これは凄い!ブルーバナナ社「アクティブブレーキホールド」!

レクサス車の電子系のアフターパーツを開発している「ブルーバナナ」さんから先日発売された、「アクティブブレーキホールド」(ABHC-01)をLEXUS LC500hに装着しましたのでレポートさせていただきます。
結果、あまりに快適で驚いてしまいました・・・!

139070064.jpg

第3世代レクサスでは標準装備されている「ブレーキホールド」はうまく使えば大変便利な装備ですが、輸入車等で一般的なブレーキホールド機能と異なり、次のような特徴があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1)エンジンOFFでリセットされるので、エンジン
  始動後、毎回最初に「HOLD」ボタンを押下
  する必要がある。

2)オートホールド後、始動の際は、「アクセル
  ペダルを踏む」が、このとき勢い余ってペダ
  ルを踏むと車両がギクシャクする

3)信号がもう少しで変わりそうなときなどオート
  ホールドを動作させたくないときでも車両停車
  後、ホールドがかかってしまう

4)車庫入れ時などの切り返しの際に、いったん
  停止するとオートホールドが機能し、バック時
  にクリープ走行ができなくなる(アクセルオン
  する必要あり)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1)については単純に面倒くさくて、そのうち使わなくなった、という方もいらっしゃるようです。(もったいないですが・・・)

2)については、一部の輸入車のように、ブレーキペダルを踏み込んで解除する方式だと、アクセルを踏みませんので、「クリープ走行」が使えるのでギクシャク感が解消します(特に高速道路での渋滞時)

3)については、一部の輸入車のように、ブレーキホールドを動作させる条件が「ブレーキを踏み込む」という動作とすることで、好きなタイミングでホールド対応が可能です。

4)については、現時点の市販のキットでは対応できず、「車速信号」を取得する必要があります。(時速15km/h以上で動作など)


img_03.jpg


このように、「ブレーキホールド」機能はたいへん便利ですが、メーカーにより動作方式・解除方式が微妙に異なります。
今回の「アクティブブレーキホールド」は、トヨタ/レクサス方式のブレーキホールド機能を使用するうえで感じる、上記1〜4の問題点を解決してくれるすばらしい装置で、久々にカー用品で感動しました(笑)


当方は、現在、特に上記の「1」(毎回ブレーキホールドスイッチを押下すること)が特に面倒であり、それを解決するため、市販の「簡易スイッチ」を愛用しており、これは安価で大変よい製品ではあるのですが(耐久性もある)次のような制御のため、制約事項がありました。

<簡易スイッチでの制御とは>
・「イグニッションオンから一定秒数(5・10・15秒のいずれか)経過後に自動的にHOLDボタンを押下する」
・「その際に”シートベルトがON”かつ”ドアがクローズ”になっていないと無効」

そのため、次のようなパターンの場合は動作せず、不便に感じる点が多かったです。

パターン1)
「機械式駐車場からいったんクルマを出し、エンジンを始動したまま車から降りて、機械式駐車場を格納、格納後再度クルマに乗り込む」という場合。この際、一連の動作中に、一定秒数が経過しているため、オートブレーキ動作が無効になり、結局、手動で設定する必要がある。

パターン2)
ディーラーや宿泊先のホテル等の駐車場内(私有地)において係員がクルマを移動させる際に、シートベルトをしていない場合、エンジン始動後、一定秒数(5.10.15秒のいずれか)経過後に、自動的に「HOLD」ボタンを動作させるため、メーター内のインフォメーションディスプレイに「ブレーキホールド無効」の警告メッセージが表示されてしまい、混乱させてしまう。

th_IMG_5167.jpg


さて、ブルーバナナさんの「アクティブブレーキホールド」はこれらを解決してくれる装置なのですが、この製品を使用してみて「良いな”」と感じたのは、2モード(純正モードを含めると3モード)を任意に切り替えすることができることにあります。

この製品は、基本的には「スマートモード」で動作します。

これは、純正の動作に近いもので、車速が「15km/h」を超えたときに、「自動的にブレーキホールドスイッチがONになる」(シートベルトとドアが閉まっているのは当然として)というものであり、まさに理想的な制御です。かつ、もちろんエンジンOFF後に、再度ブレーキホールドのスイッチを操作する必要はありません。
(つまり、一度設定すれば、ブレーキホールドスイッチを触ることすら不要)


具体的には、クルマに乗り込み、最初はご覧のとおり、ブレーキホールドのサインは表示されていません。

th_IMG_5147.jpg


しかし、車速が「15km/h」を超えると、自動的にブレーキホールドのサインが表示(右側の「BSM」の真下)され、停車後に自動的に「HOLD」サインが点灯し、ブレーキホールド制御がされます。

th_IMG_8110.jpg


ここまでは市販のブレーキホールドキットでも実現していますが、「アクティブブレーキホールド」の特徴は、もう一つの「アクティブモード」を搭載していること。

これは、メルセデス・ベンツ等の車の制御に近いもので、「ブレーキホールドの動作開始タイミングをドライバーに委ねる」ものです。

つまり、車が停車すると自動的にブレーキホールドがかかるのではなく、「ブレーキを強く押し込む」ことでブレーキホールドを成立させるというものです。
長い信号待ちが明らかな場合のみブレーキホールドをしたい場合は、こちらのアクティブモードがオススメ。
また、この操作方法は、ブレーキホールド登場前のレクサス車に装備されていた、「ヒルスタートアシスト」とほぼ同様の操作なので馴染みのある方も多いと思います。

ブレーキホールドを解除する際は、「ブレーキを再度強く踏み込む」または「アクセルオン」のいずれかですので周囲の状況や身体の疲労具合により好みの方で解除することが可能で、こちらも理想的です。

th_DSC00922.jpg


なお、アクティブモードへの切替方法は、「Dレンジ」で走行中に、「HOLD」ボタンを2秒以上長押しして離す、これだけです。
(つまり、渋滞に突入することが明らかにわかるときなど、低速での走行時にも切り替えができる!)
なお、スマートモードへの切り替え方法は、「Pレンジ」のときに「HOLD」ボタンを2秒以上長押しして離す、これだけです。

th_IMG_0842.jpg


さて、問題はブレーキホールドキットにそもそも部品代で「約1.6万円」、工賃で「約1万〜1.7万円(車種により異なる)」という価値があるのか?という点ですが、これは個人の価値観により異なると思いますが、本製品についてはそのメリットはあると思っています。

●ブレーキホールドの制御が2種類から選べ、任意に切替可能

●ボタン操作で「標準モード」に戻せるので、ディーラー入庫時やホテル・旅館でのバレーパーキング時にも困らない

●後付スイッチがなく、内装の美観を損なわない


最後に注意事項です。

【対応車種】
2019/1/21時点では、「ハイブリッドモデル」にのみ対応しています。

UX250h、RX450h、LC500h、ES300hにおいて動作が確認できていますが、これらのガソリンモデル(UX200、RX300、LC500)では現時点では適合しません。

【取り付け】
「アクティブブレーキホールド」の取り付けについては、市販のブレーキホールドキットを取り付けた経験がある方なら、難易度はそれほど高くないと思いますが、第3世代レクサスについてはどの車種もかなり内装をバラす必要があるので、慣れない方は専門業者への依頼が良いでしょう。(車速の通信信号を取るため、助手席左下から、シフトノブ周辺にあるブレーキホールド制御線まで配線を引き回す必要があります)

【購入方法】
2019/1/21時点では、ブルーバナナさんの公式サイトにて「アクティブブレーキホールド」(ABHC-01)の販売が行われています。
(品切れの際でも定期的に在庫が入荷するようなので適宜チェックしてみると良いと思います)
http://bluebanana99.shop-pro.jp/?pid=139070064

その他、ブルーバナナ製品を扱う専門ショップでも注文・取り付けが可能です。

関東エリアでは、神奈川県海老名市の「シンクデザイン」さんではレクサス車で多数取り付け実績があるので安心しておまかせできると思います。(事前に作業予約が必要です。作業中は徒歩圏内での「ららぽーと海老名」などでのショッピングもオススメ)
http://www.think-design.jp

<RX450hでの取り付け事例>
https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/42419864/

<UX250hでの取り付け事例>
https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/42309563/


なお、「ワンダー速報」さんでも「UX250h」で「アクティブブレーキホールド」の取り付けレポートが公開されていますのでご参考ください。
UXは分解難易度が高いため、ブレーキホールドキットを取り付けされる場合はTV・NAVキャンセラーと同時が良いかもしれません。

http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-2630.html

なお、TVキャンセラーもそうですが、アフターパーツの取り付けはあくまで自己責任で、その部分に起因する保証に関してはメーカー保証外となる可能性は否定できません。その点はご留意いただく必要がありますね。

この記事へのコメント

  • ダイフサ

    ブレーキホールドは今回の車が初めてなので、まだその良し悪しを評価できるに至っていませんが、この製品の「アクティブモード」は特に良さそうですね~。
    ブレーキホールドしたくないときも結構あるのではないかと思いますし、渋滞時はクリープで発進することが多いと思いますので。

    ESでも適合するのなら、TVキャンセラーと一緒に取り付けてもらおうと思います。

    2019年01月22日 22:55
  • ボウ

    これはいいですね。
    なまっくすさんもシンクデザインで取り付けされているのでしょうか?
    2019年01月23日 18:36
  • なまっくす

    to ダイフサさん

    ブレーキホールドは非常に便利ですが、そのうち「あれ?」と思うときが出てくると思います。今回のパーツで解決できますが、必ずしも必要なパーツではないので、しばらくお乗りになって決められるのも良いと思います。
    指摘には必須に近いパーツなので満足度が高いと感じました。
    2019年01月23日 20:56
  • なまっくす

    to ボウ さん

    コメントありがとうございます。
    内装系のパーツはたいてい自分で分解して取り付けをするのですが、LCはナビゲーションシステム等へのアクセスが非常に難易度が高いので、今回はプロ(シンクデザインさん)にお任せしました。
    内装を傷つけたりすると工賃以上にかかってしまうので・・・
    2019年01月23日 20:58
  • うめてん

    本日シンクデザイン様でブレーキホールドを取り付けてもらいましたが、使えば使うほど素晴らしい商品ですね。
    毎回ボタンを押すのが煩わしかったので、この作業から解放されたのが有難いです。
    2019年02月23日 18:12