https://lexus.jp/models/ux/special/answer/

UXについては、事前の手厚いプロモーション活動といい、開発担当者(加古慈氏)も様々な媒体でPRされていますし、今回はついに販売店の担当者まで公式サイトで座談会を披露するという今までのレクサス車にない手法が取られています。
オーダーが極端に「UX250h」に偏っていることと、当初想定よりも販売数が伸びていない(推測)ということもあるのでしょう。
発売後にこれだけ販促活動を行うのは今までのレクサスでも初ですね。
ほとんどめだった販促活動をしていない「ES」との違いは明らか。
UXは実質4グレードありますが、”標準”を選択されている方が極めて少なく、”version.C”の比率も予想より低いと思われますし、ボディカラーや内装カラーもバリエーションの割にはかなり選択が偏ってしまっている印象です。
UX独自の「コバルト」などはもっと多くの方が選択しても良いように思うのですが・・・(ダッシュボードの「和紙調」部分も専用カラーですし)

現時点で購入のネックになっていると想像されるのは「ラゲージの狭さ」、「SUV感の乏しさ」、「内装の質感(ドアトリム等)」、オプションが多いための「価格の高さ」であると思われますが、これらもそれぞれ狙いがあるはずなので、その点についても今後コンテンツでしっかり触れてくれればと思います。

ただ、第1回めの内容を見る限りは、「ラゲージ」のことには触れていないのは残念でした。(隠しているように思えてしまう)
レクサス車は大衆ブランドではありませんので、万人受けする必要はなく、コンセプトやデザイン等に共感して購入してもらえればいいわけですので、その開発者の思いをしっかり伝え、共感して購入していただけるファンを増やすことも重要と思います。

積載性に関していえば、後席を倒せば大抵のものは積めますし、フロアが高くて荷物の持ち上げは少し大変ですが、一度持ち上げればフラットで、おろしやすいとは思います。高さがないのはライバルと比べても不利な点はあるのは如何ともし難い分ですが・・・
【天地高さ比較】
UX・・・555mm
X2・・・675mm
XC40・・・720mm
Q2・・・670mm
しかし、ラゲージ左右の小物入れも結構活用できますし、「ハンズフリーパワーバックドア」も設定してありますしね。
走りを良くするためホイールベースをあえて短めに設定し、デザイン重視のためこのような結果になっているのだと思われますが、その他の理由も含め、「狙い」をもっとPRしてくれてもよいのではと思いますし、今後のコンテンツにも期待したいと思います。
さて、明日、明後日と「ES」、「UX」が納車される方も多いと思います。
今回が初レクサス車という方は、納車式の際には少なくとも、係員の方に、お手持ちのスマートフォンの「Bluetooth」の接続設定をお願いしておいてください。もちろんあとで説明書を見ながらでも設定できるのですが、納車時に設定しておくと、ハンズフリー通話や音楽のbluetooth再生が可能など、なにかと便利です。
■UXとES 納車されたらリモートタッチ等の初期設定も忘れずに!(2018/12/4)
http://www.namaxchang.com/article/463061184.html?1547822122
また、「リモートタッチ」は2017年以降改良されたものはレスポンスもよく操作性もだいぶ向上していますが、「左手」でのタッチパッドの操作には少し慣れが必要です。レクサスのタッチパッドの操作についてごく基本的なことですが、実は気づいていない方もいらっしゃる点を何点か紹介させていただきます。

■「決定」操作は、タッチパッドを押し込むのではなく、「ダブルタップ」が簡単!
「決定」をするときに、タッチパッドを押し込むのには多少力が要りますが、「ダブルタップ」(タッチパッドを”トントン”と軽く2回タップする)でも決定と同じ動作となります。こちらの方が操作性が良いと思いますのでぜひためしてみてください!(当方は、ダブルタップでしか使いません)
■地図の縮尺変更は「2本指」で行う
某モータージャーナリストも試乗レポートで、「画面の左下にある「+」「ー」で縮尺を変えるのが面倒で要改善!」と発言していましたが、第3世代のレクサスでは、基本的に地図の拡大縮小はタッチパッドでの「ピンチイン・ピンチアウト」で行います。
地図の縮尺もかなりこまかく調整できるので、ぜひ左手での操作に慣れてください。
ただし、画面右側のサブウィンドウに地図を表示した場合はピンチイン・ピンチアウトでの地図スケール変更はできません。
■スマホアプリ「Navi-con」や「smart navi link」などレクサスナビと連携する地図アプリをインストールしておく!(無料)
標準ナビで文字入力するより、スマホアプリで検索して、ナビへ転送するほうが検索精度も高く、時間も短縮できます。予めお手持ちのスマホにインストールしておくことをおすすめします!(UX・ESにも対応しています)
新くオープンしたランドマークを検索したい際や、難しい漢字を含む検索が必要な場合は車両標準ナビだとずいぶん時間がかかります。オーナーズデスクにナビ設定をお願いしてもよいのですがスマホアプリでの検索の方が遥かに速いです(助手席の方に操作してもらえば、運転中もOK!)
■使ってますか?スマホアプリ「NaviCon」(2018/1/23)
http://www.namaxchang.com/article/456400672.html
アプリで目的地を検索して、画面したの「ナビへ送信」するだけで、目的地設定が完了します。

それでは納車される皆様にとってもすでにレクサスライフをお送りされていらっしゃる方にとってもよい週末になりますように!
この記事へのコメント
Danmarino
納期もそれなりに伸びてはいるので悪くはないと思います。どうも車の性格として割り切ったっぽいところがライバル車と比べて目立っているのでしょうか。それにしてもガソリン車のハイオクはちょっとまずいと思いました。これだったらBMWのX2とかメルセデスの新型Aクラスの方が正直良かったです。内装の質感もその両車の方が良かったのではないかと思います。我が家もほぼ新型Aクラスに決めていたんですよ。でも神風が数回吹きましてUXとなりました。これ本当ですよ!
DSS
一昨日の夕方のことですが、地元で車で走っているとライトを付けたUXが走っているのを確認しました。今までにないライティングパターンでカッコ良かったですし(特にリア)、遠目に見るとSUVではなくハッチバックに見えました。
US、NX、ESは価格的にも良心的で、主力モデルになりそうですね。いっぱい売り上げて、その資金でLCやLS、GS/IS/RCの後継モデルに力を注いでいってほしいです。
ガソリンは全然大丈夫だそうです(笑)
そして、なまっくす様がブログで紹介されていた「UX のすべて」がラウンジにおかれていたので流し読みしたのですが、開発に携わった方は「ハッチバックと思って開発している」風な文章がありました。
やはり実質CTの後継をSUV風に仕立てた感じなんですかね。
試乗した際、二人で乗るにはちょうどいい感じで、もう少しモーターの押出が欲しいと思いつつも、気づいたらしっかりスピードが出ている印象です。
内装は確かに残念な部分ありますが、運転している時は気になりませんでしたし、走りと乗り心地面ではNXなどに比べてしっかりと進化を感じられて悪くないなと思いました。
現在現行ISに乗っているのですが、新しい車に乗ってしまうと欲しくなってしまいますね(^-^;)
gh4300
日曜になり、会社の後輩はUX納車日です。早速、販売店に出掛け、同じ仕様で後輩の250hを拝見して来ました。内装の赤い本革は、明るすぎず落ち着きがあり良かったです。
1月になり、UXはESの契約に対して伸びていないですね。C-HRとUXを比較対象にする、お客さんは、見積り提示で価格に差があり、UXの機能や新型エンジンの違いに金額が見合わないと思うのでしょうか。
ハリアーをNXと似た仕様にする場合には、どれだけ部品を追加しなければならなくて、お金も時間もかかる。
UX 200 の生産ラインや、部品製造先は、暇なのではないかと心配しています。
レクサスのホームページを昨日の朝読みましたけど、購入したいけど迷っている人が、欲しい情報は、ソコじゃなくと思いました。
アキラ
どれだけ受注残を捌けるか!?
gh4300
RAV4、次に発売されるまで、待つかのもありでしょうね。UXを発売前から考えていた人なら、既に決断しているはずです。予測より販売が伸びない200は、ハイオクが問題なのか、荷室が狭いからなのか。
いい車ですけど、工場オプションでの価格戦略が、ミエミエでしょうか。
なまっくす
ついに後輩の方が納車されたのですね!
UXはフレアレッドが大変人気ですが、中央のブラックのラインなど配色が良いのも人気の秘密でしょうね。
UXの販促活動がこれだけ盛んなのはなんとしてもガソリンモデルを売りたいということでしょうから、もっとガソリンモデルの魅力をPRしてほしいところですね。
開発陣は、外見がSUVで中身はハッチバックを目指したということですが、やはり結構な多くの方はSUVタイプの車には室内の居住性や見晴らしの良さ、積載性を重視しているのでしょうね。そこが事前人気とのギャップが生じているように思います。まさに、コンセプトに共感された方が購入する、という感じでしょうか。
なまっくす
UX250hの方はだいぶ納期が延びてきましたね。
「UXのすべて」を見てライバル車と比較してみてもUXの割り切り具合が目立ちますね。私的にはガソリンモデルのほうが好みなのですが、レクサスの優位性はやはりハイブリッド技術にあるので、ガソリンモデルは他ブランドと比較されてしまうんは厳しいですね。
レクサス公式サイトの情報より、DanmarinoさんがなぜメルセデスAクラスからUXにされたのか、というレポートの方が説得力がありそうですね!
なまっくす
なんと!もう目撃されたんですね。
実は私はまだ未だにUXを見かけたことがなく・・・結構納車が進んでいるはずなのですが、夜間のライトのリヤ点灯状態はかっこいいですよねぇ。
これからもしばらくはSUVタイプの車が販売の主体になると思いますが、典型的なセダン・クーペと行ったモデルについても海外勢に負けないようになんとか存続してほしいものです。
特に次期ISには本当に期待したいところです。
なまっくす
次期NX、確かにどうなるのでしょうか?
トヨタ/レクサス共用のGA-Cプラットフォームを使うのでしょうか。
NX・ハリアー・RAV4は用途も性能もかぶる面が出てくるので棲み分けが難しそうですね。
となると、レクサスはUXと同様少し個性的な方向性に進むかもしれませんね。
なまっくす
コメントありがとうございます。
今回のUXはホントハイブリッドに人気が集中していますね〜
UXについてはまさにそのとおりで、開発担当主査がCT200hのMCモデル担当者ということもあり、実質的な後継車の位置づけとして、あらゆる世代の方が乗りやすいクルマづくりをしているのだと思います。
そのため、同じSUVカテゴリと見られますが、NXやRXのような純SUVではなく、ハッチバック車をイメージしているのでしょうね。そして、それが見た目の外見と多少ギャップがあるのでしょうね。
プラッチフォームが一新されているので進化している部分は多いですが、ISにはやはりFRモデルとしての操舵感や気持ちよさもあるので、悩ましいところですね。
なまっくす
そろそろ愛知県内の工場でのUXやESの生産を開始しないとホント九州・宮田工場がパンクしてしまいそうですね。
さすがに5ヶ月待ちとなるモデルが多すぎると思いますし、消費税増税の時期になってしまうと・・・
なまっくす
エコカー減税が継続されますので、UX200とUX250hの実質的な金額は変わらず、あとは燃料代と静かな車内、燃費差でやはりハイブリッド、となってしまうのはやむを得ないのでしょうね。
AWDモデルがUX200にもあればまた状況は違うと思うのですが・・・。
UXはオプションが豊富なのは嬉しいですが、つけすぎるとNXを超えてしまうというのも悩ましいですね。
公式サイトでは、UX200ならではのセールスポイントをぜひPRしてほしいですね。AWDモデルの追加もできるとは思うのですが・・・