レクサス主力SUV 次期 レクサス「NX」を想像してみよう!(1)

今回はレクサスの主力モデルとなった「NX」について。
登場から既に丸6年が経過して、2021年は7年目となる「NX」ですが、レクサスのSUVラインナップの中でもちょうどよいサイズの「NX」に関しては、モデル末期であることを認識して商談に望まれる方も多いそうです。

次期「NX」に関しては「2021年度下期(2021年後半〜2022年3月頃)頃の発売」と予想していますが、SUV人気だからといった理由だけでなく、レクサスの最高責任者である、佐藤プレジデントが「次期NXが新体制でフルコミットした最初の車」との発言もあることから、見栄えだけでなく、走行性能に関しても相当に力の入ったモデルになることが想定され、単なる現行NXをアップデートしたモデルではなく、電動化時代の先駆けとして大きな改良となることが予想されます。

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デザイン的には、最近のレクサスモデルと同様、クーペルックな都市型SUVとなると考えられますが、コンセプトモデル「LF-NX」では見送られた近未来的なインテリアデザインの実現にも注目が集まります。コンセプトモデルの登場が待ち遠しいところですね。

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■ボディサイズ

 新型NXでは、多くのメディアが報じているように、新型ハリアーやRAV4と同様の「GA-K」プラットホームを採用するため、ボディ幅の拡大はほぼ確実で、世界展開をするNXだけ幅を狭くする理由がありません。よって、少なくとも「1855mm〜1870mm」の範囲になると考えられますので、パレット式機械駐車場の「1850mm」規制の場合は入庫不可となる可能性が高いです。
現行モデルでは一般的な機械式駐車場に入るサイズの「1850mm」内に収まっているため、これが「現行モデルを押す」一つのセールストークになっている販売店もあるとか?


■パワートレーン&トランスミッション

 新型NXでは、少々古くなってきた現行のパワートレーンが一新されることが期待されます。

 ・NX250
 ・NX350
 ・NX350h
 ・NX450h+

[NX250]
NX250のネーミングが示すのは、自然吸気の2.5Lエンジンと考えられますが、この時代にNX用に新規のNAエンジンを開発する可能性はほぼゼロでしょう。UX200で新登場した2.0Lエンジンが、日本国内でも販売比率が15%前後ということを考えると、「NX250」を発売してもほとんど台数は出ないことも考えられるため、日本では未発売となる可能性も高そうです。
エンジン自体は北米で販売されている「ES250(AWD)」のエンジンがそのまま当てはまります。AWD用ということを考えると、NXにも適合は比較的容易と考えられます。トランスミッションは8速ATが適用されるので、CVTのフィーリングが苦手という方には魅力でしょう。

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[NX350]
NX350のネーミングが示すのは、自然吸気の3.5Lエンジンもしくは新規開発が噂される2.4Lターボエンジンのどちらかが考えられます。
前者は、トヨタ/ハイランダーと同様のパワートレーンと推測され、「V6エンジン」ですが今後の環境性能面を考慮すると、後者の「2.4Lターボエンジン」搭載車となりそうです。組み合わせられるトランスミッションにも注目したいところ。8速ATの搭載は確実と思われますが・・・
新型ハリアー/RAV4には未搭載のパワートレーンということもあり、注目を集めることは間違いありません。

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[NX350h]
NX350hのネーミングが示すのは、新開発の2.5L以上のエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせ。一般的な2.5L自然吸気エンジンですと、ネーミングは「NX300h」となるはずですから、新型エンジンが搭載されることは間違いないと考えられます。環境面や税制面を考えると3Lを超えたエンジンの採用は無いはずですから、「3L未満の新開発自然吸気エンジン」の採用でしょうか?
それとも、初のターボエンジンとハイブリッドシステムとの組み合わせになるのでしょうか。(ターボ加給とモーターの組み合わせは相性が良くないとの話も聞きますが)
現段階では最も未知のパワートレーンであり、日本国内で販売の主力となるのは間違いありませんからもっとも期待がかかります。
ハリアーやRAV4との差別化も可能ですし、フルモデルチェンジがもう少し先と予想される「RX」よりも先進的なパワートレーンになることが期待されます。そして、この「AWD」モデルには、「DIRECT4」の採用も期待できるかもしれません。

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[NX450h+]
NX450h+のネーミングが示すのは多くのメディアが予想するプラグインハイブリッド仕様。
未だ供給が安定しない「RAV4・PHV」や限定生産となったレクサス「UX300e」と同様、リチウムイオン電池の確保など生産面の課題もあるため、当初はラインナップされない、もしくは限定生産となる可能性もありそうです。

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■ナビゲーションモニター

 2019年以降マイナーチェンジを実施してきた「RX」、「IS」、「LS」に続き、「タッチスイッチ」式になるのは間違いないでしょう。
 これらと異なるのはNXは「フルモデルチェンジ」であることの強みです。
 前述の3種はマイナーチェンジのためナビゲーションモニターの設置場所の成約がありましたが、フルモデルチェンジの「NX」では新設計が可能ですので、モニターをダッシュボードに埋め込むことも可能と考えられます。
 かねてから「14インチ」程度の大型モニタを採用との噂もありますが、果たしてどうなるでしょうか。(12.3インチでも充分と感じますが?)国産車でも採用が増えてきたツインモニター仕様なのか、ダッシュボードに12.3インチ型のモニターを乗せるのか、それとも立てながらのタブレット端末をインストールしたような形状になるのか?おおいに注目したい点です。

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■先進安全装備

もともと先進安全装備のアップデートが速かったことがNXの魅力の一つではありましたが、2020年「IS」から採用が始まった「Lexus Safety System+2.5」へのアップデートは確実。具体的には以下の機能の追加は間違いないでしょう。 

 ・交差点右左折支援機能
 ・緊急時操舵支援
 ・ドライバー異常時対応システム

あとは、NXの車格では導入が微妙な、以下の装備の装備にも期待したいところ。

 ・ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム
 ・「大型ヘッドアップディスプレイ」&「フロントクロストラフィックアラート」

前者は「RX」に、後者は「MIRAI」の上級グレードで採用済ですから、レクサスLSの「Lexus Safety System+A」でなくても実装できるのは証明済なので、同クラスのSUVモデルとの違いのためにもぜひ実現してほしいところ。(ただし、これはオプションでしょうね)


■視界

 新型ハリアーにも装着された、以下の装備の採用も期待されます。特に、デジタルインナーミラーは、2020年から高精細化して非常に視認性が改善され、昼夜問わず、一気に実用的となりました。4人乗車や、ラゲージに荷物を乗せることが多い「NX」には待望の装備といえます。

 ・高精細デジタルインナーミラー
 ・調光パノラマルーフ

 また、レクサスESで初採用された、「デジタルアウターミラー」の最新版の搭載および違和感のない形でのモニターのインストールにも期待したいところ。アウディ e-tron ホンダ e-hondaを見る限り、デジタルアウターミラーもどんどん進化して実用的になってきています。

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■運転支援

 運転支援では、「レクサスチームメイト」のレクサスLS以外の展開が期待されます。新型MIRAI開発陣の方へ聞いた感じですと、それほど大きなコストはかからないようなので、ハイブリッド系の「NX350h」、「NX450h+」への採用は期待できそうです。なお、もう一つの期待であったオンラインでの車両情報のアップデート(OTA)は、自動運転技術の「アドバンストドライブ」に紐付けされるようですから、NXへの採用は望み薄と考えられます。

 ・アドバンストパーク[Advanced Park]

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■快適装備
 
 その他、現行「RX」に備わっている機能のうち、いくつかはNXにも投入されるものと思われます。

 ・レクサスクライメイトコンシェルジュ
 ・ナノイーX

 また、この車格での採用はなかなか難しいですかもしれませんが、「後席シートベンチレーション」や「リヤエンタテインメントシステム」もversion.Lで採用が欲しいところ!

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まだまだ未知数な「NX」のモデルチェンジではありますが、新型NXの魅力は、なんといっても新プラットホームおよびパワートレーンにあると思います。そして、AWDモデルには「DIRECT4」が(仮に)搭載されるということであれば相当に魅力的な車になることは間違いありません。

2021年〜2022年は多くのメーカーから先進的なクルマが登場してきますが、それらに見劣りしないような先進性を備えつつ、レクサスの電動化時代の先駆けとなるようなフルモデルチェンジとなることを期待したいですね!


この記事へのコメント

  • れくたん

    なまっくすさん、こんにちは!

    次期NX大変興味深いです。
    次期愛車の最有力候補です。

    私的には、インテリアの刷新、コックピットのデジタル化、アンビエントイルミの採用に期待したいです。全幅は1850以内がいいのですが、もはや無理でしょうね。

    価格も上昇しそうですが、オプション、諸費用込みで800万円くらいになると、NXでそれはちょっと、、やりすぎな感じがしますね。
    2021年01月12日 08:43