LC純正のブレーキキャリパーはどれぐらいの重さがあるのか?

レクサスでは「F」モデルと前モデルのLS「F SPORT」にはブレンボ製のブレーキキャリパーを使用していますが、それ以外の車種では基本的に、アドヴィックス社の製品を使用しているようです。
アドヴィックスが高性能の6potを開発したのはLC用が初めて。同様のものは新型LS F SPORTにも使用されています。

ニュースリリース
http://www.advics.co.jp/news/2017/20170327.pdf

LC500/LC500hではこの新開発されたアドヴィックス製のシステムがパワートレーン・グレード問わず使用されています。
そこで、今回は、LC純正ブレーキキャリパーの重量を測定してみました。(純正に塗装したものであるため、参考数値)


フロントキャリパー 6pot デカイだけあり結構重いです。
5.95kg、つまり約「6kg」ですね!

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リヤキャリパー 4pot 
こちらは3.15kg、フロントの約半分の重さです。

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ちなみに上部には「ADVICS」のロゴが。
徐々に認知度が高まってきているようですが、部品価格はブレンボとはかなり差があります。(半額以下ですね・・・)

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ちなみに、先日ニュルを走行したLCのブレーキシステムは「アケボノ」製のようでした。

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ブレーキの性能はキャリパの性能というよりローターサイズの方が重要と思いますが、キャリパー自体が大きくて表面仕上げがきれいだと、心くすぐられますね!

今後、レクサスの新型車「ES」や「UX」にもF SPORTモデルが登場しますが現時点ではブレーキキャリパーに関しては通常モデルと変わらないように見えるのが残念ですねぇ・・・(この点、輸入車のスポーティ仕様ではノーマルとブレーキシステムの差別化を図っていることが多いので、魅力的に思います)

先週末から話題の「新型クラウン」のブレーキシステムの仕様も気になるところです。

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