
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/34898827.html?padid=ag478_from_kv
今回登場したモデルは「2025年までに実現を見据えた走り、デザインや技術を搭載」とのことですので、このままのモデルとして登場するとは限らないものの、かねてから噂されていた「RZ450e」の実質的なコンセプトカーとも解釈できます。
LF-ZのLFは、「Lexus Future」 の意味ですし、「Z」は「A」と対をなすもの。
レクサスのスポーツカー「LFA」の対局にある究極の電動車、「LFZ」ということで、「Z」のネーミングを車名に入れたものが「RZ450e」でしょうから、市販の現実味がグッと高まったと考えます。(なお、動画中では「Z」は「ゼロエミッション」と説明されています)

しかし気になるのが「2025年までに実現を・・・」というくだりで、この究極の電動車の現実には「2025年」までの期間を要するとも解釈できます。少なくとも2021年や2022年に登場するものではないということでしょう。

すでに各メディアで特集されていますが、多くはニュースリリースをそのまま掲載しているようなので、今回はニュースリリース中の公開データから「特徴」をピックアップしてみたいと思います。
■EV専用プラットフォーム& 四輪駆動力制御技術「DIRECT4」採用

■ステアバイワイヤシステム採用

■後続可能距離「600km」を達成


■「0-100km/h」加速タイムは「約3秒!」の俊足

■自動運転技術「AI アドバンテストドライブ」(Lexus Teammate "Advanced Drive")進化版?

■車載AI搭載

■スピンドルグリルを進化させた「スピンドルボディ」採用

■リヤコンビネーションランプ上に「LEXUS」ロゴ(「L」リヤエンブレム廃止)

■インテリアコンセプトに「Tazuna」(手綱)を採用

■デジタルアウターミラー 採用 (モニターはセンターメーター左右の各モニタの一部?)

■シームレスな「調光パノラマルーフ」(イルミつき)

■AR-HUD(ヘッドアップディスプレイ)採用
■デジタルキー採用(スマホ等が鍵に)

■LEDアンビエントライト採用

■E-Latch採用(電動ドアオープナー)

■新世代のマークレビンソンオーディオシステム 採用
■ノイズキャンセリングシステム搭載

私的には、大胆に変革した新インテリアコンセプト「Tazuna」の新コクピットには注目したいところ。
次期「NX」と言われるクルマのリーク画像は、既存のレクサス車/トヨタブランド車の範疇でしたが、今後はこの「Tazuna」コンセプトに沿った思想が導入されれば大きな変革が起きそうです。

2021年中には2車種・・・ということで、順当にいけば次期「NX」、そして「LX」といったところですが、ヴェールに包まれている残り2台も気になるところです!(MC版の「ES」、「UX」という感じかもしれませんが)

この記事へのコメント
TM
半導体問題は本当に大変ですね・・・
レクサスブランド変革というふれこみでのコンセプトカーお披露目でしたが
正直「えっ、またブランド改革?」って思いました。
個人的な思いですが、ブランド原点であるLSの乗り心地・静寂性についても今後どうなっていくかも分かっていません
(一度、軌道修正はしたと理解しています)
電動化に合わせての再構築は理解はできますが、私の中で今までの良さの継承についてまだ回答はもらっていないと考えています。
本当にすみません。私自身が未だにモヤモヤしているので・・・
かずぽん
EVのコンセプトを発表するなら全レクサス店に急速充電設備を設置するとか全個体電池を搭載した車両をいつ頃までに出すとかもっとインパクトの有る発表を期待していたのですがちょっと残念な気持ちです。
個人的な感想ですが、素直に格好良いと思いました。日産アリアコンセプトがほぼそのまま商品化した様に、RZもやってくれると期待しています!
ただ、動画の佐藤プレジデントの夢の下りは正直謎でした笑 あとチーフエンジニアの渡辺氏は前もエレクトリファイドの動画に出演されていて、英語の流暢さに毎回驚かされます笑
鋼太郎
ただ、凄くコンセプトカー然としていて、にわかには年内にこれの市販車が出てくるというイメージを持てませんね。
新しい方向性を示すフラッグシップの様でもありながらRZ450eという型式はLではないミドルクラスとしての位置付けの様に見えますし(それでも価格は1,200~1,300万円位しそうに思いますが。)、これも良く判らないです。
あとは、販売されてもこれまでのPHVやEVのようにやる気の無い台数で納期未定みたいな話になりそうという不安はあります。
Jinfreeks
個人的にはベールのかかった4台が気になります。
車高から真ん中2台はセダンかクーペでしょうか?端は2台SUVのような気がします。
電気がついている着いていないの差はなんでしょう?
nxは一番右で1番左は結構大きいですよね?LXにしてはカクカクしてないのでRXと見ました。電気がついているのはもうじき発表で着いていないのはもう少しで発表と見ました。ランクルのフルモデルチェンジの噂が出てるのでLXもモデルチェンジ期待ですが。次期RXに期待しているのでRXとさせてください。セダンないしクーペは全く想像がつきませんー
なまっくす
レクサスのブランド改革、トップが佐藤氏に変わったのもあると思いますが、再度スポーティ路線への回帰もありそうです。
一方LSの反省を活かし、フォーマルや車や電動化がメインのクルマはよりコンフォート志向に・・・というように複数のベクトルが融合するブランドになれば良いなと思います。
まずはLEXUS Teeammate「Advanced Drive」の仕上りと、DIRECT4を始めとする電動化技術をチェックしてみたいですね。
なまっくす
2025年・・・というのはさすがに長過ぎますよね。それより前にこのLF-Zの思想を受け継ぐクルマは発売されるにせよ、これほどの未来感の有るクルマはあと4年後でないと見ることができないとは・・・
私も全固体電池の話がでるかと思いきや、2025年はまだリチウムイオン電池なのですね。とはいえ、現時点の水準ではハイスペックな仕様には心躍らされましたので、着実に製品化に向けた動きを期待したいと思います。
なまっくす
コメントありがとうございます。
私もLF-Zのデザインは好みです。ニッサンアリアもいいですよね〜
実物も素晴らしいと思いました。
そしてレクサス公式動画、なかなかユーモアあって面白いです。英語がりゅうちょうに話せるといいなぁ・・・ちょっとした英語の勉強にもなるので最近のレクサスの公式動画はいいですよね。
なまっくす
LF-Z、まだまだコンセプト然としていますが、具体的なスペックは妄想にはもってこいです!高価格が予想されますが、たしかに「L」がつかないネーミングということもあり、最上級ではないのでしょうか?
このままの形で発売されるかどうかもわかりませんが、その時までには電池の供給問題もクリアになってほしいですね。続報に期待です!
なまっくす
コメントありがとうございます。
中央の2台はホント謎ですよね!
中央の2台のうち1台はESであると思うのですが・・・もう1台の背の低いクルマが果たして・・・?
左端はRX、右端はNX、これは可能性大です。
なお、電動化に関係のある発表会なので、「LX」は除かれているようです。