レクサスからついにミニバンが登場することが正式にlexus.cn(中国)から行われました。
ネーミングはかねてから噂されていた「LM」。
2019年4月16日から開催予定の上海国際モーターショーで詳細は明らかになるようです。
http://www.lexus.com.cn/node/3855
公式サイトではサイドシルエットがお披露目され、「L字のアローヘッド」がなかなかのデザイン性を感じさせられます。

今回の留意点は、lexus.jp(日本)からのアナウンスがないこと。
これはおそらく、日本での発売が世界同時ではないことが考えられます。
最近のレクサスでは、海外での発表とほぼ同時にトヨタグローバルニュースルームでアナウンスがありましたが、現時点(2019/4/9 20:00時点)で日本国内でのアナウンスがないことから、先に中国・アジア諸国へ導入後、日本を含むその他の地域で販売、ということも考えられますね。
日本では、アルファード/ヴェルファイアの統合や「Executive Rounge」の取扱を整理した後となる可能性が高そう。
なお、少しトーンカーブをいぢると、なんとなくシルエットがわかりますね。
ウィンドウ形状など、なかなかスタイリッシュな感じがします。
当然3列、スライドドアなんでしょうね。

現時点でニュースリリースからわずかに判明したことは・・・
・LMは5番目のフラッグシップ(LS、LX、LC、LY[ヨット]、LM)
→いわゆる「L」シリーズのため、価格的には日本円で1000万超が確実視されます。
・リラックスしたり、瞑想を楽しんだり、インスピレーションを得たりするための場所
→居住空間を最優先し、今までにない装備や機能が備えられているものと推測されます。
日本で発売されれば、社用車やハイヤーとしての需要も期待できますし、富裕者層のセカンド・サードカー的なニーズも高いと思われ、新規顧客層を開拓するにも相当なインパクトがあるものと思います。
一方で、客層の変化も当然ありますので、投入する価格帯やブランドじメージに与える影響など、慎重な検討が進められたうえで投入が検討されるものと思われます。日本での2019年中の発売は今の所ありませんが、今後の動向には要注目です。
また、フラッグシップの「LM」が展開されることにより、それ以下のミドルサイズのミニバンが将来的に投入される可能性も当然あり、今後の電動化時代を見据え、セダンの縮小から居住性を重視した車種へ資源投入という方向性がより強まりそうです。
これまでの「LM」関係の過去記事は以下の通り。
あれやこれや推測も非常に楽しいものですね!
■やはりレクサス版ミニバンなのか?(LM350/LM300h)
http://www.namaxchang.com/article/464967312.html?1554806383
■突然!レクサス版ミニバン「LM」(LM300h)ついに今月お披露目か!(2018/3/30)
http://www.namaxchang.com/article/464886597.html?1554806333
■LEXUS LM300/LM350はいつ登場するのか?(2018/12/18)
http://www.namaxchang.com/article/463271547.html?1554806264
ところで、RXのマイナーチェンジは何処へ??
明賀に今週中には、ティザー画像のお披露目など、ニューヨークモーターショーの出展案内があるものと思われますが・・・
この記事へのコメント
みに
もちろん、絶対値は不明なので、全長/全高にて比較しました。
■LM
全長/全高=2.86
■現行アルファード
全長/全高=2.88
同じ要領で、前方から中央の尖ったデザイン部までで計測しました
■LM
全長/デザイン部=2.80
■現行アルファード
全長/デザイン部=2.92
結論として、LMは現行アル・ヴェルとほぼ同じ寸法、限りなく類似したデザインであると言えます。要するに、アル・ヴェルベースなのは間違いありません。
はなまる
何れにしてもレクサスのLブランドを象徴するミニバンが誕生する事を期待します。
フラン
Danmarino
いよいよですか。LMですねぇ。おっしゃる通り日本ではアルベルの整理が終わってからのようなので2020年後半ですかね。それからUX300eも待ってますので。なんとなくNXに最新のLSS+をこの時期に導入した意図がわかりますね。当分NXのモデルチェンジはお預けですか。RXもですね。
それとセダンはジリ貧。まさかセダンはLSとESだけで、CTも廃盤?
これも時代の流れですかね。
なまっくす
す、すごい!計測されるとは・・・
あとはパワートレーンやボディ構造がどこまで変更されているか、という点ですね。
いまのトヨタ/レクサスは単純な兄弟車は発売しないので、相当な差別化が行われていると思われますが、どのように仕上げてくるのか楽しみですね。
なまっくす
なるほど、リヤ部分はアル/ヴェルって感じですね!
ESのように、日本投入が決まってから洗練されるモデルになるのか、それとも最初から「L」の名を冠するモデルなので豪華絢爛仕様になるのか、非常に興味深いですね。
賛否両論ありますが、オーナーの高年齢化などを考えると幅広いラインナップを揃える戦略はやむをえないと思いますし、現在のオーナーさんも納得する仕上がりを期待したいところです。
HJ
レクサスでLを冠するわけですから、TNGA GA-Kベースで現行アル/ヴェルからは流用しないとも思います
今のレクサスの方向性と合致しているのかは別として
ショーファードリブンとしての趣向が強いと考えられるので、快適さを重視するとアル/ヴェルより一回り大きくてもいいくらいですしね
日本のレクサスから発信しないのは、日本に導入するには大きいからかな? とも思えますし
かざまっち
レクサス化ですが現行もミニバンの中では乗り心地が良いけどレクサスの味付けが
現行フレーム、サスペンションでは出来ないと思うので乗り味はアルヴェル、外観だけレクサスって感じでしょうか?
どちらにせよ2020年末には新型が出る予定なのですがLMに関してはアルヴェルより1年遅れで全長5メートル越え幅190cmの専用ボディで次期モデルこそが真のLMってとこでしょう。
えふ
当面は東南アジア及び中国向けに生産することになっているようです。
東南アジア、中国、特に香港、シンガポール、タイ、マレーシアでは、アルファードは富裕層に大人気です。
ペニンシュラ香港やインターコンチネンタル香港では、アルファードがロールス、ベントレー、メルセデスと並び送迎車として使われています。
なまっくす
コメントありがとうございます。
なるほど、一回り大きいタイプも考えられるということですね。
日本のアル/ヴェルのExecutive Roungeベースなのか、新プラットフォームなのか、楽しみですね。
まずは中国・アジア市場ということで大型車の可能性もありそうですね。
日本でもセダンからミニバンへ変更している法人もありますし、日本での投入も今後検討されそうですね。
なまっくす
確かにサイド部分は似てますね〜
現在のアル/ヴェルオーナーさんも気になる存在になりそうですね。
レクサスならではの差別化をしてくるのか、実は一回り大きいタイプなのか、1週間後にはお披露目されていると思うと今が一番想像力が掻き立てられそうですね。
できれば最初から専用ボディで発売してほしいところですが・・・どうでしょうか?
なまっくす
なるほど、当面は需要のある中国&アジア諸国という感じになりそうですかね。確かにアルファードが数千万円もするのに売れているという話は聞いたことがあるので、より豪華なレクサス版も抵抗がなさそうですね。
そして、著名なホテルでも使用されているのですか〜!それは凄い。それだけ信頼性もあるということなのでしょうね。
初代ISは買いました
マーケティング最強のトヨタ。
ただ、売れる車も良いですが、街並みや文化を作るような車も頑張って欲しいですね。
特にレクサスには期待してましたが、知りすぼみになって来たようですね。
なまっくす
コメントありがとうございます。
確かに、町並みに合う美しい車を造る、というのも素敵なことですね。
日本車、特にトヨタが苦手な部分だと思います。
元アウディデザイナーの和田氏もよくそのようなコメントをされていたのを思い出しました。