先般、北米でのGSFの改良についてレポートさせていただきましたが、2019年10月1日、日本市場においても「GSF」の年次改良が行われました。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/29933051.html?padid=ag478_from_kv

■LEXUS GSF 北米2020年モデルはブラック仕様?(その他 備忘録)[2019/9/24]
http://www.namaxchang.com/article/470446766.html
改良内容は概ね北米と同じですが、リヤサスペンションも強化されていることが判明致しました。
【ホイール】
BBS製「マットブラック塗装ホイール」を標準装備!(ポリッシュ加工はMOP)
これはなかかな惹かれる方も多いのではないでしょうか?

【ブレーキキャリパー】
ブレンボ製の高輝度塗装オレンジキャリパー(MC・RCFと同じと思われます)および「ブルーブレーキキャリパー」を新設定。
2019年モデルまで標準装備されていた、「ブラックキャリパー」は姿を消しました。
ブルーキャリパーは一度ぜひ見てみたいですねが、販売台数を考えると相当希少になりそうですね。(GS F “F” 10周年 特別仕様車のキャリパーと同じだったりして・・・?)
・オレンジキャリパー

・ブルーキャリパー

【シート色配色変更(ホワイト)】
座面部分の大部分がブラックとなり、ホワイトの割合が更に減って結構平凡な配色になった感があります。
汚れが目立たないのは良いとは思いますが、スペシャルティ感は減少した感があります。

【リヤサスペンション】
サスペンションの強化、リヤトーコントロールアームブラケットのアルミダイキャスト化で高剛性・軽量化とのこと。
これぐらいの高価な価格帯の車であれば当たり前の改良内容と言えるかもしれません。

【ドアミラー&ドアピラーガーニッシュ】
2015年当時から謎の存在だった「グレー」塗装からようやくブラック塗装に・・・!

さて、今回の改良において、車両本体価格が10,356,481円 → 10,400,000円 へ 約「43,516円」アップしています。一見、増税時にあわせた「便乗値上げか?」と思ったのですが、2020年モデルから、ブレーキキャリパーのオレンジ塗装が「標準」(無料でブルーキャリパーも選択可能)装備となっているようです。
つまり、もともと「オレンジ塗装」は約40,000円+税のメーカーオプションでしたので、実質的には価格はほとんど変わらないことになります。(端数は、ピッタリ「1140万円」とするためなのでやむを得ません)
リヤ足回りの強化を考えると実質的には価格据え置きといえ、レクサスとしては良心的な価格設定といえます。
その代わり、「集中と選択」の改良のため、べースモデルのGSと同様、以下の点は今後も改良されることはないのでしょう。
スポーツモデルなので無視できる部分もあると思いますが、果たしていつまで耐えることができるのでしょうか。
・Lexus Safety System+のアップデートなし(LTA・RSA等)
・クリアランスソナーのアップデートなし(非インテリジェント)
・ナビ旧タイプ(非ハイブリッドナビ、SDカードナビ、マウス型リモートタッチ)
・オーディオ旧タイプ(非ハイレゾ再生、非Mitaast対応)
・旧ヘッドアップディスプレイ(小型)
・ステアリング、クルーズコントロールレバー等の操作系変更なし。

https://lexus.jp/models/gsf/gallery/
この記事へのコメント
レクサスマイスター
GS F…何方も興味は無いようで、話題はマイナーチェンジRXの方みたいですね。
私はスポーツカーが好きなので期待していた
内容ですが…まぁ、こんなものかと(笑)
標準がマットブラックは最近のトレンド?でしょうか、カッコいいですね。
オレンジキャリパー標準化とブルーOPは謎
ですね、マイチェンRC Fにも無い色ですし…
はたして実物を見れるのでしょうか?どっかの
レクサスディーラーで下ろさないかな??
ホワイトアクセントはRC Fと同じにしたものかな?(厳密に言えば同じシートじゃないですが、表皮は一緒かな??)
足回りの小変更は比べても分からないレベルの
ものかも知れません…(元々、乗り心地悪くないので…)
ピラーとミラーの色変更は私的に前のグレーも
悪くないと思っていたのですが不評だったみたいですね、それでようやく無難なブラックにしたみたいですが…(知り合いが2016モデル買う時にピラーのグレーが気になりボディカラーをマーキュリーグレーにしたのには笑いましたが)
ベースのGSが終焉を迎えようとしているので
小細工レベルの年改なのは仕方ないとは思いますが、この価格帯でナビのアップデートが無かったのは痛いですね…
安全装備は古いながらも電動Pのホールド有り
全速クルーズもあるので、まだいいんですが…
5リッターモデル最後になるとは思うので、
ナビ以外古い現行RC Fを選ぶならGS Fにするよ。くらいなアップデートが望ましいように思います。
しかしFシリーズはどうしちゃったんでしょうか?古いままで現在に至りますし、新型の話や新ユニット(4.0ツインターボ?)の話も何処へやら…?
時代に合わない、ニーズがないのは分かりますし、電動化の足音も聞こえてきている昨今ですが、ラグジュアリーブランドならハイパフォーマンスを進化させ、常に憧れの存在にしてほしいところですが…
最近は温暖化の影響も深刻な課題ですからね〜
あの排気量、あの燃費、ブレーキダストも酷いしで、売るのも乗るのも罪ですよ。
コソコソと乗ってます(笑)
柴
なぜ、この時期なんですかねぇ。
年度始まりで出して欲しかったです。
ブルーキャリパーに、Bピラーとドアミラーのブラック塗装・・・
今の不満箇所が一気に解消されて、ほぼ同額とは。。。
パーツ単品を取り寄せて交換するとなると、とんでもない額になりますから・・・
今から納車されるオーナーさんが羨ましいです。
ブルーキャリパーは、たぶん10周年記念車と同色だと思いますよ。
なまっくす
GSF、ようやく発表されましたが、確かに反響が・・・(汗
展示車・試乗車を置く店舗は果たしてどれぐらいあるのか、不安がよぎりますね。足回りを改良したので、旗艦店舗には1台は置いてほしいところですが・・・個人的にはブラックミラー/ピラー/ブルーキャリパー仕様のGSFがあれば遠征して見に行く覚悟です(笑)
シートの座面変更ですが、たしかにこれはそらくMC版RCFと同じと思います。パーツ共用ですね!
Fシリーズについては、最近海外で「LCF」らしきものが再度スクープされたようなので、開発は継続しているようですが、LCとLQには確実に搭載されるにしても、果たしてRCF・GSFがどうなるのか・・・
現オーナーさまの期待に応えるよう、「1代限り」で終わりにするのはもうやめてほしいところです。
なまっくす
柴さんは2019年モデルをご購入されたので、複雑な心境ですよね。
しかも確かに交換が難しいところばかりですよね。
ブルーキャリパーは10周年記念モデルと同じかもしれませんね。
ぜひチェックしたいところですが、果たしてどこに置いてあるのか・・・
残念ながら、青山やミッドランドスクエア、レクサスミーツ、インタセクト、高輪等のショールームにも置かれていないようです・・・。