価格帯はRXよりもずいぶん上で「X5 xDrive35d 」は920万円!

価格的にはX3の方が近いですが、ボディサイズ的にはX5が競合となるケースも多いようなので、新型RX(マイナーチェンジ版)を今後検討される方はその前に「X5」も見ておいたほうが良いでしょう。

ここ最近のBMWの新型車はとにかく内装の質感が一気に上がったのが特徴的。
X5も、新型3シリーズやZ4と同様、内装が一新されています。
ドアを開けるとパワーシートのスイッチにもシルバーの加飾が入り、ステンレスのスカッフプレートもいい雰囲気です。
ただ、樹脂自体の質感はいつものBMWのクオリティ。

ドアトリム、アームレストなども十分なクオリティ。
実用的なアンビエントライトも新型3シリーズと同様、バッチリ装着されています。

運転席側。ステアリングやヘッドライト周りのスイッチなども最新の意匠に。
シートの素材感も含め、とにかくクオリティが上がっており、レクサスRXが負ける部分も多いです。
フットレストがちょっと残念ですが、これは8シリーズ(M850i)でも同様ですからしょうがないですね。

シフト周りも最新版へ。
ただ、スイッチ類はどれも似ていてブラインド操作がしにくく、これは一考ありと思います。
非接触充電器(qi)が備わっていたり、物を置くところにはちゃんとラバーが敷いてあるなど配慮されていますね。

目新しいのはやはりスピードメーター。
フル液晶ですし、異型のスピードメーター、タコメータなどレイアウトが斬新でカッコいい。
解像度も高いので情報量も多く、とてもいい感じです。
アウディのバーチャルコクピットも素敵ですが、メーターの斬新さはBMWの方が好み。うーん、レクサスにないものがここにありますね。
また、ステアリングも本革パッドを使用しており、クオリティは十分。

ナビゲーションシステムも高精細でフォントもキレイ。
アンビエントライトも細かく設定できますし、設定方法もわかりやすい。レスポンスといい、ナビ周りのクオリティはずいぶん良くなりましたね。
こういうのを見るとレクサス系のナビシステムはさらなるアップデートを期待したいところ。

しかし室内は高級車感がグッとアップしましたねぇ。

樹脂の質感、ルームミラー、ルームランプ、天井、ピラー、サンバイザー素材などのクオリティは相変わらずですが、逆にここのあたりはレクサスの優位点なので、ここは手を抜かないで欲しい。

後席も広々。前席シート下に照明がちゃんとあるなど配慮されていますね。
ホント最近のBMWは細かい所の配慮が増えていて好印象です。

ラゲージも大容量。
ちょっと雑な部分も見受けられますが、トノカバーなどもしっかりしており、十分な出来と思いました。

リヤのセンターアームレストとカップホルダーはちょっと貧弱な感じで、ここは残念な作りでした。

ラゲージですが、床下収納もバッチリ!
また、BMWおなじみのダンパーが装着されているのは嬉しい。
これはほんと便利なので、他メーカーも参考にして欲しいですね。

今までノーマークでしたが、2019年以降発売されたBMWはホント静的質感があがったなぁ〜と感じます。
レクサスRXもさらなるクオリティアップで登場することを期待したいところです!

この記事へのコメント
クワトロ
自分も輸入車ショーなんかで最近のBMWのモデルが展示してあると積極的に中を覗くようになりました。
スパイショット見る限りエントリーの1シリーズも相当力が入ってるみたいですし少し前だと考えられないです。
なまっくす
ほんと、おっしゃるとおりです。
レクサスも第3世代からだいぶ変わりましたが、BMWの2019年にはいってからの内装の変化には驚くばかりです。
今後は1シリーズ、2シリーズなどもだいぶ良くなりそうですよね。
他メーカーもうかうかしていられなくなりそうです。