを試乗しましたが、残念ながら乗り心地やハンドリングは自分のNXよりもかなり良かったですし更にHVの燃費はかなり良かったです。(やはりNXのシャーシは古いですね)
    マツダ3は待望のSkyactive Xのエンジンがガソリンエンジン比68万円高にも関わらず、どうもパワーも燃費も中途半端な感じでトヨタのHVに負けている感じです。
    RAV4は、海外では装備可能な360度モニター、パドルシフト、雨滴感知ワイパーなどの装備がなぜか日本仕様では省かれているんですよね。この辺は来年発売のPHVに期待ですが、ハリアーもNXも同じPHVエンジンを出してくるかが気になります。
    2019年12月08日 21:30
  • なまっくす

    to シュリンプマンさん

    コメントありがとうございます。
    記事の内容は賛否あると思いますが、特に聞き手の方のトークの幅の広さに感銘を受けました。(回答内容は意見が確かに意見が分かれると思います)
    マツダの利益の点は結構心配ですね。増税後の影響もあると思いますが、CX-30がこれからどれだけ台数を伸ばすのか、Mazda3のSKYACTIV-X待の方でどれだけ勢いが回復するか・・・
    2019年12月08日 22:58
  • カムバック

    こんにちは(^^)
    いつも拝見させて頂いています。

    レクサスオーナーの方々、やはり、輸入車なのですね。内装質感と言い、コストダウンが、目立たない気がします。買う気にさせて、所有欲を満たしてくれる。

    あ、でも、私はやはり、輸入車に行く気がしないというか、躊躇してしまい、最後は、いつも、国産車です。

    次のレクサス、何かいいのが、出てきますかね?楽しみにしております。
    2019年12月09日 12:42
  • なまっくす

    to マルチネスさん

    毎度熱いコメントありがとうざいます。
    RAV4の受賞は賛否両論あるようですが、北米で売れていることに加え、新プラットフォームをしっかりと進化させてコストパフォーマンスにも優れているところ、新AWDシステムや先進の安全装備もしっかり備えているなど、様々なシチュエーションに適合したという点でも受賞は納得ですね。

    一方Mazda3はリンク先の記事でも言及されていて、マルチネスさんもご指摘のとおり「自動車偏差値」の高い方でないと十分に理解できない点があるのだと思います。
    実際、Mazda3のデザインや内装の質感はクラストップと思いますが、果たして既存のユーザーがそれを求めているのか、という点は未だに疑問に思います。SNSや自動車評論家での高評価と実際の販売数はまだ大きな乖離があると思いますし、SKYACTIV-Xの存在意義や価格設定など、一般消費者にしっかりとわかるようにしないといけないのでしょうね。

    記事の内容は賛否あると思いますが、記者の質問に対し、逃げずにしっかり回答を準備して(それが正解かどうかはおいておいて)、改善が必要なものはしっかり方向性や指示を出しているのは感銘を受けました。もっとも、一番肝心な販売現場(ディーラー)にしっかり伝わっているかどうかは疑問が残りますが・・・
    2019年12月10日 00:29
  • なまっくす

    to かずぽん さん

    RAV4の評判の良さは「GA-C」プラットフォームのできの良さにあるようですね。これは間違いなく次期ハリアーやNXはさらに良くなることが期待できますね。

    ただ、NXは世界中で好評なようにデザイン面や装備のバランスなど優れていますね。2021年と噂されるフルモデルチェンジにぜひ期待したいところえです。

    そして・・・PHVは間違いなく設定されると思いますし、レクサスエンジン特性を変更するなどのチューニングが欲しいところですね。
    2019年12月10日 00:34
  • なまっくす

    to カムバック さん

    コメントありがとうございます。
    レクサス第2世代のことは、同クラスの輸入車より明らかに価格が安く、Performanceは同等か若干劣る程度でしたの、総合的なコスパでは優位でしたが、第3世代以降は価格もそれほど変わらず、値引き等を考慮すると逆転することもありますので、特に改良が遅れているセダンタイプにおいてレクサスからの流出はかなり多い印象です。

    車両自体の信頼度やメンテンス費用の安さ、転勤時等のネットワークの良さ、オーナーズラウンジの存在など優位点は多いものの、肝心の車作りの点ではまだ開きがあるようですね。
    最近はトヨタブランドの総合力の高さが目立ち、今一度レクサス車の優位点はなにか・・・ということが問われているものと思います。
    2020年からレクサスの販売攻勢がスタートするようですので期待しましょう!
    2019年12月10日 00:46