レクサスES(ES300h) 初の年次改良は何気にすごいぞ!

2020年8月6日、レクサスESが初の年次改良を受けました。
デビューが2018年10月ですから、約1年半で初の年次改良ですが、ニュースリリースはかなりあっさりしていますが何気になかなか「すごい改良」が施されています。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33359011.html

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では、ニュースリリースでは触れられていないものも含めてチェックしていきましょう!


改良1■BSM+PKSB[後方近接車両]を”F SPORT”と”標準”グレードに標準装備

 "version.L"以外にはメーカーオプションだったブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキ[後方近接車両](リヤクロストラフィックアラート)を標準装備。約66,000円の価格相当で、今回しっかりと価格は上乗せされていますが、装着率高めの装備ですから標準装備化はありがたいですね。

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改良2■パノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキ[後方歩行者]を”F SPORT”と”標準”グレードにオプション設定

"version.L"以外では装備不可だった、パノラミックビューモニター+歩行者にも対応したパーキングサポートブレーキをメーカーオプションで設定。価格は67,100円と比較的安価のため、駐車環境によっては装着をおすすめします。

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改良3■デジタルアウターミラーを“F SPORT”に追加設定
 
 発売時には結構装着率が高かったデジタルアウターミラーですが、現在の装着率は低い模様。”F SPORT”での設定で、さらなる普及拡大を目指す?私的には画面の高解像度化と後付感のあるモニターについてのアップデートに期待したいところです。

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改良4■デジタルアウターミラーに「距離目安線」を追加

 まだまだ解像度が足らないので、どうしても平面に見えてしまい距離がつかみにくいようですが、「距離目安線」の追加で距離感を視認する改良を実施。なれればだいぶ距離感は掴めそうですね。

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■改良4 Apple Car Play等対応

 レクサスの各年次改良モデルで続々対応されているApple Car Play/AndroidAuto等のスマートフォンアプリ対応がESでも対応されました。(てっきり価格には反映されている感じですけどね)

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■改良5 置くだけ充電設置エリア拡大!

 従来とはスマホの置き方が変更(「縦方向」に置くように変更)、大型サイズのスマホでもおけるように改良が加わりました。

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■改良6 USB端子のカバー変更

 Apple Car Play等の対応により、USB端子にスマートフォンを接続する機会が増えましたので、USB端子のカバーがゴム製の横開き?から樹脂製の縦開き?に仕様変更され、USB端子接続時の見た目もスマートになっていますね。

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■改良7 ”標準”グレードのインテリアカラーに「リッチクリーム」追加

 "version.L"でしか選択できなかった「リッチクリーム」が選択可能に!これは嬉しいですね。当方ならこのカラーを選びそう。


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■改良8 パワーウィンドウスイッチが加飾付きに!

 ニュースリリースでは触れられていませんが、なんとパワーウィンドウスイッチに「金属加飾」が加わっています!これは嬉しいですよね!
 もともとESの車格でなぜ・・・?と言われていた部分ですし、交換するにもコストがかかるパーツですから嬉しい変更点。


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 ちなみに改良前はこれ・・・

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■改良9 駆動バッテリーに「リチウムイオン電池採用」!

 なんといっても最大の改良点がコレ!
 トヨタ・レクサス系では珍しい、年次改良でのバッテリー種類の変更が実施されました。
 これにより燃費は各モードで「1.7km/L」と大きく増加していますし、後述の重量低減にもつながっています。
 もともとカムリがリチウムイオン電池で、なぜESがニッケル?とう疑問はありましたがようやく搭載できるための何らかの条件が整ったのでしょう。素直にこれは喜びたいところですし、そもそも年次改良でこれだけカタログ上の燃費が改良されることは珍しいです。別モデルと考えてもいいぐらいですね。

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■改良10 ボディ軽量(全グレード▲10kg)

 車両重量が「10kg」低減しています。「ニッケル水素電池」→「リチウムイオン電池」への換装での重量減なのか、それとも足回りなど構成部品の変化での10kg減なのかは不明(おそらく前者)ですが、このクラスの車で10kgの減量はなかなか大変なこと。これは何気に大きな改良ポイントではないでしょうか?


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さて、さらっとしたニュースリリースですが、細かく見ていくと結構地道な改良が実施されていることがわかります。
マイナーチェンジではないため、内外装の意匠は変更されていませんが、「リチウムイオン電池への換装」で実燃費を向上させる・・・という大きなアップデートを果たしたES2021年モデル。これはコンフォートセダンを求める方には要検討ですね!

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なお、価格ですが、以下の通り「約2万円〜8万円」ほど上昇しています。
”標準”と”F SPORT”は、「ブラインドスポットモニター(BSM)+パーキングサポートブレーキ(後方近接車両)」が標準装備されているので、これが約66,000円相当の価格です。そして、「Apple Car Play」等のアプリケーションのレベルアップが約11,000円相当の価格換算。あとは端数+αといったものですから、値上げ幅は妥当と言えます。それに加え、最大の改良である「ニッケル水素」→「リチウムイオン」への換装を考慮すると、更に魅力が増すのではないでしょうか?

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この記事へのコメント

  • Dan Marino

    今回の改良はちょっと地味目ですがES 持ちとしては電池変更が羨ましいですよね。ところでUXの方はどうですか?
    2020年08月07日 22:39
  • Toro

    初めて書き込みます。
    いつも思うのですが、標準装備化したところで、値段にそのまま上乗せしているのなら、何のメリットもないと思うんですが・・・
    むしろレスオプションが出来ないことによるデメリットが大きいと思います。

    これをお得というのは間違っているかと。
    2020年08月07日 23:38
  • なまっくす

    to Dan Marinoさん

    マイナーチェンジ時ならいざしらずまさかここでのリチウム化!

    UXの今年の年次改良は、ラゲージの拡大がメインのようで、電池はそのままと思われます。
    2020年08月08日 00:10
  • うめてん

    デジタルアウターミラーはモニターをわざわざ助手席側につけなくても、運転席周りにつけた方が目線移動も少なく見やすいと思います。ナビ画面が分割できる仕組みになっているのでナビ内に映像を出力するなどの工夫が欲しいですね。
    他の改良部分は良いですねー特にバッテリーの変更は嬉しいです。見た目も内装も好みなので車幅問題がなければ買い換えたい(笑)
    2020年08月08日 00:10
  • なまっくす

    to Toroさん

    コメントありがとうございます。
    考え方がいろいろあると思うのですが、ブラインドスポットモニターやパーキングサポートブレーキといった非常に装着率の高いオプションを標準装備することで、「安全装備はすべて標準装備」ということで車両全体のイメージが高まるのと、定価がアップすることで、その分の下取り価格向上が期待できるという側面があります。(メーカーオプションは下取り価格には通常反映されないので)
    ただ、そもそもこれらの装備は不要、という場合は確かにお得とはいえませんね。
    2020年08月08日 00:14
  • なまっくす

    to うめてんさん

    デジタルアウターミラーのモニター、スピードメーターの左右につくのがカッコいいと思います。実現してほしい〜

    今回のESの改良はユーザーの声も踏まえた改良が地味に行われているのが好印象ですね!ここでリチウムイオン換装は初期オーナーさんにとっては複雑な心境と思いますが、ホント驚きです!
    2020年08月08日 00:17
  • ひろ

    一回目の年次改良で電池交換は先に買ったちょっと可哀想な気がしますね。。
    これやると新車種は買いにくくなる気がします(-_-;)
    2020年08月08日 00:42
  • ダイフサ

    パワーウインドウスイッチの加飾と、リチウムイオンバッテリーによる燃費向上はいいですね。今でも燃費の良さに満足していますが、さらに良くなるなんて。

    リチウムイオンバッテリーになることにより、運転感覚も多少変わりますか?
    2020年08月08日 00:58
  • 昭和の最後

    私的にはパノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキがバージョンL以外で、デジタルアウターミラーがFスポで選べなかったことの意味がまるで分からないのですが…。

    ESでニッケル水素だったのが改善されるのは遅いですが良いことですね。
    レクサスみたいに指名買いする客をバカにした商売のやり方がだんだん難しくなってきた時代なんだと思います。
    2020年08月08日 09:16
  • ES乗り

    納車後、5か月で、この年次改良とは、うらやましすぎます。
    カムリがリチウムで、ESニッケルという状態には、違和感たっぷりでしたけど、その上、ウインドウスイッチパネルも加飾されるとは、言葉もありませんね。
    また、売り上げ台数増加しますかね?
    2020年08月08日 09:17
  • 昭和の最後

    スミマセン。バージョンL以外で、でした。
    2020年08月08日 09:17
  • SA

    マイナーチェンジはいつ頃と予測されますでしょうか。ベストカーには2022年と記載があったのですが。

    個人的に一番希望するのが、AWD設定と、取り回し改善のための4WSです。
    2020年08月08日 19:55
  • TM

    いつも有益な情報ありがとうございます。トヨタ・レクサスのFFシャーシは良く出来ていると思います。しかし当方が古い人間なのか大型高級セダンはFRが本流だと思ってしまいます・・・すみません批判でなく本当FFシャーシが良くなったからFRシャーシに期待していたんです。12年ぶりの新型を楽しみにしていたのに・・・快適安定などで結局W222を選びました・・・忸怩たる思いです。セルシオ時代から本当に好きでした。FFもいいですがFRで海外を破って欲しい。
    2020年08月08日 23:20
  • なまっくす

    to ひろさん

    当初からなぜ「ニッケル水素?」と言われていただけに・・・
    しかしマイナーチェンジ前にこれを搭載してきたということは、来年のMCはないのではと推測します。
    2020年08月10日 12:41
  • なまっくす

    to ダイフサさん

    ES、実用燃費いいですよね〜
    この車格でコンスタントにリッター20km/Lを達成するとはすごいと思います。
    トヨタ/レクサス系なので、運転フィーリングには影響ないようにチューニングしていると思いますが、「10kg」の軽量化の影響はゼロではないかもしれません。ハイブリッドバッテリーの充電スピードなど違いがあるんでしょうか・・・モデル途中で電池種類が換装されるのは非常にレアなケースなので情報を待ちたいところですね!
    2020年08月10日 12:45
  • なまっくす

    to 昭和の最後さん

    ESは"version.L"が豪華装備で、こちらに誘導するかのようなオプション設定は確かに疑問がありましたね。
    ESは標準グレードでも十分装備を持ちますから、今回パノラミックビューモニターが装着可能となったのはとてもいいですね〜
    2020年08月10日 12:55
  • なまっくす

    to ES乗りさん

    ESがニッケル水素というのはなにか理由があったものと思われますが、このタイミングでリチウムイオン化による燃費向上と軽量化を両立したのは驚きですね

    スマホ関係の使い勝手などの改良も含め、ユーザーの声を反映した改良と思われますから今後のマイナーチェンジも期待できるかもしれません。
    既存オーナーさまの心情的には複雑なところもあると思いますが、しっかり改良を実施する車は人気アップにも繋がりますので、将来的な価値にも影響があるものと思われます。
    2020年08月10日 13:03
  • なまっくす

    to SAさん

    ESのマイナーチェンジですね!
    通常であれば発売から3年後の2021年ですが、今回リチウムイオン電池への換装という大きな改良を実施してきたことから、2022年が妥当なラインと考えます。AWDの設定は考えていると思いますので実現度は高そうですが、4WSに関しては、FF駆動車での採用は現在の環境だと難しそうですね・・・最小回転半径ななんとかしてほしいですね!
    2020年08月10日 13:09
  • なまっくす

    to TMさん

    大型高級セダンはFR!確かに根強い意見ですし、私もそう思う1人ですが、大型SUVの台頭やハイパワー化による4WD採用車種の増加などもあり、古典的なセダン型のFRモデル以外の選択肢が本当に広がりましたね。

    日本メーカーのFR車の新規開発は今後ほとんど見込めないでしょうから既存のLS・ISには奮闘してほしいところですが、現時点での改良内容を見ると限定的なものになりそうで、世界のライバルとの差を縮めるのは難しそうですね・・・
    2020年08月10日 13:14
  • かずぽん

    こんにちは。
    今回ESのマイナーチェンジとほぼ同時期に発表された兄弟車カムリですが(まだ米国での発表ですが)こちらはADASに最新のTSS2.5+を載せてきているとの記事を見ました。
    https://car-repo.jp/blog-entry-2021-toyota-usa-camry.html

    ESの発表内容を見るとこちらはTSS2.0のままのようですね。
    カムリに載せるならESにも当然と思ってしまいますが、こういった出し惜しみ?をしてしまうのがなんとも残念です。多分また半年~1年後くらいに載せてくる可能性ありますよね?
    2020年08月10日 20:20
  • なまっくす

    to かずぽんさん

    毎回鋭いですね!
    そうなんです、カムリは確かに「2.5相当」のものを搭載してくるようですね。北米のニュースリリースに正式掲載されています。
    https://pressroom.toyota.com/vehicle/2021-toyota-camry/

    今回は何からの理由でまにあわなかったものと思いますが、ISに搭載される、ドライバー異常時停車システム(LTA連動型)はカムリには搭載されていないようです。来年はおそらくレベルアップするものと思います。
    2020年08月12日 14:16