
今回は「RC F」について、どのような改良が行われるかを妄想してみたいと思います。
まず、その前に過去の主な改良は以下の通り(ステアリング&サスペンションチューニング等は随時行われているので除外)。
■2022年モデル
・内装色変更(ブラック&アクセントブルー【Performance Package】)
・アルカンターラパーツ設定(ステアリング、シフトノブ【Performance Package】)
・マットブラック塗装ホイール新設定(BBS鍛造10本メッシュ)
・スカッフプレートロゴ新意匠
■2021年モデル
・Apple Car Play等マルチメディア機能強化
・クリアランスソナー標準装備化
・ボディカラーの変更(ソニッククロム)
■2020年モデル【マイナーチェンジ】
・外板デザイン変更
・大規模な軽量化
・Performance Package追加
・カーボンエクステリアパーツ追加
・カーボンセラミックブレーキ新設定
・ローンチコントロール新設定
・アナログクロックをGPS」補正付きに
・アンビエントライトの廃止
■2019年モデル
・F10周年記念モデル(限定)
■2018年モデル 【大規模な一部改良】
・Lexus Safety System+標準装備
・BSM、RCTAの標準装備化
・ナビゲーションシステム画面拡大(10.3インチ)
・ドライブセレクトモード(CUSTOM)追加
・ボディカラーの変更(ネープルスイエロー)
・パワーイージーアクセスシステムの標準装備化
■2017年モデル
・標準装備アルミホイール意匠変更
・減衰力可変サスペンションの新設定
・フロントボディ剛性強化
・LTE(4G)対応
■2016年モデル
・エンジン回転バランス工程の追加
・カラードブレーキキャリパー(及びロゴ)追加
・4連マフラー意匠変更
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というように、意外なことに、「ナビのタッチパネル化」や、「Lexus Safety System+のアップデート」、「電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド)」これらの先進・快適装備については、未だアップデートされていませんでした。
しかし、いよいよ2022年秋には「IS500」の発売も控えることから、専用デバイスを装備する「F」モデルのRCFがIS500に見劣りしないよう、ついに「RCF」にも根本的な装備のアップデートが行われると思われます。
(もっとも、コストの制約で「RC/RCFとISの部品の共用化」を更に進める、という側面もあると思われます
なお、以下の内容はあくまで予想(妄想)であり、実際の改良内容とは異なります。あくまで「このような改良が行われると考えられる」という前提でご覧いただければ幸いです。
■ハブボルト締結採用
新型ISで初採用され、その後新型NXでも採用された(トヨタブランドの「bZ4X」でも採用の模様)ハブボルト締結について、採用するものと考えられます。

■タッチ式ワイドディスプレイ採用
新型ISと同様、タッチ式のワイドディスプレイを採用するものと考えられます。
タッチパネル方式と、手元のリモートタッチパッド、どちらでも操作できるのは私的には一番よい方式と思います。
なお、外部メディア「CD/DVD/BD」についても再生可能なままであると予想します。と思われます。

■電動パーキングブレーキの採用
RCでは採用済ですが、重量増(?)なのか、見送られていた「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」をついに採用するものと考えられます。これは特にメインカーとしてレジャーや通勤にも使用する方にとっては朗報ではないでしょうか?ぜひ実現してもほしいものです。

新型ISと同様、Lexus Safety System+2.5にアップデート。
これにより、プリクラッシュセーフティシステムの強化や、レーントレーシングアシスト、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、ロードサインアシストの追加が予想されます。
ISと同様、「パノラミックビューモニター」のオプションも期待したいところですが、クーペでの採用事例が今の所ないため、ここはのぞみ薄かもしれません・・・

■TVDの廃止
RCF発表当時、FR車として世界初装備だった、トルクベクタリングディファレンシャル(TVD)ですが、「RC/RCF」の基本性能の向上に伴い、Performance Packageでは「TVD」は未設定でした。
「TVD」は40万円超と大変高価なオプションで、2014年の「RCF」発売当時は当方も装備し、一般道のイージードライブでもとにかく曲がり、その効果がわかる装備でしたが、本格的にサーキット走行される方については重量増で余計な機構ということもあり、最近は装着率も低いと聞いていました。
また、TVDが標準装備されてた「GSF」がすでに存在しないため、RCFの標準モデル・カーボンエスクテリアパッケージの「メーカーオプション」のためだけに生産するのも現実的ではないものと考えられます。

■ナノイーXの採用
新型ISと同様、室内の空調機能として、ナノイーイオンを放出する「ナノイーX」を採用するものと予想します。

なお、上記の他、目に見えないファインチューニング(ステアリング、サスペンションチューニング)は実施されるでしょうし、ボディカラーについてもI「チタニウムカーバイトグレー」の設定が期待できるほか、内装カラーの追加・変更もありえるかもしれません。
私的には「フレアレッド&レッドカーボン」の内装は復活してほしいところですが・・・
なお、昨今の急激な為替相場の変動(円安)や「部材調達」の面を踏まえ、価格改定が行われる可能性もありそうです。

この記事へのコメント
RC-F
うめてん
あれがUX,ESタイプのステアリングなら購入には十分な出来なんですが…
RCは使えそうなFR用TNGAプラットフォームが無いと聞いていますが
ガソリンモデルはこのままFMCや再度のBMCなく終売の方向なのかも気になります。
(ラストV8モデルならば買いたいという気持ちはあります)
本当に採用するつもりなら2020年のRCに電動パーキングブレーキが付いた時点でRC含め採用してそうな気がします。
私もこの資料拝見しましたが、ディラーから許可は得たのでしょうか?
なまっくす
コメントありがとうございます。なるほど、たしかにリヤのブレーキシステム全般の変更が必要ですね!
ただ、旧システムのパーツを生産し続けるのも限界があるように思いますので、ぜひ実現してほしいなぁと思います。
なまっくす
ステアリングスイッチですね!
ISのはRCと同様に改良され少しは改善されましたが、たしかにスイッチは少々スカスカ感がありますのでわかります。
RC系に関しては、GA-Lプラットフォームのミニマム版が開発中との噂もあるようですから、次期ISとともになんとかラインナップしてほしいと思いますが、ガソリンモデルは終売になる可能性が高そうですね・・・
「F」はスペシャルモデルのみの存在で、通常のモデルは終わってしまいそうですね・・・
なまっくす
コメントありがとうございます。
通常では採用はなさそうですが、新型ISと同様のダッシュボードを用いることで対応ができるのではと考えました。少量生産のためにRC用のパーツを生産し続けるのもコストがかかると思いますし・・・
まずはISで採用し、評判を見てRCへ・・・という展開を期待します!
なまっくす
コメントありがとうございます。
さて、ディーラーおよび関係者から資料を見た、見せてもらったという事実はありませんので申し添えておきます。
なお、このような内容であれば、ある程度これまでの商品内容を理解されている方なら容易に想像がつくこととと思いますが、流石にこの内容のままの改良はされないのでは?と思いますが・・・